4/11 Hatfieldへ
5時半起床。メール等を処理してから荷物を作って9時半過ぎに家を出る。バスで駅へ行って、指定席の買ってある10:25発のロンドン行きに乗る。これに乗れないで変更すると余計な料金がかかる安いチケットなので要注意。親方は指定席は始めてで、降りるときに気がついたのだが、間違った席に座っていた。車両Aの16番だったのだが、親方が見たときには16番の席には予約の紙が刺さっていなかったので、おかしいなあと思いながらもロンドンまで行った。しかし、降りるときに良く見ると、親方の座っていた対面の席の反対側も同じ16番だったんですね。反対側のほうには予約の紙がついてました。まぎらわしい・・・。当然1車両に16番は一箇所だけだと思い込んでました。なんでこんな間違いやすいシステムなんでしょうねえ?車内放送ではもっとわけのわからないことを言っていた。車両Bの予約席の人は全員、車両Cに席を探してください、車両Cの予約席の人は車両Dを探してください、だそうな。ミスらしいけどさっぱりわかりません。それと今回覚えた英語表現がひとつ。電車の座席は日本とは異なって向きを帰ることはできない。進行方向を向いている席、逆方向を向いている席、それと対面の席とがある。逆方向の席はBack to、対面の席はFacingというのは問題ないとして、では進行方向を向いて並んでいる席は?正解はAirlineだそうな。飛行機の同じようにってことなんでしょうか。
ロンドンパディントン駅には定刻5分遅れで12:35ごろ到着。すぐに地下鉄へ。購入していた目的地Hatfieldまでの1枚のチケットでそのまま地下鉄の自動改札も通れるのは賢くっていいですね。何枚ものチケットを渡されるよりも断然便利。しかし、相変わらずロンドンの地下鉄は遅れる。電車はCircle Lineのホームからなかなか出発せず、出発したら途中でしばらく停車。なので乗換駅のKing's Cross駅に着いたのが13時10分。この両駅間の接続は45分見ておくらしいというのがよくわかる。ちゃんと動けばそんなにかからないんだけど。King's Cross駅で発車時刻を電光掲示板で見ると、まだ発車ホームが表示されていないので、バゲットとカフェラテを買って(5.20ポンド)、待ちながら昼食。13:22分ごろにホームが10aだと表示が出て、そちらへ向かう。だけど、エジンバラ行きの電車は、ホームの表示にQDと表示されていた。なにかというと、待合所のDの表示があるところに並べってこと。QはQueueの意味でした。ホームではなく並ばされてその後どうなったんでしょうねえ、見てないですが。10a番線に向かう途中に9と3/4番線の表示された壁があったので写真を一枚撮る。13:36発の電車に乗り、Hatfieldへは少し遅れて14時着。
今日は一日座ったきりなので、ここから親方はホテルまで歩く。地図は持っているので問題なし。ただし、まっすぐにそちらへ行く道はないので遠回りせざるを得ず。街の中心地のそばを通って結局45分かかって、ホテルに到着。ホテルはQuality Hotel。少し休んで3時20分過ぎに歩いて街の偵察に出かける。なにせ周りになにもないので、この値段の高いホテルで毎日夕飯となるとこれまた高くつきそうなので、近くにパブなどを探そうというのと、あとは街に面白いものがないかと、ウロウロ歩き回る。結局わかったことは、この街は基本的に住宅街で、ホテルから30分近く離れた街の中心地以外にはほとんど商店らしきものは存在しないということ。街も特に面白いものは見つからない。しかし、ホテルの裏にSouth Hatfield Shopping Centreという半分は店がつぶれているようなところがあり、そこによさそうなパブを一軒見つけた。ホテルから10分かからないところ。一旦5時前にホテルに戻り、6時前に再び出かけてハリアーという名のこのパブへ。地元のビールを2パイント(1.70ポンド/1パイント)とソーセージ&マッシュ(4.95ポンド)を注文。大量のマッシュポテトにグレービーとはちょっと違う少し甘めの濃厚なソースがかかっていて、その上にソーセージが三本乗っている料理だが、ここの料理の面白いのは、マッシュポテトの上にあらいみじん切りの生のたまねぎが載っていること。このたまねぎの辛味がマッシュポテトとソースの濃厚で少し甘めの味を引き締めていて奇妙に美味しかった。パブは地元客ばかりだが、従業員も愛想よく対応してくれて気持ちのいい店だった。7時前にホテルに戻り、少しパソコン作業。
