11/10 雪のデュッセルドルフへ
5時起き。眠いですね、30分の違いでも。シャワーを浴び、朝食にトースト2枚を食べてメールを確認し、どうしても返事を急ぐものだけ返事を書いて6時前に20分ほど歩いてバスステーションへ。少し待っていると6時40分発のバスが来る。片道33ポンドでしたが、後で聞いたらチケットを往復で買っても1ポンドだけ高くなるだけで、しかも帰りのフライトが遅れるなどした場合でも時刻の変更は1.50ポンドで可能だったとのこと。なんてことでしょうね。知っていればそうしたのに。ぶつぶつ。途中2箇所バス停に止まってから、ブリストル海峡を渡りイングランドへ。バスはガラガラ。ブリストルの近くでほかのMotorwayとの合流地点とReadingの近くで事故渋滞でそれぞれ20分と10分ちょっとのろのろ運転していて心配したが、10時15分とほぼ定刻に到着。このバスはロンドン・ヒースロー空港は3箇所に止まると書いてあったが、アナウンスで今日は2箇所とのこと。まあ、きちんと案内があるから問題なし。バスターミナルで降りて地下をターミナル2まで歩き、ルフトハンザのチェックインカウンタへ。親方はインターネットでチケットを購入したのですが、その場合はチケット売り場でチケットを受け取らなくてよくて直接チェックインカウンタに行けばよいそうで、これは便利!チェックインカウンタもがらがらでしたが、ただしチェックインカウンタの機械の調子がおかしく、10分近くかかったのはご愛嬌。そのまま、出国して手荷物検査。ここではパソコンは出さなくってOK。EU内だからでしょうね、ボーディングタイムは20分前と国内線並み。ゲート番号が表示されるのも出発の50分ほど前。それほどあせる必要は無かったですが、せっかちなものでね、親方は。空港でコインでインターネットにつながるところを見つける。1分0.1ポンドはちょっと高め。やろうとして1ポンドコインを入れたが動かず、でもお金は消費されている。いろいろ見てわかったことは、マウスはつながっているが、キーボードがなぜかつながっていないのでURLが入力できない!それがわかったころには1ポンドの大半を消費していました。ぶつぶつ。隣でやればOK。いくつかメールをみましたが、日本語入力ができないので、英語で返事を書いても問題ないところに一本返事を書いただけ。あととくに重要なニュースも無いみたいだし。
飛行機は満席。まあ、1時間半かからないフライトですから隣が身体も態度もでかいドイツ人でも我慢できました。デュッセルドルフで入国審査も問題なし。銀行で両替をしてタクシーでホテルへ。天気は雨。だけどタクシーの運転手によれば、朝は雪だったとか。確かに道の両側にはまだ雪が残っている!そこまで寒いとは予想してませんでした。デュッセルドルフでは11月に雪が降るのは普通のことだそうです。雪が降ると冬はきれいだからいい、とか運転手は言ってました。当然ドイツ語の会話です。まだこのくらいならなんとか話せます。しかし、ホテルは遠い。予約の時には空いている安いホテルがインターネットで全く見つからず、やっとみつけたホテルでしたが、ダイヤルアップでなくなってゆっくり場所を調べたら、ここは本当にデュッセルドルフなのか?っていう離れた場所でした。ホテルはMercure Duesseldorf Erkrath 3M。3時にチェックイン。まず、部屋の中を探索。その後ホテルの周辺を探訪。まず、Sバーンの駅までの道と、近くのビールのおいしそうな店を探すのが目的。ところが、両方見つかりません。まず、主要道路らしい道に沿って歩くが、全く店もなく、そのうち町外れに出てしまう。そこで、駅の方角らしい小道に入って探すが、道に迷う。店どころか、ろくろく建物も無いところです。まあ、好きで歩いてますからいいですけど。で、間違いらしいのを修正した方向に歩くと、ようやく駅を発見。この駅はすぐ近くまで行っても駅の雰囲気の全くない駅です。大きな道はきていないし、近くに店もほとんどない。少しその先の歩行者天国の道には商店はあるが、スーパーとかが多く、Gasthausとかほとんどない。ぐるっと回ってホテルに戻るが、大回りする道しかわからず、再度小道を抜けて駅方面に向かう。迷いながらも駅に到着し、道さえわかれば10分程度で駅まで行けることががわかる。それでホテルに戻ると5時。
