マーサーティドヴィルMerthyr Tydfil


 Merthyr Tydfilはカーディフの西北西に30kmちょっとにある、昔の製鉄業の中心地。近くに良質の石炭と鉄鋼が取れたから。一時期はウェールズで最大の都市だったんだとか。今はBrecon Beacons国立公園への基地でもあり、Taff渓谷に沿ってCardiffからBreconまで歩けるTaff Trailの中継地でもある。平日と土曜日にはカーディフからほぼ1時間に一本ずつ電車がある。日曜は4本しかないが。所要時間は50分ほど。頻繁に駅に止まるので距離に比べて時間がかかる。そのほかバスで行く方法もある。
 9時前の電車に乗って9時40分に到着。まずバスターミナルの脇にあるインフォメーションへ。この町は観光地化されていないらしく、路上の案内は大変少ない。以前にBreconへ行くバスで一度通過しているので位置関係はわかっているので迷わなかったが、初めてだとわかりにくいだろう。駅前のTESCOの横のBrecon's Placeという名前だったかな?の通路を進むと狭くて華やかな通りに出るので、その先ちょっと行った所に大きなバスターミナルがある。5分かからない。インフォメーションで聞くと、この町の地図は2.50ポンドだそうな。インフォメーションで無料の地図がもらえなかったのは、今回のヨーロッパ滞在で初めて。買ったけれども、手書きで必ずしも正確でなく、道なりに曲がっているところなんかは反映されていない、使いにくい地図。観光地の情報も書かれてない。それとともにこの町は通りの名前が必ずしも交差点のところに書いていないので、歩いていて正しい道なのか不安になる。インフォメーションで聞くとカヴァースヴァ城Cyfarthfa Castleが見所だという。確かにBreconに行くバスでもそのすぐ前を通ってよさそうだったので、そこに行くことに。
 インフォメーションでは歩いて10分というが、インフォメーションの言う距離があてにならないのはここも同じ。どこも近く言う傾向にある。15分かかって入り口まで行き、坂の上にあるCyfarthfa Castleの建物まで行ったら、平日は10時からだけど土日は12時からだそうな。インフォメーションで勧めておいて、これですからねえ。周りに見るものもなく、地図を見ながらうろうろ歩き回る。Cyfarthfa Castleへ行く途中で道に案内が出ていたYnysfach Iron Heritage Centreというのに行ってみようと、近道をしようとして道を間違える。途中で気がついたが、時間もあることだしそのまま進んで町の西にあるHeolgerrigという地域へ。そのまま坂を上っていくと、Tram Road Sideという場所の向こうに眺めのよさそうな丘を見つけてそこに登る。思ったとおりに眺めがよく、Cyfarthfa CastleもMerthyr Tydfilの町もよく見える。丘の上は風が強く寒かったが、そこでしばらく眺めてから道を戻って、間違えたところを見つけ、中心地からすぐだったYnysfach Iron Heritage Centreへ。ところが閉まっていて、アポイントがあったときだけ開けるんだそうな。ぶつぶつ。
 中心部の繁華街を少しウロウロ歩きまわってから、再度違う道を通ってCyfarthfa Castleへ。Cyfarthfaとはplace of barking (dogs or foxes)の意だそうな。入場無料。ガイドブックを3.50ポンドで購入。ここは製鉄所を経営していたCrawshay家の所有していた家。その後博物館になった。奥のCafeのところを地下に行けといわれる。12時に開いてまだ5分しか経っていない筈なのに、なぜかCafeは人でいっぱい!その手前を地下にいくと展示が。地下にはMerthyr Tydfilの町の歴史に関する展示がある。ローマ時代の遺跡や製鉄業、世界初の鉄道の開通、大恐慌時代の失業、戦後などが展示されている。世界初の鉄道は、1804年にここMerthyr Tydfilからどこかへ鉄と人を運んで蒸気機関車Penydarren号が走ったのだそうな。つまり当時世界最高の工業都市だったということですね。模型はあるが、ちゃち。1階は城の昔の名残を残した部屋にさまざまなものが展示されている。鉄の製品、絵画、古い楽器、古いカメラ、ブリトニースピアーズが着たドレス、陶器類、刀、エジプトの出土品、などなど。
 Cyfarthfa Castleの建物を出た公園のところで、結婚式らしい服装の人たちがいた。ここのホームページを見ると結婚式ができると出ているので、それでしょう。歩いて中心地に戻り、遅いお昼。この町はパブで食事ができるかどうか書かれているところがない。外から見ても飲んでいるだけだったりする。ファーストフードはいやだし、ということで、バスターミナルのすぐ横のCastle Hotelというホテルの中のレストランに。レストランはガラガラと思ったら予約があるそうで、横のバーラウンジでいいかというので、そこでいただく。スープとパイとビールを1パイント。あわせて10ポンド。普通に美味しかった。ビールはLocalのとそうでないとあるというので、LocalのをくれといったらBrainsでした。これはカーディフの中央駅の真裏で作ってます。そのうちレストランに先ほどの結婚式らしい一団がやってきてパーティでした。再度インフォメーションに寄ったら、ほかにJoseph Parry's Cottageというところがあるという。典型的な労働者の住宅を残したところで、Joseph Parryという作曲家の生家だそうな。しかし、ここも冬はOpen by appointment only。こればっか!管理しているのはCyfarthfa Castleだそうな。もういいです。

Taff川
Taff川。この川に沿ってTaff Trailという散歩道が整備されている。

Tram Road SideからみたMerthyr Tydfil
Tram Road SideからみたMerthyr Tydfil。真ん中に見える大きな建物はA470という道路のためのサービスエリア。その向こうに見えるのがMerthyr Tydfilの町。Cyfarthfa Castleはこの左側になる。

Tram Road SideからみたBrecon Beacons国立公園方面
Tram Road SideからみたBrecon Beacons国立公園方面。間の谷間をA470で行くとBreconにいく。

ケヴンコードCefn Coed
Cyfarthfa CastleからみたケヴンコードCefn Coed。これはウェールズで3番目に大きな橋で1866年(1899年という資料もあってどちらか未確認)に作られた鉄道のための橋。1967年まで使われたあと現在は歩行者のみ渡れるそうな。近くには行ってない。

Cyfarthfa Castle
Cyfarthfa Castle。周囲は公園になっている。

Cyfarthfa Castleからの眺め
Cyfarthfa Castleからの眺め。真ん中左側上にある小さな丘(奥の山ではなく手前)がTram Road Side。手前の芝生や池は公園。

Tram Road Sideから見たCyfarthfa Castle
Tram Road Sideから見たCyfarthfa Castle。Merthyr Tydfilの中心部はこれより右になる。手前の道路はA470。

Ynysfach Iron Heritage Centre
Ynysfach Iron Heritage Centre。右の建物が1801年に建てられた溶鉱炉のための建物だそうな。


Merthyr Tydfil市公式ホームページ

Cyfarthfa Castle公式ホームページ

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