4/12 (ナイショだけど)面白くない学会は午前中だけにしてSt Albansへ
6時に目覚める。メールを確認してからホテルで朝食。Full English Breakfastにしたが、やはり卵は片目。バスの送迎もあるというが、その前8時にはホテルを出て、歩いて約1kmの学会場のHertfordshire大学へ。入り口で少し迷ったが、案内の矢印を見つけて学会受付へ。ところが親方の登録がされていない。FAXちゃんと送ったのに。確認のメールは受け取ったかと言われたが、受け取ってないねえ、確かに。しかし、確認のメールを何日以内に送るから、送られてこなければ再度確認しろとかというのもなかったからねえ。なので再度申込書を書かされる。名札も手書きに。明朝再度受付に行けば印刷した名札をくれるという。当日受付では何ポンドか高くなるとか言われたが、ちゃんとFAXを送ったので俺の責任ではないぞ、と言うと、担当者はわかったと言う。ただし、責任者ではないから最善は尽くすが、とかなんとか言われる。明日また行ったときに話すことになるのかも。
日本人の知人のN先生やK先生と会う。N先生はこの分野が専門だから会えるかもとは思っていたが、K先生に会えるとは思っていなかった。10数年前に彼が学生のころから知っているが、最近は会っていなかったのでこちらの分野をやっているとは知らなかった。朝は招待講演、それから一般演題の講演。人工知能と認知科学の融合のような学会の内容は、親方のやっている分野とは違うので理解が難しい。特に今日の話はほとんど面白くない。特にすごい研究とも思わないし、それでどうしたの?って感じ。能書きは大げさだけど、成果としてその程度しかできていないの、そんなんじゃ全く役に立たないね、というのが本音の感想。違うシンポジウムの方がよかったかなあ・・・。もともと今日は聞きたい講演がなかった日だからねえ。昼は学会の用意したサンドイッチなどを立食で食べて、2時前に学会会場を出てサボって遊びに行く。(こんなこと公開したらまずいねえ。)
301番のバスでSt. Albansへ。このバスはほぼ15分に一本あるので便利。往復で3ポンド。所要時間は15分ほど。街の中心地で降りて、まずインフォメーションへ。勘違いして道に迷ったが、基本的にはわかりやすい場所にあった。地図のついた街のミニガイドをもらう。あと、障害者アクセスの資料はないかと尋ねたら、奥からコピーされてホッチキスで止められたものをくれた。情報はいろいろ載っているが、最新情報はWebで確認しろだそうな。まず歩いてウェルラミウム博物館Verulamium Museumへ。そこからRoman Wallを途中で見て、St Albans Cathedralへ。大聖堂を出たらもう5時前。中世の時計塔に登りたかったが、週末だけしか開いていないそうな。少し街中をうろうろして、日本食レストランなどもあるのを見てから、Pubに入って、ビールとRotisserie Chickenという料理(6.50ポンド)をもらう。ローストチキンにソーセージやChipsなどがついたもの。普通に美味しかった。
6時にバスに乗ってHatfieldに戻る。学会会場に着いたら6時半前。ちょうど夕飯がはじまったところ。多くの学会は夕飯はつかないけど、この街は夕飯を食べるところがほとんどないからか、夕飯つき。また立食ですが、見たところサンドイッチのほかは日本みたいに揚げ物が多かったみたい。一食はちゃんとしたものを食べたかったので食べてきてよかった。ワインだけ飲みながら話をして、7時半にホテルに戻る。9時過ぎに頼んでいないルームサービスがきたので断る。反対側の部屋だったらしい。
4/13 アートについていくのは大変
