Sherman Theatre


 Sherman TheatreはCardiffの中心地からは少し離れている。中心地から真北方向にあり、最寄り駅はCathaysになる。周囲にはCardiff大学の建物と住宅が多く、商店やレストランはほとんどない。その点では多くの人にはあまり便利な場所ではないが、親方の部屋からは歩いて10分程度の便利なところになる。2005年4月7日にここに見に来たのはAmazing Graceというミュージカル。Cardiff International Festival of Musical Theatreの一つでもある。A Brand New Musicalとあったが、本当に。2005年3月21日初演ですから、まだ初演から20日経っていない出来立てほやほやのミュージカル。初演地はウェールズのSwansea。なぜかと言えば、The Wales Theatre CompanyというSwanseaを中心とした劇団の公演であり、このミュージカルの内容はSwanseaのすぐそばで1904年にEvan RobertsがはじめたWelsh Revivalというのが元になっているから。Welsh Revivalというのがよくわからなかったので友人のF氏に教えを請うと、「ウェールズでは特にnonconformist(非国教会信徒)が多く、これを英国国教会に帰属させようとする運き(=弾圧)が盛んだったが、これに対する反対運動」なのだそうです。メソジストであろうとパプテストであろうと、ローマンカソリックであろうと、自分達の信じるもの、すなわちキリストのもとに帰ろうとする運動となり、それが1904-5年に、弾圧に対する市民抵抗運動として、なされたのだそうです。
 という予習をしてから出かける。7時前に到着したが、開場まだ。それどころか、開場したのは公演開始予定の10分前の7時20分。プログラムを2.50ポンドで購入。席はD23。前から4番目の右寄り。1ヶ月ほど前に15ポンドで購入。小さな劇場なので舞台まですぐです。席についてみると、すでに役者は舞台の上にいる。これでは30分以上前から入場させるのは無理だねえ。入場に時間がかかったので実際に公演が始まったのは10分遅れ。休憩を一度入れて終演は10時5分。
 よかった。本も良かったし、音楽も良かった。演出も悪くない。Welsh Revival後のEvanの苦悩がよく描かれていたと思う。予習をしていたのと英語もそれほど難しくなかったのでわかりやすかった。すべての曲を作詞作曲したMal Popeも演奏に加わっていた。よかったので、親方には珍しく終演後にCDを購入。12.99ポンド。難を言えば、主役のEvan役は役者としてはまあまあかもしれないが、共演者に比べて歌が下手なのが目立つ。あとマイクが一瞬切れたことが数回あったのも残念。この劇場は親方が行ったなかでこれまで唯一休憩時間にアイスが会場内で売られなかった。ちなみに日本でも有名な歌Amazing Graceは一切出てきません。

Sherman Theatreの外観
Sherman Theatreの外観

Sherman Theatreの内部
Sherman Theatreの内部。開場したばかりだがすでに役者は舞台の上にいる。


Sherman Theatre公式ホームページ

Amazing Grace公式ホームページ

Cardiff International Festival of Musical Theatre公式ホームページ

Sherman Theatre周辺地図 住所はSenghennydd Roadだが、その道はこの地図ではWoodville Roadになっている。間違いなのか名前が変わったのか?


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