未知の国・コロンビアからの便り (71)

フードフェスティバル

読者の皆さん、こんにちは。

話としては若干古くなりますが、先日ボゴタ市内で「フードフェスティバル」が開催され、私も冷やかしに行ってきました。
市内北部の公園敷地をほぼ独占する形で4つのコーナー(地域)に分かれていました。

こちらは「Arepa de huevo」と呼ばれるものです。海岸地方・カルタヘナなどの名物です。通常のアレパと違い、中に割り落とした玉子が入っています。
カルタヘナなどではこれを「おもてなしの一品」として振舞う事があるらしく、先年海軍大西洋方面総司令部を公式訪問した際、巡洋艦内の食堂で艦長から「これはカルタヘナでは客人に対して振舞います」と説明されました。
中の具は玉子の他に挽肉が入っている場合もあり、画像のアレパは全て入っていて4,000コロンビアペソ(およそ180円)と少々高めでした。しかし、揚げたては何でも美味しいですね。

先日、東方大平原での豪快な焼肉(アサード)を紹介しましたが、この店は同じ焼肉でもネズミ科では世界最大級の「カピバラ」の焼肉です。辞書にも載っていないのですが"Chiguiro"と言うらしいです。
画像右側の男性が掲げているのがそれで、小さく切って試食の為に配っていましたが、私と同時に食べた隣の男性が「この肉は何だ?」と聞いたところ、「カピバラだよ」との返答に私は「・・・」
ちなみに、肉はまるで豚肉のような感じで、クニャクニャとした食感とともに何となくクセがあり、私には合いません。

左の画像は「揚げバナナ&チーズ」(Platano frito con queso)です。その奥には小ぶりのアンデスジャガイモもあります。それにしても、バナナを揚げただけでも高カロリーだと思いますが、それにチーズを載せるとは凄い・・・

そして画像右側はアレパの中でもよりとうもろこしの香りが強い「Arepa de chocolo」です。私はアレパの中ではこれが一番気に入っています。甘く香ばしい味は「ホットケーキ」を思い出させるもので、お子様に食べさせると喜ばれるのではないかと思います。二枚重ねで中にチーズを挟んでいる場合もあり、これも美味です。

画像右側はカウカ地方名物の練り菓子です。私は味見すらした事がないのですが、どうやら乳製品のようです。
カリの空港売店でもこれが販売されています。ココナッツの実を模した容器の中にたっぷりと入っていて、それを
スプーンですくって食べます。
カリの人はこれが大好きなようで、恐らく日本在住のカリ出身の方がこの画像を見たら「懐かしいっ、食べたぁい!」と叫ぶのでは。以前、LA在住のカリ出身の知人に「何か持って行くものは」と聞いた所、これを頼まれました。

食べ物の話になると尽きませんね。次回に引っ張りたいと思います。まだまだある郷土食を紹介します。

 次回につづく

Copyright (C): Kenichi Arai

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