未知の国・コロンビアからの便り(67)
コロンビア民芸博覧会2004 −2−
読者の皆さん、こんにちは。
今回は実際に出展されていた内容を抜粋してご案内します。


南米でバナナ生産と言えば隣国エクアドルが有名ですが、実はコロンビアもなかなかの大生産国です。世界でも有数の生産量を誇り北米・欧州などに向けて出荷されています。今回は「コロンビアバナナ」宣伝の為のブースが設営されていました。
コロンビアバナナは主に国内北部の熱帯雨林地帯で生産されており、チョコ州などが有名です。
ここでは購入しませんでしたが、やはり一大生産地という事もあり、市内のスーパーでも格安の値段で購入する事が出来ます。
そして画像右側は国内南部・プトゥマヨ州からの出展です。ここでは椰子の芽(Palmito)の缶詰を宣伝していました。
白くシャキシャキとした食感はなかなかのものです。
プトゥマヨ州自体は特に目立った観光資源が少なく、逆に国内でも有数の紛争地帯である事から避難民が多く、
貧しい州ともいえます。ただ、将来有望視されている石油層があるようです。


上記左側画像はアマゾン地帯からの出展者です。自然木の形をそのまま生かした楽器類を展示・試奏していました。
コロンビア国内にはアマゾン地帯を含めいくつかの地域に原住民の居住区があります。私はまだそれらの地域に
足を運んだ事はありませんが、そこへ行き着く事すら容易ではない為、逆に観光地化されておらずに自然のままの生活が営まれているようです。
そして画像右側は首都ボゴタの北部・ボヤカ州名産のセラミック製品です。
ボヤカ産の煉瓦製品は首都ボゴタでの建物に多用されており、市内の大部分の建築物の外壁に使用されています。その為ボゴタの町並みはレンガ造りのものが多く見られます。


上記左側の画像、ダイナミックな焼肉(アサード)です。美味しそうですね。これは国内東部の大平原地帯・メタ州からの出展です。
メタ州は広大な平原を持ち、穀倉・牧畜地帯として国内の大供給元となっています。根っからのカウボーイが多いのもこの州です。牛が多ければ当然焼肉も一頭丸ごと解体しての豪快さです。画像では見えませんが、炭火で焼く肉はやはり格別ですね。
そして右側は首都ボゴタでは滅多に見かける事のないカケタ州で生産されている焼酎(Aguardiente)の出展です。
基本となるサトウキビ自体はどの州のものであっても大差ありませんので、あとはラベルだけですね。

こちらの画像は少々ブレてしまいましたが、先日ご案内しましたコロンビア特産の革製品です。期間中即売会をしていました。皮のジャケットや小銭・名刺入れ、靴やベルトなど豊富な品揃えで安価で販売されていました。
画像数の関係で全てをご案内する事は出来ませんが、各地方の名産品や見所を紹介する機会は滅多になく、年に一度のチャンスです。毎年7-8月頃に開催されていますので、この時期に首都ボゴタにいらっしゃる方は幸運です。
次回につづく
Copyright (C): Kenichi Arai