2006年4月14日 「あなた、卵巣腫れてるよ!」


街の産婦人科で、別件で内診してもらっているときのことでした。
「あなた、卵巣腫れてるよ!」と言われました。
私は突然のことでよく意味がわからず、ただ「はい」と答えることしかできませんでした。
内診がおわり、KU先生が「これは手術をしないといけないよ。血液検査をさせて欲しいから
血を採らせてもらっていい?」と言われ、わけもわからず採血をしました。
どうやら、左の卵巣が腫れているようです。右は、う〜ん・・・ごにょごにょという感じでした。


2006年4月21日 「紹介状書くから。」

採血の結果と診察のため病院へ行きました。
結果は、何か数値が高いようですが 私には よくわかりませんでした。
私は、前回卵巣が腫れてると言われてから本を読んだりインターネットで調べたりして
病名が恐らく 卵巣嚢腫 であることはわかっていましたが、先生は病名をはっきりと言わないので
「卵巣嚢腫ですか?」と聞きました。すると、先生は「そう。」とだけ答えました。
先生は、「手術は全身麻酔だから、ここではできないから紹介状を書くけど  どっちの病院にする?」
と、2つの病院名を挙げました。
私は、近くて通院もしたことがある病院を選びました。
その場で紹介状を書き上げたKU先生は「今から行ける?」と早く行くように私に促しました。
紹介先のKO先生とは10年間もの間一緒に仕事をした仲間で手術の経験も豊富で上手だよ。
と笑顔で話してくださったので、少し安心しました。


2006年4月21日 「総合病院へ」

紹介状を持ってその足で紹介先の病院へ行きました。
今まで何度か受診したことはありましたが、紹介状を出すのは初めてでした。
受付で紹介状を渡すと、ご丁寧に私が受診する産婦人科まで一緒に歩いて案内してもらえました。
待ち時間は、いつもよりはほんの少し短いように感じました。
私の番になりました。
先生が紹介状を読んだあと、いつから?自覚症状はあったか?など問診の後に内診をしました。
この内診で、私の卵巣が両方とも腫れていることを告げられました。
町の産婦人科KU先生が右の卵巣について、こっちは大丈夫とはっきり言わなかったのはこの事か ・・・
でも、どうしてだろう・・・?
嚢腫の中身は、歯や髪の毛。あと脂肪みたいな脂のようなものらしい。
左の卵巣は、髪の毛などと脂分がきれいに半分に分かれて入っていて、こっちは特に問題は無い。
右の卵巣は、たぶん、左と一緒だと思うけど、脂みたいに映るところが無く、
中が全部硬いように映っていたので、先生が、
「左は硬いのがたくさん入っていたら、もしかしたら取らないといけないかもしれないね」
と言いました。
取るということは、 卵巣ごと摘出してしまう と言うことです。
その時、硬いのは悪性の可能性があると本で読んだことを思い出しました・・・
「でも、片方とっても もう片方でちゃんと機能するから大丈夫だよ」と言われました。


2006年4月21日 「血液検査」

次は、血液検査をしました。
結果はすぐにでました。さすが大きな病院は違うな!と関心ました。
腫瘍マーカーのCA19−9という欄の数値が主に今回の病気について先生の判断材料になる ようです。
結果では、この数値が高かった。そして、なぜか先生は、
「この数値が高いから、これから内科へ行って診てもらってきて」と言いました。
なぜ内科?と先生に聞いたけど、そのときはよく理解できませんでした。
まだ先生と今日初めて会ったばかりなので緊張して詳しく聞けませんでした。
内科で問診票を書くことになったので、先生に聞きたいこと と言う欄に書きました。
「腫瘍マーカーの数値が高いといわれたので心配です」と。
書いたので、先生が教えてくれました。話によると、
腫瘍マーカーは腫瘍と名がつくため ガン!?とか怖いイメージがあるが、腫瘍以外の病気も
同じところの数値で判断するようになっているそうです。
なので、今回でいうと CA19−9という欄は
卵巣嚢腫の判断の他に すい臓の病気の判断材料にもなっているそうです。膵炎(すいえん)とか。
内科の診察では、問診とエコーがありましたが、特に異常はなかったようです。
「卵巣が治っても数値が下がらないようなことがあれば、また詳しく調べようね」と言われ終了。
また、産婦人科へ
次回、MRIの画像診断を受けることになりました。


2006年4月27日 「初めてのMRI」

MRIは予約が必要で、一番早い日が今日でした。
先週、看護士さんから説明を受けたとき、診断の1時間前から排尿禁止と言われたので
1時間も前からだと心配だと話すと、30分前にしてもらえました。
ダメと言われると よけいにしたくなってしまう。プレッシャーに弱いです。
おなかにある程度オシッコが溜まっていた方がきれいに映るということでした。
MRIの機械は初めてで、私の番になるまで壁の説明を何度も読んでいました。
MRIは、強力な磁力によって体の形を映すそうです。
お化粧や金属類などは外しておくのは当たり前だと思いましたが
磁力によってマスカラをつけたまつ毛が焦げることがある。と書いてあったのは驚きました。
私の番になりました。
専用の寝巻きみたいなものに着替え機械の上に寝ました。技師さんが言いました。
「これからドンドンと大きな音がして写真をとっていくからね。
20分くらいかかるけど動かないでね。動いたらやり直しになるからね。」
おなかと足をベルトで固定されました。動いたらやり直し。またプレッシャーです。
私は目をつぶって、ドンドンという音を聞いてみたり、
ぜんぜん違うことを考えたりして気を紛らわせていました。
無事、写真が出来上がり、産婦人科へ


2006年4月27日 「究極の選択」

MRIの画像をみて先生が言いました。
「やっぱり手術した方がいいね」 これで手術することは決定です。
腹腔鏡下手術と開腹手術がありますが、私は先生に方法について訊ねました。
「ここでは、片方の場合は腹鏡(腹腔鏡下手術)をやっているが、両方の場合は開腹(開腹手術)
しかやらないから、どうしても腹鏡がいい場合は別の病院を紹介するよ」との話でした。
えっ!そうなの? おなか切らないといけないの?予想外の展開でした。
二つの手術のメリット・デメリットは簡単に言うと、
腹鏡→良い所・・・傷が小さくて済むので痛みが少ない 悪い所・・・手術時間が長い
開腹→良い所・・・手術時間が短い 悪い所・・・傷が大きいので痛い
あと、腹鏡の場合は、出血の量や嚢腫を取り出すときに おなかに最初に開けた穴では難しいときは
途中で穴を広げないといけない場合もあるとのことでした。
それぞれの手術時間→ 腹鏡・・・2時間半くらい 開腹・・・1時間半くらい
痛いのも嫌だし、麻酔で意識がない時間が長いのも嫌だし、え〜どうしようぅ・・・
その場では決めることができず、決めたら再度 外来で行くことになりました。
「いつまでに決めればいいですか?」と聞くと、
「早いほうがいいな。ほかっておくと悪いのになるかもしれないから」
ここで言う 悪いの とは、たぶん
最初良性でも時間が経つと悪性に変わることがあるという可能性のことだと思いました。


一晩、考えました。
結果、開腹に決めました。
画面を見ながらこちょこちょやるより、おなかを開いてよく診てもらった方が安心かな。
あと、やっぱり自分の意識が無い時間は短いほうがいい。