カーディフ滞在記:7月下旬編(2005.7.21〜)



7/21 テロも二度目では

 昨晩も涼しく、夜中咳が出る。風邪まではひかなかったようだが。日本の大学からメールが来る。来週水曜日までに届くように書類にサインして送れとのこと。英国から1週間だと普通の郵便では届く可能性もあるが、届かない可能性が高い。DHLかなにかでないとダメだろう。ところがカーディフにはDHLはないんだそうな。一番近いのはBristolらしい。ダメなら代理でサインしてよいかですと。ふざけた話。英国の細かい条件を全部読んでサインしないといけないのも面倒だけど、日本のいい加減さもひどいものだ。インターネット&電話会社のNTLから請求書が来る。結局先月分は支払いはちゃんとされている。当然ですが、わけのわからない会社です。ですが、とりあえず先月と同じ電話によるクレジットカード払いなら問題ないようなので、今回もそれで支払う手続き。
 10時過ぎに家を出て、まずファイルを購入。1個3.49ポンド。それからトラベラーズチェックを換金し、バスの定期券を一ヶ月更新(46ポンド)してから、バスに乗って不動産屋へ行って家賃の支払い。それから旅行代理店に行って9月末の帰国便の値段を尋ねる。一番安いのはロンドンからミラノ接続関空の片道で税込み400ポンド弱だという。ウィーン経由でもほぼ同額。予想よりも安くてうれしい。親方がやってきたカーディフ・アムステルダム経由はすこし高くて580ポンド。これも接続1時間ちょっとだからまた荷物が飛行機に乗らない可能性は大でしょうね。カーディフから乗れるのは便利だし、所要時間が短いのがいいのだけど。何日に帰るかも含めて要検討。郵便局でガス代を払おうとして、伝票を持ってくるのを忘れたのに気がつく。
 自宅に帰って12時。テレビのニュースを見たらはじめはテロ2週間目の慰霊のイベントだったが、しばらくするとまたロンドンの地下鉄3ヶ所とバスで爆発だが発煙だかだというニュース。負傷者が一人だけということで大事故ではなく安心だが、またか!ということで、午後は原稿書きもせずにずっとテレビを見てしまう。夕方7時前にS先生から電話があって、8時過ぎに会って繁華街へ行ってパブで飲むことにする。S先生はようやく長い夏休みを認められたんだそうで、今度の日曜日にブルガリアに帰って、9月はじめまで戻ってこないんだそうな。パブでは新しい白ビールがあったのでこれを試す。1パイントで3.50ポンドと値段の高いビールだがおいしい。だが、このパブは途中から音楽の音量を上げてうるさくて話せる環境ではなくなったので、違うパブに行ったら、そこにも同じ白ビールがあったので、二杯目も同じビールにする。いろいろな話をして11時に戻ってくる。夏休みにブルガリアに遊びに行くかどうかまだ決められず。

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7/22 連日はご勘弁を

 朝起きてパソコンをスリープから立ち上げると、夜に動かしていたウィルスチェッカーがウィルスを検出して自動的に削除していた。調べると3年も前に作られたトロイの木馬。被害の大きいタイプではないし、特に問題はなかった模様。だけどどこからもらったのかな?テロ騒ぎは今日一人警官に射殺されたとのこと。物騒な時代です。カーディフでは遠くの話ですが。午後に本屋に探し物に行くが見つからず。食料品だけ買って帰宅。夜8時前にS先生から電話。今日もどこかへ飲みに行かないかというお誘い。現在仕事をしているので申し訳ないけれどと断る。つきあいが悪い方ではないつもりだが、さすがに連日付き合うのはご勘弁いただきたい。

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7/23 エジプトでも

 朝起きたらエジプトでのテロのニュース。人類とはいかに愚かなのかとつくづく考えさせられる。東京の地震のニュースもBBCで知る。親に電話。特になにも被害がなかったようでよかった。友人は電車が止まってひどい目にあったみたいだが。土曜日なので仕事はすこしだけで、本を読んだり部屋の整理をしたりしてすごす。夕方6時にS先生から電話。S先生の家まで行って、S先生の作った書類を見ながら日本へ提出する際の書類作成方法のアドバイス。明日からブルガリアに帰国するS先生の都合だが、9時までかかっても結局は書類は全部はできず、9月にS先生が戻ってきてから再度見ることにする。S先生の帰国中に親方も一度ブルガリアに遊びに行ってみたいのだが、日程調整はまた今後ということにする。帰る途中で中華のTake Awayを買ってそれで夕飯。