それからネットにつなぐと、問題なくつながる。空港で返事を書かなかった分も含めてメールを書く。6時過ぎに、さきほど見て回った店のいくつかをもう一度営業時間に見てどこで食事をするか、考える。一番よさそうなのが駅から5分ほど行ったところの店で、ここに入る。ちょっと高級なGasthausという感じ。レストランではないので、テーブルクロスもない木の机といすのドイツらしい店。ひとり英語をしゃべる若いウェイターがいましたが、あとは全員ドイツ語のみ。メニューも印刷してあるのはいいけど、手書きのドイツ語は読めないですねえ、なかなか。ビールは地元デュッセルドルフのAleにしましたが、ドイツらしくない小さな300ccぐらいのグラスで出てきました。一杯1.35ユーロ。コースターに何倍飲んだか鉛筆で線を引いていくのはドイツのいつもの方式。スープはすべては解読できなかった名前ので、400cc以上ある具だくさんのスープ。中身は豆とソーセージがメインで、ほかにLeekやにんじんなども入っている。わけぎみたいな細い青ねぎはなんでしょう?パンもついていて昼ならこれだけで十分満足です。4ユーロ。メインは豚のフィレを焼いてシンプルなマスタードのソースで。油っけのないフィレ肉とソースがよくあってなかなかのものでした。つけあわせも、ジャガイモの焼いたの、ブロッコリー、にんじん、かぶか大根のような白い野菜、いんげん、などこれも盛りだくさん!おいしいけど多くて1/4は残してしまいました。13ユーロ。店も居心地がよく、隣のテーブルに座って皆で飲んでいた老紳士は帰り際に親方に向かってAuf Wiedersehen!と挨拶してくれましたし。そのあとにやってきた男性一人客も来たときに親方に向かって挨拶してくれましたので、親方も帰り際に一言挨拶してから帰りました。観光地ではない田舎町で、その店のなじみ客に気軽に声をかけてもらえるのはうれしいですね。
11/11 RehaCareへ
朝は6時半に起きる。イギリスと時差が1時間ありますので体内時計は相変わらず正確。シャワーを浴びてメールをチェックし、朝ごはん。さすがにいいホテルだけあってバイキング形式ですが種類も多くておいしい朝食です。駅まで歩いてホームへ。ホーム上の自動販売機で切符を買おうとするも、お金を入れてもどういうわけか切符が出てこない。2度やっても同じ。結局その自動販売機は壊れてました。ぶつぶつ。もうひとつのならちゃんと買えたが、もう小銭がなく、札で買ったら案の定お釣りは出ない。全部で7ユーロぐらい損した。まあ、タクシーを使うよりはマシですが。これで1本電車に乗りそこねるが、朝なので10分待てば次の電車が来た。通常は20分待つのですが。Sバーン3駅でデュッセルドルフHBF駅。ここで、まず土曜日のミュンヘンまでの電車の切符を買う。当然1等車ではなく普通で、運賃が109ユーロ+座席指定料3ユーロ。5時間かかるくらい遠いので、こんなものなのでしょう。また駅の売店で水のペットボトルを買って小銭を作る。500ccで1.10ユーロだが、そこには0.25ユーロのペットボトル代が含まれているよう。つまり、リサイクルのために返せば0.25ユーロ戻ってくるらしい。どのペットボトルにもそうらしいのが書いてあります。ドイツ語なのではっきりとはわからないけど、さすがは環境国ドイツ!イギリスとは大違いです。デュッセルドルフHBF駅から展示場MesseまではUバーンで。と言っても中心部では地下鉄だが、しばらく走ると路面電車になる。聞いたら展示会のチケットを持っていればただでUバーンに乗れるとのことなので切符は買わず。狭い車内だが大混雑!親方の乗った入り口の部分には車いすが2台に、大きな犬連れがひとりいて、ほかにもたくさんの人が立っている。その上入り口の近くの床の部分約50cmが、路面電車になってホームが無い場所では階段になって降りられるような特殊な構造をしているが、そのためにこんなことをしないどの駅でもこの部分に立っているとドアが閉まらない構造になっているという。そのため、ドアを閉めるためには余計に狭い空間に皆が入らないといけない。途中の駅でこのドアが閉まらなくなり、5分以上止まっていた。普段はそんなに混んでいないのでしょうけど、混んでいたらどうしようもない構造。途中の駅で車いすの人なども乗ろうとしたが、乗るスペースがなく、次の電車を待っていた。
