Cowbridgeはカーディフの西20kmのところにある。Bridgendとカーディフとを結ぶ中間地点にあるが、電車も自動車道路M4もCowbridgeよりも北を通るので、意外に不便なところ。だが、ここはウェールズでおそらく最も豊かな街なんだそうな。カーディフからはX2のバスが便利。
前日は車でやってきて少し中心を歩く。
翌日は11:45発のX2番のバスに乗ってCowbridgeへ。12:25ごろ着。歩く前に軽く食事をしようかと思ったが、おいしそうなレストランに入ったらその後歩けなくなってしまう。しかし、日曜日だからか気に入った軽食の類は見つからず。なので、手持ちのチョコバーとシリアルバーを食べながら歩き出す。「Cardiff, Swansea and Gower Walks」という本に載っているルート(8マイル・4時間)に沿って歩き始める。
まずCowbridgeの北側へ歩き出すが、このルートはわかりにくい。標識がなかったり見難いところに立っていたり。または、「左の端に沿って100ヤード歩いたら右に曲がって野原を横切れ」とか書いてあるが、草が伸びていてルートらしい足跡も全くないところも多い。なんとか正しいルートを探しながら歩き続ける。前半はほとんど野原。後半は林の中を歩くことが多い。Llansannorという小さな集落などを通り、2時間ちょっとでCowbridgeのすぐそばまで戻ってきて、今度はCowbridgeの南西の方へ行くルートを歩く。
さすがに歩きつかれて、3時過ぎに途中のCross Innというパブに入り、ビールを1パイント飲む。ビールを飲みながら隣のもうすっかり出来上がったおじさんと話すが、この人ろれつが回っていなくって英語が非常にわかりにくい。「どのくらい歩いたんだ」「7マイルくらい」「どこから来たんだ」「カーディフ」「ああ、カーディフから歩いて来たのか」「違う違う!」「これからどこへ行くんだ」「(地図を見ながら)Llanblethianの方へ」「ああ、それならなあ、ここをこう行って右に曲がってぐるっと回ってPiccadilyを進んで、右には行かずに左にずっと進めば城があって・・・って行けばよい」とかいう会話。パブの店員が紙と鉛筆を持ってきてくれたが、本人は書きもせず、「よし、俺が途中まで案内してやるからちょっと待て」とほぼ上まであるビールジョッキを空ける。そこまで言うんならと店を一緒に出ると、「お前の車はどれだ?」って、話がなにもわかっていないんじゃないのかな?1kmほど一緒に歩き、道を説明してもらって別れる。このおじさんの説明した道はまあ、ガイドブックとはちょっと違うけど、たしかに雰囲気は楽しめるかも。でも、おじさんが絶対に行けという城への道はPublic Footpathの標識が昔あったけどはずされている。おかしいと思いながら進むと、どうやら私有地の中になっていて見られないみたい。ぶつぶつ。なので結局最後はガイドブックとはずいぶん違うルートでCowbridgeまで戻ってきたのが4時20分。暑いし、疲れたが、どうもさっきのこともあるからパブでビールという気にもなれないし、いいレストランなんて気分でもないし。まあ、もっともいいレストランなど日曜日のこの時間に開いているはずもないが。アイスをかじっているのがあまりにおいしそうで、スーパーでアイスを買ってベンチに座って食べる。あとは少し街を歩いて、5時7分のバスでカーディフに戻る。