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7/24 オルガンコンサートを楽しむ

 テロ後に警官に射殺された人は無関係だったとの報道には唖然。警官には冗談にも逆らうのはやめないと。朝から強い雨と風。バスで行く予定だったが、ご好意で11時半前にK氏に車で迎えに来ていただいて、パスタマシンを持ってK氏宅へ。K夫人と一緒にパスタを作る。いつもより作る量が多いのですこし失敗もあったが、簡単にできるのでK夫人もパスタマシンがほしくなった模様。雨は昼過ぎにはあがる。3時前にK氏宅を出てK夫妻と一緒にSt. Augusine's Churchでのオルガンコンサートへ。楽しかった。4時半に終了。ほとんどの客がお茶には行かずに車で帰るようであったので、我々も車でPenarthの町へ出てお茶を飲み、それからPenarth Pierをすこし歩く。半年ぶりだが、やはりこういうところは夏に来ないといけないですね。自宅まで車で送っていただいて6時。その後また雨が降り出す。

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7/25 船は欠航し、帰国のチケットを購入

 5時半起床。メールの返信をして、7時前に家を出る。昨日久しぶりにPenarth Pierへ行って、以前にK夫妻から聞いた観光船のことを思い出して夜にネットで調べてみたら、Penarth Pierから出てLundy IslandというDevonにある自然豊かな島に4時間ほど上陸することができるツアーが今日だけあることがわかった。月曜日とは言いながら、ついついネットで予約をして、急遽行ってみようと。途中で2ヶ所に寄って片道5時間ほどの船旅で、8:15に出航、22:15に帰港というツアー。料金は37ポンド。このツアーはPenarth Pierからだが、出航の45分前にカーディフのバスステーションのブースE1から92Aというこのツアーに乗る人のためのバスが出る。それを待っていると、ちゃんとバスはやってきた。乗ったのは男性一人客ばかり4人とかなり特異。もちろん、船の料金とは別にこのバスの料金は必要だが、親方は定期券が使えるので問題なし。15分ほどでPenarth Pierに到着。Pierの上では風が吹いて寒い中、ベンチに座ったシーンを撮影している人たちがいる。あきらかにプロの集団。Pierの先頭には船がすでに待っている。ところが10人ほどすでに来て待っている人たちの様子がおかしい。よくよく聞くと、今日の船はキャンセルなんだそうな。昨日の悪天候の影響だそうで、昨日はNewportからPenarthすらこれなかったそうな。今日は曇りで風は強いけど、そんなに悪い天気ではないようだったのに。残念。仕方がなく、Penarthの町まで歩き、89番のバスに乗ってカーディフの中心地まで戻る。8時半からやっているスーパーによって、食料品を購入してから帰宅。
 昼過ぎにまた出かけて、まずは郵便局へ行って3月末以降の分のガス料金63ポンドを払う。それから旅行代理店に行って、日本への帰国のチケットを購入。ヒースローからウィーン経由での関空まで片道で400ポンド弱。親方のビザは23日まで有効だが、23〜25は日本が3連休だから飛行機は混むだろうし、また平日の朝に帰国すれば、その日のうちに住所の変更届などが郵便局や市役所に出せるだろうから、21日出発、22日の朝到着に決めた。大学からメールが来て、来年度から3回生または4回生の講義の一科目を英語で講義するようにしてもらえないかという依頼。負担は大きいが時代はそういう流れだろうから基本的には了承する。ただ、単位を取れない学生が大量に出る可能性が高くなるからなあ。英語だから甘くしてもいいなんて気はないし。親方が教えている科目は理科系とはいえ、論述問題しか作れないので。単なる暗記問題なんて作る気もないし。

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7/26 英語の講義はキャンセルに

 東京は台風が上陸したようだが、カーディフは特に何もなし。相変わらず涼しい日々。アメリカではスペースシャトルが無事打ち上げ成功。昨日の英語の講義の件も、今日になってやらなくてよくなったというメールが来る。友人Nからは8月末にカーディフにやってくるという連絡。

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7/27 雨で寒いくらい

 昼間は一時やんでいたが、朝も夕方も雨。今週は雨が多い。そのやんでいる隙に食料品の買い物。今日は最高気温も15、6℃だったらしい。なので長袖。蒸し暑い夏よりは快適だが、夏という感じがしない。まあ、家で原稿を書いたりしている分には関係ないが。夜はK氏からお借りした『日の名残り』The Remains Of The Day(1993)のDVDを見る。英国のマナーハウスを舞台に執事Butlerや女中頭Housekeeperの生活がよくわかって面白い。以前見に行ったCorsham Courtがダーリントン卿の書斎とダイニングの場面で使われているが、それ以外もTredegar Houseで見た使用人のスペースなども見ていたのでとても面白かった。