10時に展示会RehaCareの会場に到着。一日いてへとへと。UバーンとSバーンでホテルに戻る。もうへとへとで背中が痛い。昨日の店に行こうとすると、途中でなにかやっている。昨日の店はほとんど予約かすでにいる人で席が埋まっている。なんとかひとつ空いているところを見つける。子供たちも親同伴でこの店に出たり入ったり。昨日はスープも食べて多かったので、今日はKalbsbraten子牛の焼いたのだけに。ソースは肉汁と赤ワインのソース。それに野菜とクネーデルン、お団子ですね。これがむちむちした食感でソースとあわせるともう最高に満足。13ユーロ。もちろん、ビールもほかに飲んでます。
11/12 初期の人類との邂逅
昨日はあれほど疲れていたのになぜか3時半に目覚めて眠れずうとうと。おかげで廊下の子供の声で目ざめたら7時半。メールを見て返信し、シャワーに朝食を食べて9時半にホテルを出発。デュッセルドルフとは反対方面に歩く。目的地はNeanderthalネアンデルタール。ど田舎です。ホテルの近くから1時間に一本のバスでも行けますが、親方は3、4キロなら歩く方を選びます。何もない道を歩いて40分ほどでNeanderthal Museumと書かれた門があったので入るが、どうみても違う雰囲気。違う感じの人が3人何かしています。おかしいなと思ってよく見ると、入り口ではない、と書かれてます。そのスタッフ3人が入って開けたままにしていたようでした。なのでもう少し先に歩くと、バスの駐車場があり、その手前にNeanderthal Museumと書かれていたゲートが。ところが、どう見てもなにかカードか何かを入れないと開かないようになっています。ですが、売店どころか人もいなければ何もない。おかしいな、と思って歩き回ると、駐車場の先に歩行路と書いてあるのを見つけてそちらへ歩くが、さっきとは反対方向へ行く。おかしいなと思っていたら、全く違う場所に博物館があった!こちら方面から歩いてくる人なんかいないからねえ、たぶん。で、Neanderthal Museumを見学。ミュージアムショップでNeanderthalの地図とネクタイを購入。また入り口で英語のガイドブック9ユーロも購入。出て博物館の真上に位置するSバーンの駅、Neanderthalに行くと、ちょうど電車が出て行ったところ。次の電車まで20分なので、座ってさっきの地図やNeanderthal Museumのパンフレットを見ていると、先ほどの入れずに迷ったところがDiscovery Siteで、博物館のチケットを差し込めば入れるのだとわかったのが電車が来る2分前。あわてて再度戻ってDiscovery Siteを見る。
もう1時前になったので、博物館の前のホテル兼レストランで昼食を。昼の定食の中から、鹿のグーラッシュ(9.80ユーロ)とビールを一杯頼む。この店はErkrathの店とは違う種類のアルトビールだが、やはりグラスは250cc。定食についているスープはたまねぎのスープだが、塩辛い!スープを飲んだら余計にのどが渇いた。グーラッシュはしばらく出てこない。注文したら給仕がワインケラー(ってほどではないけど)から赤ワインを出して調理場へ持っていっていたので、あれで煮込んでいたのでしょう。繊維が強い鹿肉でしたが、小さく切ってあって問題なし。付け合せは、芽キャベツとベーコンを炒めたものとパスタ。これもちょっと塩辛い。田舎ですからしかたがないですね。
食事が出てこない間、またパンフレットと地図を眺めていたが、Sculptured PathだのAnimal Parkだの、散歩道がたくさんあるとのこと。もう2時前なので展示会に行くのはあきらめて、この辺を散歩することに。大学関係者はこの日記を見てないだろうね?まあ、昨日へとへとになるまで見たから許されるでしょう。結局Neanderthalを歩き回って、Erkrathまでまた違う道を歩いて戻ってきて4時。夕飯はいつもの店へ。今日は金曜日だから混んでいるのではないかと早めに行くが、やはり混んでいる。奥の電気の着いていない部屋を開けてくれた。来るとき雨が降っていて濡れたので、多いかもと思いながらも、まずチキンのスープ。これは野菜の小さなかけらがいろいろ入っていて賄い料理のようなコンソメスープ。3.50ユーロ。格好ではないです。中身です。量はたっぷりで温まりました。メインは魚にしたが、メニューを見て説明を聞いてもよくわからなかったけど、でてきてびっくり!小海老やイカ、サーモン、白身魚などいろいろな魚が切られて竹串に刺して焼かれている。バーベキューのように一本の串にいろいろな魚が刺さっているが、竹串なので感じは焼き鳥のよう。どこで竹串で焼くことを覚えたんでしょう。レモン味ののクリームソースでライスを添えて。9.50ユーロ。魚によって火の通し具合が違うだろうから心配したが、予想以上においしかった。