5時過ぎ起床で、メールのチェック。外は雨。学会会場は外の移動があるので面倒。またホテルで朝食をとったが、昨日と違うものを選択してみる。トマトはGrilled or Plum Tomatoとあるので昨日はGrilledにしたら、普通のトマトを半分に切ってグリルしたもの。普通にこちらで出てくるものでした。もっともこのホテルではトマトの切り口が、ゆで卵でやるようにギザギザになるように切ってありましたが。今日はPlum Tomatoにしてみると、サイズが小さくて細長い種類のトマトが二つ、丸のままゆでられたものだった。これは気に入りました。8時10分にホテルを出て学会場へ。今日の学会は結構おもしろかった。ずっと「ロボットとアート」というようなセッションに参加していたが、クレイジーな人たちもいろいろいて。たとえば、ニワトリ三匹と一緒に移動ロボットをケージに60日間入れて、ニワトリに心地がいいように移動ロボットを動かすなんて発表。どうやったらニワトリが心地よいかわかるでしょうか?その方法は、産んだ卵で作ったオムレツの味で評価するんだそうです。どこまでジョークでどこまでまじめなんだか。他にはオサマ・ビンラディン追跡ロボットだとか。仕様のひとつが絶対にあきらめないことなんだそうな。もちろん、まじめな研究発表も多数で、特に質問と議論が面白かった。また、休憩時間には心理学の先生にいろいろ教えてもらって、理解してなかった点が整理されて勉強になった。ただ、今日も昼夜とも立食のサンドイッチなどで、さすがに飽きるねえ。
4/14 バンケットは伯爵のご招待
今日も一日学会。今日は全般的には面白かった。もちろん、なんだこりゃってのもあったけど。ただ、期待していた内容が薄かったのは残念。昼食時と特別講演時間を使ってK先生に最新の研究を教わる。あとは講演をひたすら聞く。7時に終わって懇親会へ。ところが親方は懇親会を申し込んだのに、他の人がもらっているチケットをもらっていなかったことが判明。リストで名前をチェックするまでしばらく待たされる。バスで懇親会場のHatfield Houseへ。楽しんで送迎バスで帰宅して11時過ぎ。
4/15 英国文化の伝承
昨晩は遅かったので6時半まで寝ている。今日も一日学会。発表内容は面白いものは多くなかったが、議論は面白かった。5年ほど前に親方がやったのと同じような考え方の発表もあって、発表終了後に情報交換。今日も6時前までセッションをやって、解散。まずホテルに帰って荷物をおいてから、先日行ったパブ・ハリアーへ。ビール2パイントと、小エビの揚げたものをもらう。小エビは予想していたけどやはり食事にするには少なかったねえ。金曜日の夜なので先日よりもパブの中はにぎやか。見ていると小学生低学年ぐらいの兄弟がダーツをして遊び始める。しばらくしたら、今度は父親とビリヤードを始める。またこの父親がうまい。マッセなんて日本では格好だけで失敗しているのしか見たことがないけど、きちんとしたマッセをしていたものねえ。そのあとはおじいさんが子供に声をかけて、そのおじいさんも含めて1ゲーム。こうやって文化は伝承していくんですねえ。
4/16 帰宅
5時半に起きる。昨日議論したデータがパソコンの中に入っていたのを思い出して議論した相手にメールで送る。週末なので朝食は8時から。8時に食べて、8時半過ぎにチェックアウト。また歩いて駅まで。地図に出ていない歩行者専用のルートで少し近いところを発見し、そこを通って駅へ。5分ぐらい違うはず。駅前のHatfield Houseを見ると、昼からのはずなのに犬を連れて入っていく人がいる。おかしいなあ、と思ってみると、どうも地元のバッジ所有者は時間外でも庭の散歩ができるらしい。
乗るべき電車よりも1時間早いが、各駅停車の電車に乗ってKing's Cross駅へ。King's Crossには10時過ぎに到着。まっすぐ帰る前に予定ルートとは異なる場所へ行こうと地下鉄の切符を買おうとしたら、とんでもない長蛇の列!自動券売機も有人の切符売り場もすごい人!そんなのに並ぶのは嫌なので、Oxford Circusまでぶらぶら歩く。Hamleysの前ではスターウォーズの兵士が3人いた。Oxford Circusから地下鉄に乗ってPaddington駅へ。12時の電車だが11時20分に着いてしまった。バゲットとコーヒーを買って電車に乗ろうと思っても、まだ発車ホームが表示されない。なのでバゲットを立ち食いしながら待っていると、13分前に表示され、ホームへ移動。混んでいる。結構な割合の席が指定席になっている。今度は間違えないように指定席に座る。今日はまたEngineering Work(!)なので、本来はBristolを通ってCardiff方面に向かうのに、途中のSwindonから北西に向きを変えてGloucesterに行き、また南西に向きを変えてCardiff方面へと進んでいた。結局30分ほど余計に時間がかかって2時40分にCardiff到着。
