クリケットは日本ではほとんどやられていないから見たことがないですが、英国では最も人気があるスポーツのひとつ。だが、1試合がとんでもなく長い(試合によっては5日かけるそうな)のでテレビでもスポーツニュースのダイジェストで見るだけ。やはり実際に試合を見てみないと、ということで見に行ってきた。
カーディフにあるのはGlamorgan Cricketというチーム。競技場はBute Park内にあるSophia Gardens。Webで試合の日程を調べると、シーズンは春から夏。Webでチケットを買おうかと思ったんだが、なぜかうまくいかず。というか、英国のチケットでWebできちんと買えたことのほうが少ないんですけどね。なので3月に直接Sophia Gardensに行くと、競技場の横にNational Cricket Centreという建物があるので、入ってみると受付があった。このブースで4/22(金)の試合のチケットを購入した。15ポンド。もっともチケットが送られてきたのは2日前だったが。ブースで何時に試合開始なのか尋ねると、4時10分試合開始で10時半終了予定と教えてくれる。インターネットでは試合の日はチケットを購入しようとすればわかるが、開始時刻はどこにも見つからない。このブースにあったポケット日程表にも日程のみで開始時刻はない。チケットには書いてあるけど。
4/22(金)は3時半に家を出てSophia Gardensへ。雨が降っているが、予報はそんなにひどくない。途中Spring Flower Show Cardiff 2005の会場の横を通ってTaff川の西側にあるSophia Gardensに着いたのが4時5分。4時10分開始予定のGlamorgan対Essexの試合。しかし、雨ということもあるのかガラガラ。この分では国際試合でもない限り事前にチケットを買う必要はなく、当日入り口の横で買うのでよさそう。上に木の枝があって濡れない席で待つが、雨がやまないので一向に始まる気配がない。小雨になったためか4時45分ごろにスタッフが出てきて、中心にひいてあるビニールシートの上にたまった水の処理を始めたが、またすぐにひっこんでしまう。ひたすら待っていると、6時15分前にそれまでかかっていたラジオ放送が止まった。これは今日は中止しますって放送かなと思ったら違う。「今日は歴史的な日です」ですと。Englandのクリケット協会のおえらいさんとWales協会のおえらいさんがでてきて何か言ったが、よくわからず。何か簡単なセレモニーでした。それから、照明の点灯。その前に照明が新しくなるのにいくらかかって、その費用は会員からの寄付や地元経済団体からの寄付でどうのこうの・・・、というアナウンス。それから少したって雨がほぼやむ。こりゃしめたと思ったけど、そのころに今度は風が強くなって寒くなる。またスタッフが出てきてビニールシートの周辺でひたすら作業。で、6時半に放送が入って、このまま雨が降らなければ7時半に試合開始、ですと。まだ準備に一時間もかかるのね。そのうち子供や選手などがグランドに出てきて練習をはじめる。が、6時45分ころにまた降りだしてスタッフはまた引き返す。しばらく待っていたけど、寒いのとやみそうもないのであきらめて帰ることにしたのが7時15分過ぎ。結局8時前に家に着くまで雨は小降りにはなるがやまず。3時間も待ったのにねえ。サッカーやラグビーとは違って雨だとやらないのですね。帰ってから見ると7時半に中止が決定したそうです。カーディフでは1997年以来はじめての中止だそうな。意外と少ないんですね。
翌週4/27(水)。天気のいい今日こそ先日のリベンジです。4時にSophia Gardensに着くともう試合はやっている。入口でチケット(大人8ポンド)を買って入ると、今日の試合開始時刻は11時。平日だっていうのに午前からやっていたんですね。のんびり見ようかと思ったら、4時15分に一旦休憩になる。なので、まずNational Cricket Centreの中の売店を眺める。しかし、ほとんどはクリケット用具で、あまり興味がわかない。それからビールを一杯買って観客席でなめていると4時半に再開。結局7時に再度中断するまで見て、帰宅。最後は何時までやっていたんでしょうね?観客を見ていると、もちろん熱心に見ている人も多いが、一時間ほど見て帰っていく人もいる。また、クロスワードを解きながら見ている人も。結構、思い思いに楽しんでいるみたい。要は試合開始から終了まで全部見ようなんて思わないほうがいいということ。Taff川沿いの遊歩道の一部から少し見えるところがあるが、そこでしばらく立って眺めている人もいた。そこならいすはないけど無料だしね。
見たのは、Glamorgan対Surrey戦。4日間の試合の初日。クリケットの観戦は初めてですが、一応基本ルール等は予習をしていったので、簡単なことはすぐに理解できた。しかし、細かいところはわからない点も多い。でも、見ているうちにいろいろ面白さが見えてくる。たとえば守備の陣形は、いろいろと場合によって変えるんですねえ。攻撃の戦術も見えてきたし、守備の戦術もあって、結構奥が深そうなスポーツですね。なにせ360度どこへ打ってもファールってのがないですから、守備も360度あらゆる方向を守らなくっちゃいけないわけで、臨機応変に守備位置を変え、また打つほうもその守備位置を見て穴を見つけてそこを狙ったりしていました。よく見るとチケットにはAnti-Racism Statementなる記述が。要は人種差別のやじなどをした場合には退場させますという。こういうのを書かなくっちゃいけないほど問題があるのでしょうか。確かにインド系らしい選手は数人いましたが。