11/13 ミュンヘンも雪
電話を使ったモーニングコールを5時15分にセットしたのに、なぜかモーニングコールがあったのが4時55分。20分も早く起こされて不満です、遅いよりはマシですが。シャワーを浴び、荷物を整理して、インターネットに接続。ところがどういうわけかWebに接続できない。インターネットにはつながっているのに。結局パソコンをリセットしたら解決。土曜日なのでメールは少ない。昨日出したクリーニングで戻ってきた靴下が、履いてみたらどうやら親方のではない。まだ4、5回しか履いていなかったのに。すぐにチェックアウトしないといけないのに。まあ、我慢しましょう。フロントでチェックアウト。3日間で電話料金が44.45ユーロ。さすがに高いですね、ホテルは。朝食は一応6時半からだが、6時15分に行くとまだ全部は用意できていないが基本的には食べられる。もう一人食事しているし。15分の余裕があるので、期待していたよりまともに食事ができた。りんごも一個もらってホテルを出たのがまだ真っ暗な6時30分。土曜日なので電車は6時51分でその後の電車は30分後で間に合いません。駅には早めにつくが、ホームの切符の自動販売機は動いていないので切符が買えず。電車は10分遅れで到着。まあ、ミュンヘン行きのICEの接続には余裕があるのでOK。結局Sバーンの分の切符は買えなかった。おとといずいぶん貢いだからいいでしょう。デュッセルドルフの駅で水を買ってからホームへ。指定席は24号車の16番。24両も車両があるのかと驚いたが、21号車から始まっていた。ホームの列車編成表を見てホームのどのあたりに止まるかを確認してそこで待つが、結局20分遅れて到着。DBといえば正確な運行で知られているのに、SバーンといいICEといい、どうしたんでしょう?電車は結構混んでいる。フランクフルト空港からシュツットガルトまでが一番混んでいて、誰か必ず隣に座っていた。いすは悪くなく快適だが、さすがに5時間は長くて、腰が痛くなる。各シートのところにノートパソコン用の電源があるのは便利。検札も合計二回回ってきた。
ミュンヘンHBFに着いて、まずあさってのウィーン行きのチケットを買う。指定席料金込みで65ユーロほど。デュッセルドルフと時間は大して変わらないけどだいぶ安い。それから駅でバイエルン風ホットドック(2.50ユーロ)というものを立ち食い。だが、見ていると多くの人たちはパンに小さなソーセージを4本はさんだものを食べている人が多いし、焼いているのも大半がそっちのソーセージ。そっちを試してみればよかった。オーストリア人の友人H氏の住むKarlsfeld駅までS2バーンで16分ほど。電車は20分に1本ずつある。駅に着くとH氏が二人の子供(5歳の長男と3歳の長女)を連れて駅まで迎えに来てくれる。駅から家まで歩いて3、4分だが、駅前からなにもないところで、大きな庭付き一戸建て。ミュンヘンもちょっと行くだけですぐ田舎です。というよりも日本が異常なんでしょう。家では奥さんU氏が出迎えてくれる。U氏も親方がウィーンに滞在時からH氏の恋人として親交していた。彼らがそれまで住んでいたオーストリアの田舎町からこの家に移ってきたのが1ヶ月前でまだ十分には整理できていないし、まだいくつか出来ていないところもあるという。そういうところにお邪魔して申し訳ない。家の入り口で靴を脱いでスリッパに履き替える。床暖房じゃないからとか言っている。今回はお土産として風呂敷と日本の柄の手ぬぐいを大量に持参。子供のいる母親にはそういうのが便利でしょう。家の中を見せてくれる。家は建物の半分ずつが半階ずつずれて建っている構造。1階は暖炉のついた広いリビングとキッチン、バスルーム。中2階は子供部屋が2つとゲストルーム、それからゲスト用のシャワールーム。2階は小さな書庫と二人のワーキングスペース(まだちゃんと片付いていない)、それにベッドルーム。ベッドルームは元はテラスだったものを過去の持ち主の誰かが窓と天井をつけて部屋にしたところ。ワーキングスペースではH氏の働くB社の検査で欠陥が見つかった部品をいろいろ見せてもらう。傷がついたシリンダとか。こんなの会社から持ち出していいのかって聞くと、内緒だって。そういうやつです。半地下にはH氏の大好きなガラクタ類や工作器具、H氏と息子の合作の鉄道模型ジオラマなどが所狭しと並んでいる。たとえば赤外線式の温度計を持ってきて暖炉の温度を測って見せてくれたけど、普通の家にはそんなもの無いぞ!そういう技術系のものやアイデアの詰まったものが何でも好きな男で、昔日本に来たときに東急ハンズ渋谷店に連れていたら、一日中ずっと見ていて、うちの近くにもこういう店がほしいって言っていたやつです。まあ、気持ちはわかります。基本的にすべての家具はオーストリアから運んできたという。よくもまあ、これだけの量をって思うほど。