電車が駅に近づいたときに外を見ると大変な騒ぎ。そうでした。今日はFA Cup SemifinalがMillennium Stadiumであるのでした。ちょうど試合が終わったところらしい。駅のホームから通路に下りても、強制的にいつもとは反対側のCardiff Bay側の出口から出させられてしまう。バスも動いてないし、駅から歩いて帰る。部屋に入ると不動産屋がInspectionしたあとらしく、机の上に書類が残っている。それと一緒に郵便物も机においてくれている。一休みしてから食料品の買出し。それからネットで今週のニュースをチェック。一番感心したのは、飢餓に苦しむ人たちに食料を届けるゲームを作成して世界食糧計画が無料で配布しているという話。いいですねえ。子供たちにさせるなら、銃で撃って点数を稼ぐゲームではなく、そういうゲームですよね。まだ英語版しかないのだけが問題ですけど。
4/17 家で休息
雨。一日家でのんびり。昼寝をしたり本を読んだり。午後は今日もMillennium StadiumでFA Cup Semifinalなのでテレビ観戦。Millennium Stadiumの屋根って開閉式だけど、雨が降っているのに屋根を開けてやるんですねえ。不思議。雨だから昨日ほどは騒いでいないことでしょう。昨日は店の前の道までパブの客で埋まっていたからねえ。
4/18 出張後の月曜日は連絡がたくさん
月曜でメールがいっぱい。昨年末以降全く音沙汰がなかった学生からのメールだとか、先週の学会での議論後にこちらのデータを送った研究者からの返事だとか。そのほか、特許関係の文書を作って送ったり、S先生に依頼された調べものの結果を送ったり、などなど。昼にはインターネット&電話会社から電話。確か留守中に手紙も来てました。先月の使用料のためのカード情報はもうとっくに郵送した旨を答える。
4/19 新法王が選出される
今朝は一転メールは少ない。この数ヶ月音信不通ではじめて昨日連絡してきた学生は、今日になって「このテーマの研究がどうしてもしたい」などとふざけたことを言ってくる。他の学生はもう3ヶ月も前にテーマを決めたのに。まったく口ばっかりで行動の伴わない学生が多くて困る。今日はひたすら原稿書き。1時ころから激しい雷雨。日が出てやんだかと思うとまた降ってくるウェールズらしい天気。その後も夜まで断続的に雷雨。その合間をぬって食料品の買出し。5時前に真夜中の日本から電話がある。切ってこちらから安い電話でかけなおそうとしたが、どうしてもつながらず。一度はつながったようで途切れ途切れの音声は聞こえるが、意味のある会話は無理。1回は呼び出し音はするけど全く相手は出ず。3回は全く呼び出し音もならず。結局普通の国際電話でかけて話すことに。相手の電話は一度もならなかったそうな。あの声は誰だったんでしょう?電話をしている5時過ぎに近くのSt. Peter's教会で鐘が鳴る。この時間に鳴るのは変だけど、まさか新法王が決まったのかねえ?まさかそんなに早くにねえ、とか電話で話していたら、実際にその時間に決まったとの発表があったとあとで知る。コンクラーベはもっと時間がかかるのかと思ったら、ほとんどもめなかったということ。新法王はやはり保守派のようだが、どのようにカソリックの集団を指導していくのか注目していなければ。
4/20 学生の相手に時間をかける
今頃になって希望するテーマでなければやる気がないと言って来た学生は、メールで一喝したら、では卒業研究はやめますというメールが来た。その結果、来春卒業はできないってこと。なにを考えているんだか。やるべきことをせずに一方的に自分の希望だけ言って、それが通らないとすぐにやめるとはねえ。かと思うと、相変わらず就職で苦労している学生からはまたアドバイスを求められる。またも面接で言わなくてもいいことまで言ったらしく、能力が高いのは認めてもらっても、会社に忠誠心を持たない一匹狼タイプと見られて嫌われたらしい。事実そうなのでねえ。学生の方は学生の方で、面接で自分を偽るのは納得がいかないのだとか。長文のアドバイスを書いて送ったけど。研究のやり方の質問や、奨学生の推薦文の依頼など、学生からのメールへの返事に時間がかかる。また、先日送った英文添削依頼のメールが先方には届いていなかったこともわかり再送。あとは調べ物で一日終わってしまう。