Bridgendはカーディフの西方30kmほどの町。Swanseaとの中間地点。城はあるが有名な観光地ではなく、北側の谷へ行くための入り口としての意味が大きい街。カーディフからは電車で20分ほど、Off Peakの往復で4.20ポンド。Swanseaとの間なので日曜日も含めて電車の本数は多い。時間はかかるがX2のバスでも行ける。日曜日でも1時間に一本は走っている。
なぜここへ来たかというと、Jarrold社の"Cardiff, Swansea and Gower Walks"というウォーキングのガイドブックのひとつのコースがここにあるから、それを歩いてみようと。それによれば8miles、4時間のコースということ。と言っても出発地点は駅ではないので、まず出発地点まで行く。この街にはインフォメーションはあるが、街の中心ではなく北側の自動車道路沿いにあるらしいので、インフォメーションは目指さない。
街の中心を通り抜けて高台にあるNew Castleへ。これが城の正式名称だってのは信じられないですが。CADWが管理していて10時から16時しか見られないと書いてあるが、10時前なのに門は開いており、入場料も要らなければ誰もいない。ただ、崩れかけた壁があるだけの城。中に入ると捨てられた缶ビールのごみの山。どこにも馬鹿なことをするのはいるようです。高台にあるが、隣の教会や木々が邪魔して眺めは良くない。
New Castleを歩き出したのが9:25。坂を降りて、Ogmore川に沿って歩いていく。New Inn Bridgeという石の橋を渡って川から少し離れ、遠くにキジがいるのを見たりしながらしばらく歩くとMerthyr Mawrという地域になる。このあたりは馬が多い。歩行者専用の橋で再度Ogmore川を渡ると左右が湿地帯になって道もぬかるんでくる。その道の突き当りがEwenny川で、川の反対側にOgmore Castleが見える。どうやって渡るのか見ると、川に飛び石があって、そこが渡れるようになっているが、石の上が平らでなく少し滑る上に、石のうちのひとつは水面よりも沈んでいるんですけど・・・。慎重に渡って、Ogmore Castleを見る。ここも12世紀に作られて、現在は廃墟ですが、非常に危険な城!城の中に羊がウロウロしているのですけど・・・。城の隣で飼われている羊のようです。そのため羊の落し物が城中に落ちている。下を見ないではおちおち歩けません。入り口には「Dog Only」と書いてあったのですが、羊はダメって意味だったのでしょうか?それを羊は読めなかったのね。親方はここを羊城と勝手に命名。羊城を出ると乗馬の施設があって、大きな自動車道路に出る。このあたりがOgmoreという地域。このあたりで10時半ぐらい。この道はバス道路になっているので、Bridgendからここまで145番のバスで来ることも可能のよう。ただし本数は少ない模様。
この道を少し歩いて今度はまともな歩行者専用橋でEwenny川を渡る。このあたりは湿地で、サギや白鳥など鳥も多く見えるが、遠いので双眼鏡を持ってくればよかった。ところがここで問題が発生!ガイドブックによれば、「橋を渡ったら右に行き、川に沿ってstileを越えて進め」とある。stileとは、「人は越えられるが家畜などは越えられないように塀に設けた踏み段」のこと。イギリスではあちこちにある。ところが、右に見えるのは歩けそうもない湿原。stileなどなく鉄条網が張ってある。一ヶ所鉄条網がない場所があるが、川に沿った方向ではないし、そこは最も水が多そうな場所でもある。ガイドブックは2003年出版なんだけど、その後状態が変わったのでしょうか?
ということでルートが通れないので自動車道路に戻って、Ewenny川に沿ってこの自動車道路を2kmほど進み、Ewennyという地域でルートに再度合流。引き続きEwenny川に沿って歩くと、Ewenny Prioryというのが見える。Prioryは小さな修道院のこと。1141年に作られたそうな。大きな壁に囲まれており、CADWの管理下で中は見られなかった。一部は現在も教会になっているが、ここも中は入れず。その先に進み、歩行者専用橋でEwenny川を渡り、いくつもstileを越えて、道路に出ると、あとは住宅地と商業地の道路を1.5kmほど歩いて駅へと戻る。駅に着いたら12:10。途中ルートをショートカットしたけど、それにしても予定より速く歩きすぎたか?
上記のように3月に歩いた後、5月にもEwenny Prioryに再訪。知人の日本人K夫妻に車で連れてきていただいたが、K夫妻にはこんなところにまで来たことがあるのかと驚かれた。ここの教会でK夫人は合唱団で歌ったことがあるのだそうな。3月には教会には鍵がかかっていて入れなかったが、今回は入れた。この中は1795年にEwennyにやってきたターナーが1797年に完成させた絵の題材になっている。小さいけどシンプルで昔の雰囲気の残ったいい教会。多く飾りがついた外見とシンプルな内部との差が大きい。