子供の相手をしながら、しばらくリビングルームでお茶を飲みながら話をする。お互いの現況の報告や昔の話など。話している途中で外を見るとまた雪!ミュンヘンもかい!しばらくしたらやんだから積もるほどではないけど。それから子供連れで車でミュンヘンの中心部へ。二人ともミュンヘンの中心部に普段来ないので地図を見ながら。車を路上に止めて、しばらく歩き回って中心部の散策。と言ってももう5時を回って暗いので、ネオン街を見て回る感じ。H氏の大きなソニー製のデジカメを首からかけて、長男が何ヶ所も写真を撮っている。小学校前から写真を撮ったりパソコン触ったり、鉄道模型作ったりですから、H氏の遺伝子は確実に伝わっています。有名な教会などをちょっと覗き、街角で焼き栗をつまんで、もう歩けないとか言う子供をあやしながら戻ってくると7時前。夕飯は、プレッツエルとパン、ハム2種とサラミ、チーズ3種、ミニトマト、ピクルス2種(普通のと赤ピーマンのピクルス)、あとこちらしかないという甘いマスタード。もちろんビールとワインも。日本人にはなかなか慣れないですねえ、こういう火を通さない食事を夜にするのは。ですけど主婦は楽だよね。まだキッチンが完全にはできていないので使いにくいそうだ。U氏は肉がだめ(魚はOK)なので味が見られないからこの家では肉の調理はまったくされないのこと。まあ、ハムなどは切るだけだからね。おいしかったです、とくにマスタードが面白くって。これはこちらの特産の白ソーセージ(バイスヴルスト)に添えるマスタードだとのこと。彼の会社では金曜日の朝9時に皆でグループごとにこのバイスヴルストを食べながら交流する習慣があるそうな。
しばらく話をし、またH氏夫妻のもつ昔の写真を見て、また親方の撮った写真をスライドで見てすごす。子供たちを撮った3000枚の写真を見るのは明日でしょうか?ウィーンにいる友人B氏に電話をして、到着時刻を知らせる。11時まで話をして就寝。
11/14 子連れミュンヘン観光
5時半に目が覚める。日曜日なのでもちろん家中寝ている。シャワーを浴びて、少しパソコンで日記を書くなどしていると、しばらくして物音がするのでリビングルームへ降りていくとU氏が暖炉に火をつけようとしているところ。薪に新聞を巻きつけて並べ火をつけている。火がついたようだったが、新しく薪を加えたら消えてしまった。なかなかうまく行かないときもあるそうな。薪はオーストリアにいたときは近所に住む親が森を持っていてそこからもらっていたそうな。現在は薪がもらえるところがあるが、たぶん1月くらいには買うことになるだろうとのこと。外を見ると今日も雪だが、朝のうちにやんでよかった。長男も早くに起きてきて、テーブルの周りを走り回っている。しばらく相手をするが、なかなか子供のドイツ語についていけない。大人と違ってやさしい表現にしてくれないんですよね、子供は。そのうちにH氏も起きてくる。夜中2時ごろに子供二人が次々に親のベッドのところにやってきて、H氏は追い出されて子供のベッドで寝たそうな。そういうのはしょっちゅうあるそうな。長女も起こして朝食。朝食は親方用にソーセージやチーズも出してくれたが、基本的には彼らは食べず。トーストやパンに、蜂蜜や、胡桃のはちみつ漬け、ジャムなどを付けて食べている。
インターネットを使わしてもらってから、10時半ごろに皆で電車で出かける。長男は駅まで子供用の自転車で。5歳でもう自転車に乗れるんですね。もちろん補助輪なんか無し。駅で一日券(4.50ユーロ)を購入。まず、Olympiaturmへ。しばらく眺めを楽しんで、地下鉄で町の中心部へ行き、Weisse Brauhausというレストランへ。この店のテーブルには昨日のマスタードと普通のマスタードがそれぞれつぼに入ってました。2時過ぎに店を出て、歩いてDeutsches Museumへ。帰りにミュージアムショップでネクタイピンを4つ購入。