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7/28 うるさいカモメ

 昨晩はカモメの鳴き声がうるさく、眠りが浅い。朝起きて原因が判明。親方の住んでいるアパートは中庭というか駐車場の端に大きなごみ捨て用Binがあり、毎週木曜日に回収に来る。つまり昨晩はもっともごみがたまっていた日で、しかも上のほうのごみを出した人がしっかり出していなかったらしく、そのごみをあさってカモメがやってきていたのだった。その後も10時ごろ窓から見るとまだカモメがあさっていた。前から不思議なのだがカモメは鳥目ではないのか?カーディフの中心部では真夜中でもカモメが飛んでいるのだが。5時半には夜が明けているはずなのだが、今朝も雨で8時過ぎまで薄暗い感じ。午後はIRAが武装解除宣言をした話題がニュースの中心。IRAはイスラム過激派よりも賢いね。

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7/29 全員逮捕?

 今日はすこし天気が良い。それでも最高気温は18℃だったらしい。夏という感じは全くしないが、もうすぐ8月なんだよねえ。先週のテロの実行犯は全員捕まったらしい。これで終わりならばいいのだが。

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7/30 雨をうまく避けてあちこち見て回る

 朝から降ったりやんだり。10時にまたKご夫妻に迎えに来ていただいて、お出かけ。時々強く降る天気で心配だったが、11時過ぎにThe National Botanic Garden of Walesに到着したときにはやんでいて問題なし。途中すこしパラパラ降ったが、傘の必要なほどではなく、すぐやんだのでよかった。さまざまなお花を見てあるいてから、次にCarreg Cennen Castleへ。眺めのよい岩山の上に立った城跡。3時過ぎに出て、途中で一度休憩して、Cardiff Bayへ戻る。ここでカーニバルか何かがあるということだったが、特に何もなかったようなので、Llandaff Cathedralへ。ここはカーディフの代表的な観光スポットだが、いつでも行けると思ってまだ一度も行っていなかった。それを知ってKご夫妻がわざわざ連れてきて下さった。面白かった。5時半に家まで送ってもらう。不要になった日本語の本を数冊進呈したとはいえ、いつもいつもK夫妻にはお世話になってばかりで感謝のしようもない。

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7/31 チーズはどこへ行った?

 天気のそれほど悪くない日曜日。11時前に家を出て、Queen Street駅からCaerphillyへ。日曜日だということもあって駅のチケット売り場は閉まっているのでそのまま電車に乗る。乗客も結構いるのでCaerphillyに着くまでに検札は親方の席までやってくることができず。Caerphilly駅でも改札はないので、結局切符は買えず。今日ここに来たのはThe Big Cheeseというお祭りがあると知ったから。予想以上に面白かった。もう少し見たかったが、帰りの電車の都合で12時半前には駅に向かう。なにせその次の電車は3時間後なので。日曜日はそんなのばかり。帰りの電車も同じ状況で、Caerphilly駅では切符は販売しておらず、列車内で検札はやってこず、結局帰りも切符は買えず。そのままQueen Street駅で乗り換えてCardiff Bayに行こうかと思ったのだが、電車が遅れて乗れず。次の電車はまた1時間も先なので、Bayには行かず、久しぶりにPillarsに行ってローストチキンの昼食。それからMarks & Spencerでズボンを一本と食料を購入してから2時過ぎに家に戻る。3時過ぎには雨が降り始める。早く帰ってきてよかった。
 自民党 (Liberal Democrats)からのパンフレットが来た。それによると住んでいるアパートの斜め前にあるパブは、現在は法律で夜11時まで(日曜日は10:30まで)の営業になっているが、今年はじめの法律改正に伴って毎日深夜12:40までの営業許可を求めているんだそうな。意見のある人はCity Councilまでというパンフレット。でも、疑問がいくつか。なぜCity CouncilからではなくLiberal Democratsからなのか?またなぜ中途半端な12:40までなの?とか。同じパンフレットの裏には、そのすぐ先にあるピザ屋(たまに親方はここにドネルケバブを買いに行く)の営業時間を朝4時までにしてよいかという件と、またもう少し先にサウナ兼マッサージができる件のコメントも募集している。地域住民の意見を参考にするのはいいシステム。だけど、どれだけ反映されるのかは疑問だけど。

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