サッカー Cardiff City Football Club


 稲本が1ヶ月のレンタル移籍をしたばかりの2004年12月26日にCardiff City FC vs. Wolverhampton戦を見に行く。Cardiff City FCのホームグラウンド、Ninian Parkはカーディフの中心から西へ1マイルほどのところにある。電車ならCardiff Central駅の隣、Ninian Park駅からすぐ。バスなら1番2番が目の前の道を通る。そのほか、92〜94番で少し歩くなど、いくつかの行きかたがある。ただし行った日はBoxing Dayという祝日で電車もバスもすべて運休。なので歩いていった。Sloper Road沿いのNinian Parkの入り口にある当日券のブースでPopular Bank Seatingというバックスタンドの席を21ポンドで購入。当日券以外にインターネットや電話など購入したチケットの引取り所や、次回以降のチケット売り場など分かれていてわかりやすい。異なる入り口の当日売りのチケット売り場はそれぞれ入り口付近にある。オフィシャルグッズのショップをひやかしてから入場。入場するときに、バッグの中を見せろといわれ、見せる。中に入っていた水のペットボトルに対して、キャップを渡せば持って入っていいという。面白いですね。日本だと紙コップに移せとか言われたりするけど。キャップさえはずしてしまえば、投げ入れる人がいても中身がこぼれて危険ではないということなんでしょう。1時間前に入場したが、その時間では客は本当にまばら。しかし開始時刻にはほぼ満杯で16700人の入場者。やはり祝日だからでしょうか?日本人も何人かいた。観客席は寒くてこごえた。試合前も試合中も観客席でタバコを吸っているのが多いのは迷惑!もちろんダメなはずで大多数は通路で吸っているんですけど。
 稲本は先発メンバーには入らず。Premier Leagueの下の2部リーグ(Coca Cola Football League(全24チーム))の17位対21位の試合ということで、はっきり言って下手。相手にパスするなどつまらないミスは多いし、お見合いはするし。パスというよりも前に蹴っているだけのボールも多い。その次の試合を見てわかったが、この日は中盤の中心選手が出場停止だった影響が大きかったみたい。ゲームはほとんど上位のWolverhamptonが支配。しかし、前半にミスからCardiff City FCが先制してスタンドは大騒ぎ。後半30分ほどに同点にされたが、あの試合内容ならドローでも仕方がないだろう。稲本は残り10分ほどで出場。観客からはPremier Leagueのプレイヤーの参入ということで期待されていて、拍手も大きい。正面からいい形で1本シュートしたがキーパーに防がれる。ミスもあって、調子はもうひとつだったか。

 アウェイの試合を2試合はさんで、2005年1月3日に今度はNottingham Forest戦を見に行く。Nottingham Forestは伝統のあるチームで、親方が30年位前によくテレビ(三菱ダイヤモンドサッカーっていう番組だったはず)で見ていたころにはトップチームでした。しかし、いまや二部リーグで下から二番目のチームです。前回は最後の10分だけでした稲本も元日の試合ではフル出場でしたから、今日はちゃんと先発してくれるでしょう。バスで行こうかと思ったけど、Bank Holidayで本数が減っているようなので結局また歩いてNinian Parkまで行く。今日はBoxing Dayのときよりもチケットが安く、同じバックスタンドが19ポンド。しかもなんと先日の席のふたつ後ろの席。2万人近くも入るスタジアムなのに偶然なのでしょうか?それとも当日席はいつもこのあたりなのでしょうか?今日はプログラムを購入。2.50ポンド。前回も買おうと思ったんですが、Official Shopにもないし、入場したあとかと思ったけど中にもなかったし。で、買い損ねました。今日わかったのは、会場の周辺にいる子供たちが売っていました!全く予想していなかった売り方でしたので前回は気がつきませんでした。しかも、新聞売りとか、予想屋らしいのとかもいましたので。入場の際に今日はボディチェックを受ける。怪しそうに見えましたかね?試合前に会場でWelsh Burger(2.30ポンド)なるものを食べる。パテ以外なにもはさまっていない貧相なハンバーガー。こういうところでまともなものが出るとは思っていなかったけど、結構かじっている人がいるので食べてみたんですけどねえ。試合前から風が強く、しかも強い霧雨が降ったり晴れたりウェールズらしい天気。屋根があるからいいですが今日も寒い。Nottinghamからは伝統チームらしくアウェーでも声を出している熱心なファンはきてました。Cardiff City FC側もBoxing Dayのときよりもはるかに声も歌もブーイングも出ていて、Englandの試合らしかったです。Boxing Dayはクリスマス休暇中でいつもとは違う観客層がいっぱい来ていたのでしょう。今日は前回より観客は少なく、1万3000人ちょっと。
 稲本はホーム初先発と紹介され、大きな拍手をもらっていた。試合開始前に津波の被害者に一分間の黙とう。前半は稲本も特にぱっとした動きもなく。中一日で試合ですから、その影響でしょうか?パスをスルーしたら後ろに味方がいなかったりとか。後半は動きも少しよくなり、いい形を何度か作る。後半開始早々に相手キーパーのミスキックが稲本の正面に。それを味方にパスすると、その選手が反則を受けPK。それを決めてCardiff City FCが先制。稲本は後半30分過ぎに交代。その後、コーナーキックから1点入れ、相手に退場者が出たロスタイムにドリブル突破でもう1点いれて結局3対0。試合の主導権もずっとCardiff City FCが握っていて、いい形もずいぶん作っていたし、妥当な結果でしょう。観客は皆満足そうに帰っていった。

Ninian Park
Sloper Road沿いのNinian Park。見えているところの裏側がメインスタンド。

Ninian Parkの内部
Ninian Parkをバックスタンドから試合開始1時間前に見たところ。柱は迷惑。スタンドのスロープはなだらかで、前の人の頭が邪魔になる。特に手前のタッチライン沿いは見えにくく、ちょっといい形になる度に皆が立ち上がることになる。また、試合の最後のほうは太陽が逆光になって見にくかった。5列くらい前だったら前半から逆光。

Ninian Parkの車いす席
Ninian Parkの車いす席。その向こうは親子連れでないとチケットが買えないというファミリー席(ゴール裏)。こういうのっていいですね。日本でも地域のファンを大事にするならやるべきでしょう。日本もJリーグが始まる前の日本リーグでは、観客は少年サッカーチームばかりだったんですから。


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