閉館までいて電車で帰る。子供たちも親も疲れきっている。Sバーンに乗っていると、身分証を提示した検察が突然やってきて切符のチェック。一日券を見せると隣へ移っていった。ちゃんと切符を持っていないと40ポンドの罰金だったかな?家に戻ってきてしばらくのんびりお茶を飲む。子供たちを7時半に寝かせてから、8時に軽い夕飯。昼が重かったですからね。パンとソーセージ、チーズなど。ヨーグルトも頂ました。あとビールと。しばらくH氏と専門的な話を。U氏は疲れきって9時には就寝。H氏も9時半には就寝。親方は日記を書いてから10時半に就寝。
11/15 第二のふるさとウィーンへ
今朝も相変わらず目が覚めると5時半。静かに起きて着替え、半地下室でインターネットを使わせてもらう。学生からのメールに返事を書いたりしていたらもう7時前。U氏も6時半前には起きてきて朝食の準備などに忙しい。今朝は暖炉には火をつけず。7時には子供たちも起こし、H氏も起きてくる。H氏のネクタイ姿を見るのは初めてかもしれない。パンに甘いジャムや蜂蜜を塗ったのを食べる朝食は同じだが、今朝はこれまでに出ていなかった種類のパンが二種類。とくに決まったパンを食べるのではなく、いろいろなパンを楽しむのだそうです。ばたばたやって7時半過ぎにはH氏は自転車で出発。今朝は天気はいいが霜が降りていて寒い。H氏の会社まで10kmだが、とくに月曜日の朝は渋滞する自動車よりも自転車のほうが早いそうな。そのあと子供たちが幼稚園に行くのと同時に親方も駅へ出発。U氏と子供たちとで駅のホームまで見送ってくれた。8時11分発の電車は5分ほど遅れて到着した上に途中でしばらく停車。隣の客が月曜日だから、と言っているので、どうやら月曜日の朝はこんなものらしい。ミュンヘンHBFで降り、駅の売店を歩き回る。甘いマスタードを探すがお土産物でもなければ電車の中で食べるものでもないので見つからず、残念。昼のサンドイッチだけ買って9時25分発のブダペスト行きに乗車。ドイツでは途中霜が降りていたり雪が積もっているところが多かったが、オーストリアに入ってからはほとんどなかった。
ウィーン西駅に着いたのが2時5分。スイス国籍の友人B氏に迎えてもらう。ウィーンは15年前とはいえ1年間住んでいた町ですからわかっていますが、それでも迎えに来てもらえるのはうれしいもの。ウィーンはミュンヘンよりもずいぶん暖かい。15年前にはなかった地下鉄で西駅からシュテファンスプラッツ経由でシュベーデンプラッツSwedenplatzへ。B氏が72時間チケット(15ユーロ)を買っておいてくれたのでありがたいです。Swedenplatzは1年間利用した駅でもありますが、15年前とほとんど変わってません。ホテルはシュベーデンプラッツの駅からすぐで便利なPENSION CHRISTINA。しばらくシュテファンスプラッツ周辺を散策して、以前にしゃれたネクタイピンを買った店に行くも、いいものはない。おもちゃ屋の老舗KOBERに行って車いす関係のおもちゃを探すもこれも見つからず。その後リンクをトラムに乗ってしばらく眺める。市庁舎Rathausの前でクリスマスマーケットをやっているので、そこで降りてしばらく眺め、あとは市内をウロウロしながらホテルへ戻る。
ホテルでインターネットにつなぐと問題なくつながる。学生からたくさんメールが来ているので、返事を書いていると待ち合わせ時間の6時になって、B氏と籍の入っていない奥さんW氏がホテルに来てくれる。今日はU4のStadtpark駅から歩いてすぐのレストランGmoa Kellerへ。二人は昔甲府に住んでいたこともあるので日本の事情もよくわかっていて、話がはずむ。昔よりもウィーンは危なくなって、ロシアンマフィアとかがしきっていて、カバンとかをしっかり持っていないと危ないそうな。といっても夜中に女性が一人歩きできる程度には相変わらず安全だそうですけど。ユーロになって物価が1.4倍になっただとか。オペラも15年前はよく親方は2800円とか3500円くらいのそこそこの席でオペラが聴けたのに、今では最低の席でも80ユーロ、普通の席で130ユーロ出さないといけないとか。おみやげはいつもの箱根組み木と風呂敷。B氏は毎年趣味で作曲したものをCD化しているそうで(もちろんアマチュアとしてですが)、そのCDをもらう。8時前にこの店を出て中心近くのカフェDiglasへ。そこでシュナップスを飲む。二人は余り飲まないので一人で飲んでいる。さまざまな話をしながら、10時まですごしてホテルに戻る。それからまたインターネットに少しつないで就寝。
11/16 親方風ウィーンの楽しみ方
