Big Pit


 Big Pitがあるのは、ブライナボンBlaenafonという町。Blaenavonと書いているのもあるが、どうもこれは英語で、Blaenafonがウェールズ語表記らしい。どっちでもいいってことですね。カーディフの北北西30kmちょっとくらいでしょうか?大きな地図には載っていない谷間の小さな町です。しかし、ここは2000年に指定された世界遺産です。行き方はいろいろありそうですが、Newportからバスが最も便利でしょう。バスは30番、23番、X24番でNewportから1時間弱で行ける。特にX24番は日曜日を除いて一時間に2本程度はあるので、この地域としては便利なバス。30番のうち日に4本はBig Pit経由だが、残りは経由しない。日曜日はどこも同じで全く運行していないかほとんどない。Newportから11時45分の30番のバスに乗る。カーディフ行きも同じ30番だがそれとは違うバスです、紛らわしいですが。前者はStage Coachが運営するバスで、Newportのバスターミナルの乗り場は違うので注意が必要。しかも、バスは来るはずのバス停の隣に来ました。来るはずのところには隣に来るはずのバスが止まっていたし。こういうことがあるので臨機応変に対処しないといけません。11時45分発のバスはBig Pitへは行きません。1時間後のは行くけど。1時間Newportで待つより、Blaenafonの町を見ればよいと思う。バスでBlaenafonまで往復のチケットを買おうとしたら、往復で7ポンド以上だが4.80ポンドのExplorerの方が安いのでそうしないのか、と言われる。これは一日券ですね。言われたとおりにこのExplorerを購入。Blaenafon到着は12時半。この町のTown Centreに行けば観光の情報もあるかと思ったら、全くなし。小さな町でなにもありません。バスターミナルなんてものもないし。町外れの鉄の採掘場Ironworksのところにインフォメーションがあるというが、開いてない。Ironworks自体が4月からでないと開きません。ということがわかって、結局Big Pitまで歩くことにする。途中の屋台で買ったベーコン・ソーセージ&卵のサンドイッチ(1.90ポンド)をかじりながら歩くと、工業団地の中を通って約20分でBig Pitに到着。

 Big Pitは正式名称はThe National Minig Museum of Walesという。ここの売りはBig Pitという名の1980年まで採掘していた炭鉱の坑道に入れるツアーです。親方のウィーンの友人たちも、「ウェールズ?炭鉱しか思いつかないねえ」というほどヨーロッパ人からすればウェールズの印象と炭鉱は密接だそうです。もっともオーストリアではラグビーが盛んではないので、イメージが違うのかも。入場は無料。2月中旬から11月末まで毎日オープンで、ちょうど行った2日前に開けたばかり。ツアーの待合所に行ったら、ちょうど次のツアー出発の直前でチケットを集めているところ。一人なら入れるというので待たずにツアーに参加できた。子供も入れて16人だったかな?ただし子供には身長制限があり、幼い子は入れない。まず、ヘルメットを頭の大きさに合わせて調整してくれて、それをかぶる。つぎに、腰にバッテリともうひとつ何かついたベルトをとめ、バッテリにつながったランプをヘルメットの前に固定した。続いて坑道内はバッテリの内蔵されたものはダメだそうで、カメラだけではなく、腕時計や、人によっては車のキーも貴重品袋に入れて置いていく。大きな荷物も。これで準備OK!リフトに乗って90m地下に降り、所々で立ち止まって説明を受けながら坑道の中を1時間ちょっと歩き回る。坑道は狭いというより高さが低く、大人の男性だと腰をかがめないと頭をぶつける場所が多数。中腰で歩いたりするので結構負担。説明は大量のジョークを交えながらなかなか興味深い。途中で全員のライトを消して、本当の真っ暗闇で全く見えない状態を体験させたり、地下の馬小屋(!)を見たり、実に面白いツアーでした。ちなみにツアーの途中で説明されましたが、腰につけたもうひとつのものはガスマスクでした!これは絶対お勧め!場所が行きにくいけど。車いすでもあらかじめ予約すれば見られるんだそうな。地面は必ずしも平らじゃないでしたが。坑道から上がって、ほかの施設を見学。坂の一番上にあるPit Head Baths Exhibitionsは、もともと鉱夫が着替えてシャワーを浴びるための施設で、それも見学できるほかに、さまざまな道具類などの展示や歴史の展示などもあって面白い。Minig Galleriesは、地面からすぐの広い坑道で、音と映像と光で説明するアトラクション。まあ、Big Pitにもぐれない人向けでしょうね、これは。おみやげ物が充実していないのは残念。特に公式ガイドブックがないのには驚きました。折角気に入ったので買おうと思ったのに。

Big Pitの入り口
Big Pitの入り口。ここを曲がって少し上ったところがBig Pitになる。

坑道に下りる直前
坑道に下りる直前。順番に降りる準備をしているところ。奥に見えるリフトで降りる。

坂の上からみたBig Pit
坂の上からみたBig Pit。赤い塔がリフトのための塔。手前の赤い建物がそのリフトをワイヤで上下させている動力の建物。赤い塔の真後ろに見えるのが工業団地。右奥に見えるのがBlaenafonの町。

IronworksIronworks
Ironworks。冬は中に入れませんでしたので柵の外から見たところ

くちた列車
Big Pitのすぐそばにある、くちた列車など。昔はこれで石炭を運んだ名残らしい。


Big Pit公式ホームページ

Blaenafon観光公式ホームページ

カーディフ周辺地図


カーディフ滞在記トップページ

トピックス一覧カーディフ観光編