未知の国・コロンビアからの便り(84)
パスト便り−21− 山本 薫
◇エクアドル小旅行記〜越境、温泉編
週末を利用して陸路エクアドルに行ってきました。
1日目金曜日快晴、目指すはオタバロの近くの温泉保養施設のある村チャチンビロです。パストから2時間、国境の町イピアレスで超お買い得な蛍光色ビーチサンダルを購入しました。
コロンビアの最南西に位置するナリニョ州は昔昔インカ帝国が征服した北限の地でもあり、そのせいもあってか私の住むこの州はコロンビアとエクアドルの文化が混ざり合った、あるガイドブックによると「独特な」雰囲気を持った場所であるそうです。
さて、国境を超えナリニョと何ら変わらない風景を目にしながらふと広い空を見上げるとエクアドル側から真っ黒な
重たい雲が空いっぱいに迫って来ます。背後に広がる真っ青なコロンビアの空との差にまるで空が境界線を引いているかのようです。ポツポツの雨から次第に激しい雷雨となり、一時大粒のひょうまで降って私たちの愛車74年型ランドローバーの隙間という隙間から雨水が入ってきて身も心も湿った気分でチャチンビロに到着しました。
温泉に囲まれた宿泊用の薄暗い小屋にチェックインしてからすぐさま水着に着替え、さあ入るぞ!と外に出たのですが、雨がシトシト「さ〜む〜」と両腕を抱えてお湯までチョコチョコつま先で走りました。
雨、夕方、湯気、霧、眼鏡なしと視界を妨げる要素たっぷりの空間で温泉につかりました。温泉はエクアドルで11番目に高いコタカチ火山(4939m)を水源としていて、外傷、神経痛、リウマチなどに効くそうです。
今のところ体に痛みの無い私たちは張り切って、まずは50度〜55度の熱いお湯(しかしこれは熱すぎて入れたものじゃない。眼鏡なしの夫はサインを読まずに飛び込み飛び出たため、後ほど足がヒリヒリ状態になる)それから40度のお湯、ジェットの泡が出る湯舟(管理人さんにお願いしないとジェットの泡のスイッチは入らない)滝状のお湯に打たれる湯舟(場内裸禁止なのに裸の中年夫婦が入っていて少し焦る)サウナ(山の斜面から流れるお湯を利用した密封
小屋)泥風呂(本日はありませんと言われる)大きくて深いプール(回転飛び込みなど小学生のとき以来の技を楽しむ)などツアーしました。
次回につづく
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パンアメリカン道路の乾燥地帯を行く

玉ねぎを載せたトラックを追い抜く。後ほどまた追い抜かれる