5時に目が覚める。ちょっと早すぎる。メールを見て返信するが今朝は少ない。また少しうとうとしてから起きだす。朝食のウィーンのパン、ゼンメルは親方が世界で一番好きなパン。8時半にホテルを出て歩いてTU-Wienウィーン工科大学へ。昔通ったところと同じビルですが、今日は地下鉄を使わずに3駅分を歩いて。地下鉄での障害者アクセスなんかは15年前に比べてずいぶんマシになりました。エレベータができたし、点字ブロックや音響信号機のあるところもありました。ただし、場所によって違う種類のものがあるので、統一がないという点では使いにくそう。9時にB氏と待ち合わせ。今日は友人というだけでなく教授だからB先生と書くべきか?昔親方がいた研究室はほかの研究室と統合されて、その統合された研究室の教授の一人にB氏がなったのが1年前。部屋に案内されると、ずいぶん広い部屋でしかも秘書さんの前室つき。さすがに日本に比べて教授の地位が高いですね。しかし、たとえば企業との共同研究など、すべて契約から何から自分でしなくてはいけないので事務作業が予想以上に大変なんだそうな。コーヒーを飲みながら話を少ししたのちに、研究室を見学して現在やっていることを見せてもらい、スタッフやB氏と意見交換。また、もう一人の来年引退する教授も交えて議論。分野が違うので、必ずしも親方とは基本的な考え方が一致しないけど、B先生の下のスタッフのひとりが親方に関連する分野を始めたのでそれに関する意見交換や、親方の持っている資料やビデオを渡したりなど。研究室全体ではずいぶんアクティブにやっているようです。昼はNaschmarktで食べようかとか言って行ったけど、多くの店がなんとアジアフードになっています!驚きました。ですが、食べたいのはウィーン料理。何が悲しくってウィーンまで来てまがい物のすしを食べないといけないのでしょうか。結局伝統的なウィーン料理の店SMUTNYへ行く。
B先生の部屋は2時に出て、一旦ホテルへ戻ってパソコンを置き、それからトラムとバスを乗り継いでKahlenbergへ。ここから1時間ほどかけてウィーンの森の雰囲気やブドウ畑の眺めなどを楽しむ。それからトラムで中心に戻り、それからKaerntnerstrasseを眺めながらホテルに向かうと、しゃれたタイピンを4個見つける。部屋でインターネットにつないでから、再度B氏・W氏夫妻と待ち合わせてレストランHorvathへ。しばらく話していると、オーストリア人C氏とその日本人妻M氏(初対面)もやってきて合流。日本人と結婚しただけあってC氏も片言ですが日本語が話せます。それはB氏W氏も同じなので、英独日の三ヶ国語が入り乱れた複雑な会話。なかなか楽しかったです。15年前に東ヨーロッパまで含めての日本食などの販売拠点だった日本屋はまだあるそうな。ですが、すし屋はもうこちらでは当たり前で、年配者はともかく若い人間は生の魚を食べるのは当たり前。昼にすしを食べる人も多いそうです。ただし、そういうすし屋の大多数は中国系や韓国系の経営者がやっているずいぶん違う寿司だそうです。昨日のおかえしか、B氏・W氏夫妻から小沢征爾がウィーンオペラ座の音楽監督になった初日の記念の封筒かな、と、小型ツールセットをもらう。ただし、小型ツールセットはナイフとかも入っていて機内に持ち込めません。今回の旅は身軽な荷物で来ていてソフトなバックパックひとつ。これを預けると中の壊れ物が危ないので預けられません。ということで、郵送してもらうことに。この店を出て、少し先の喫茶店Ruedigerhofで会話のつづき。11時まで話していて別れ、地下鉄で駅まで戻る。さすがに疲れて、もうインターネットにはつながず。
11/17 あぶないあぶない
今朝も5時半に目が覚める。インターネットに接続するが、でかい添付ファイルを送ってきた学生がいる!これはダイヤルアップでダウンロードするのはやめて戻ってからにする。その他メールに返信して、荷物の整理。なんとかカバンに詰め込む。おいしい朝食を食べるが、今朝はガチョウのレバーパテはなかったので七面鳥のパテでがまん。それから少し街を歩き回る。Stadtpark周辺をうろうろ。途中でSiemens製の音響信号機らしいものを見つける。小さな音がしていて、触ると音が大きくなるが、赤信号でも青信号でも特に変わらないみたいだけど、どうなっているんでしょう?また、触地図のようなのも表面についています。Naschmarktへ行って、甘いマスタードを探すが見つからず。本当にずいぶんNaschmarktは変わりました。昔はここで魚を買って、おそるおそる刺身にして食べたけどねえ。地下鉄でホテルの近くまで戻り、ホテルのそばの昔よく来たスーパーに行ったらありました、マスタード。ミュンヘンで食べたのとはパッケージもブランドも違うけど買って試してみましょう。ほかにも普通のスーパーなのに、瓶詰めのTOFUとか、ガリとかを売っているので驚きました。ホテルに戻って、荷物をチェックしていたら忘れ物をひとつ発見。あぶないあぶない。
