ワインは友達 その2
ワイン用語いろいろ どんな趣味の世界でもそうですが、ワインの世界にも専門用語があります。そして、ワインの専門用語特有の問題点は「やたらと鼻につく」こと(笑)。でも、やっぱり「この言葉を使わないと!」って瞬間があるんですよ〜(^_^;)ということで、基本的なワイン用語を以下にご紹介。ポイントは「使いすぎない」「よくわからないときは平易な言い回しで」要するに、お役所言葉と一緒です(笑)
〜基本単語あれこれ
◆エチケット... 「こんなの飲みました」でもよく出てくる言葉ですが、ワインのラベルのこと。レストランで飲んだワインが気に入ったときは、お店の人に「エチケット下さい」と頼んでみると、たいていシールではがしてくれます。(グラスワインは別ね(笑))
◆ブション...ワインの蓋をしているコルク。ソムリエさんが抜栓した後にくんくん匂いを嗅いでますが、あれはコルクに付着しているワインの香りを嗅ぐことで、ワインの劣化の有無を判断するんだそうです。素人がやっても様にならないので注意(^_^;)
◆デュミ/マグナム/ドゥブルマグナム...いずれもボトルの大きさを指す言葉。「デュミ」は通常サイズ(因みに通常サイズは750ml、「ブティーユ」と言います)の2分の1、マグナムは2本分、ドゥブルマグナムは4本分。もっと大きいサイズもありますが、まぁ普通見かけるのはせいぜいこれぐらいまでかな?ワインの産地によって若干のバリエーションがあります。
◆ブーケ...花束にあらず。ワインの香りのことです。でも、本当に花束みたいな香りがすることが結構あるんですよね。
◆セパージュ...葡萄品種のこと。もちろん赤ワイン用か白ワイン用かで違いますし、産地によっても様々な種類があります。複数のセパージュをブレンドして作られるワインもたくさんあります。セパージュごとの特徴を覚えておくと、飲んだことのないワインでもだいたい雰囲気が掴めますよ。
◆デギュスタシオン...利き酒、テイスティング。レストランではじめにちょっとだけワインを注がれ、「どうぞ」と言われてびびってしまう、あれ(笑)。基本的には色を見て香りを確かめて口に含んでしばらく味わってから飲む、という流れですが、客の立場としては「美味しさを楽しむ」のが一番の目的ですから、そんなに形にこだわらずに楽しみましょうヽ(^o^)ノ
◆マリアージュ...ワインと料理の相性のこと。英語で言うところのmarriage、「結婚」と同じ言葉、というのがエレガントな「おフランス」っぽいですね〜(笑)。良いマリアージュに巡り合わせると、言葉で表現できないほどの感動を覚えます。
◆セディマン...年数の経ったワインにみられる澱のこと。ワインの成分が固まったものですから害はありませんが、混ざると風味が落ちますので、セディマンの出ている古いワインは飲む前数日間は立てておいてセディマンを底に沈めておいたり、デキャンタージュして澱を取り除いたりする必要があるわけです。
◆デキャンタージュ...ワインをボトルからデキャンターに移し替える作業。ワインを空気に触れさせて香りが開くのを促進する、口当たりを滑らかにする、セディマンを取り除く、などの意味があります。古めの赤ワインには必須のイベント。ソムリエさんの見せ場でもあります。ボトルがデカイと大変だそうです(笑)師匠談。
〜ワインはタダの葡萄汁にあらず
◆スティル・ワイン... 普通「ワイン」ときいてぱっと思い浮かべるのが、このスティル・ワイン(非発泡ワイン)。お酒の種類としては「醸造酒」の部類です。
◆スパークリング・ワイン...発泡性ワイン。お祝いの席には欠かせませんね。よく、発泡性ワインをひっくるめて「シャンパン」と言う人がいますが、「シャンパン」の元ネタ語「シャンパーニュ」は、文字通りフランスのシャンパーニュ地方で生産されるスパークリング・ワインにのみ使用を許されている名称なので注意。イタリアのスパークリングなら「スプマンテ」、スペインのスパークリングなら「カヴァ」等、生産地方や作り方によって様々な名称があります。
◆フォーティファイド・ワイン...醸造過程でアルコール分を添加し、濃厚な風味を持たせたワイン。どろっとした甘口のお酒になります。シェリー酒やポート・ワインが有名。
◆フレーヴァード・ワイン...ワインに香料を加えて香りを高めたもの。こじゃれた居酒屋でよく出てくる「サングリア」は、この一種。
◆貴腐ワイン...分類上はスティル・ワインの一種ですが、ちょっと特殊なワインなので一項を設けてご紹介。葡萄に付着するカビの一種「ボトリティス・シネレア」という菌があります。この菌が葡萄に付くと、普通は当然葡萄がダメになってしまうのですが、ある一定の自然条件を満たした限定された年・限定された地域でだけ、この菌が付いた葡萄は樹になったままレーズン状になり、糖分が凝縮されます。この半分腐った状態の葡萄からワインを作ると、非常に糖度の高い極上甘口白ワインになるのです。これが貴腐ワイン。菌が綺麗に付くかどうかはまさに「神のみぞ知る」で菌が付かなければ作れないわけですから、生産本数が非常に少ない宝石のようなワインです。フランスのソーテルヌ、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイ・アスー・エッセンツィアが「世界三大貴腐ワイン」と言われています。
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