ホテルをチェックアウトして、Wien中央駅へ。ここにシティーエアーターミナルがあるので、オーストリアエアーラインはチェックインできる。早い時刻の飛行機に変更できないか言ったけどダメ。まあ、仕方がないです。ここから新しい高速鉄道も空港まで通っているが、それほど時間が変わらないのに値段がずいぶん高いそうので、普通のS7バーンで空港へ。空港まで3ユーロ。30分弱だったかな?空港ではショップを眺めて、それから立ってだけれどもインターネット接続できるところがあったのでそこで2ユーロ分だけつないで、メールのチェックと、余った分でニュースを見る。あとはいすに座ってパソコンで作業。昨日は夜に日記もかけなかったし写真の整理もできていない。昼は空港内で。よくわからないけど頼んだ今日のメニューは、一番近いものといえばラザニア。中にひき肉とパスタがあって、上にチーズをかけて焼いてあるのはおんなじ。だけど、中に入っているパスタは平たいものではなくってマカロニだし、層状になっていなくって切っても固まったまま。高さは4cmぐらいある。これとワインとパンとメランジュで17ユーロ。最後はパソコンの電池が切れて作業ができず。
この空港は、面白いことに搭乗ゲートのところまで行って、それからパスポートコントロールと手荷物検査がある。搭乗ゲートで手荷物検査をする空港はあるけど、パスポートコントロールまでするのははじめてかも。ユーロ圏内ならチェックはいらないからなんでしょう。手荷物検査場で、コートを忘れそうになる。あぶないあぶない。飛行機の中に入ると、一番最初に車いすで入っていった老婦人2人の奥の窓側。こういうのは初めてです。前を通らせてもらって奥へ。ウィーンの夜景は窓の逆側で見えず残念。イギリスでは沿岸部ではきれいに下が見えたのに、さすがに霧のロンドンは低い雲の下。降りるときは車いすの老婦人も飛行機を出るところまでは自分で歩いて出ていった。最後まで残っていなくっちゃいけないかと思ったけど問題なし。入国審査も問題なし。そのすぐ後で、目の前に立った空港の何かの職員だという人に質問をさせてくれと言われる。国籍はとか、どこに現在住んでいるかとか、簡単なこと。なんでしょう?空港のバスターミナルへ行ってカーディフへのチケットを買おうとするが、やはり10分ほど前に出た後。予想通り間にあいませんでした。次のバスは2時間後。またターミナルに戻って、インターネットができるところで1ポンドだけつないでメールを確認。その横のいすに座って何気なく見ると、壁のコンセントがひとつあまってます。へっへっへ!ということで、電気泥棒をしながら、続きのWeb作成などの作業。
9時のバスは10分ほど遅れてくる。たくさんの人が待っていたので、乗るまでに時間がかかるが、全員乗り終わったように見えてもまだ発車せず。隣にもう一台のバスが来て、そこから乗り移ってくるのを待っていた模様。結局出発は30分遅れの9時半。席は満席に近いが、親方の隣は幸いにも誰も来なかったので横の席に大きなバックパックを置いておける。パソコンが入っているバックパックは怖くて荷物入れには置けませんし、狭い上の棚にも上げられなかったので、下手すれば膝の上に抱えることになると覚悟していたのですがラッキー。ラウンドアバウトは横の遠心力がかかりますね。とくに寝ているとそう思います。高速を走っているときはいいけど、ラウンドアバウトになると揺さぶられて目が覚めます。短い睡眠をむさぼっていると予定通りの12時半にはカーディフのバスターミナルに到着。出発が遅れることを前提にした余裕を持った時刻表なのでしょうか?カーディフは気温はずいぶん高い感じがしますが、霧雨。カーディフらしいです。この時間ではバスはないですが、バスターミナルのそばにも、パブの多い周辺にもタクシーがずいぶん待っています。捕まえるのには問題ないですね。人の通りもそこそこありますが、大多数がパブ帰りの雰囲気。途中で覗いたパブもまだまだ盛り上がっていました。1時前には自宅に到着。疲れました。インターネットにつないでメールの処理をいくつかしてから2時半に就寝。