ウェールズ民族博物館 Museum of Welsh Life


 親方がカーディフで事前にもっとも興味を持っていた場所です。場所はカーディフの西の町外れ。基本的にはバスの32番で行きます。ただし、なかなか単純ではないです。というのはバスの32番にもウェールズ民族博物館行きのバスとそうでないのがあります。博物館行きは博物館の正面で止まります。32番の博物館行きでないのもたぶん正面にいくと思うけど確認してません。それに対して32番の似たのに320番があり、これは博物館の中までは行かず、博物館の違う入り口のそば、St. Fagans Churchで降りることになります。帰りは日曜日は博物館の正面から出る本数が多いですが、それ以外の曜日は少ないので時間によってはSt. Fagans Churchでバスに乗ることになります。バスターミナルの始発が9時15分で、ほぼ1時間おきにどれかのバスが発車します。始発ではたぶん開館前に着くはず。
 開館時間は10時から5時でした。入場は無料。地図のついたガイドブックは2ポンド。広い敷地の中に古い農家や商店、住居、職人の家などを散在させています。わかりやすく言えば明治村。ですが、調度品とかもしっかり残しています。それだけでなく、それを使って昔ながらのやり方を実際に見せてくれるのがいいです。面白いのは、1940年代後半のプレハブ住宅も展示しています。これもひとつのウェールズの過ぎてきた時代ということだそうです。また、50年後をイメージした未来住宅ってのもありました。日本人のイメージだとハイテクを使って便利に、ってなことだと思いますが、ここは全く違います。基本はエコロジーでした。エネルギーはできる限り太陽光と太陽熱、水はできるだけ雨水の利用、材料はできる限りリサイクルできるもので、たとえば家の素材は木とアルミが主で、というものでした。こういうのもあるのも面白い感覚ですよね。あと、どの農家も皆部屋の中が非常に暗いので驚きました。明り取りの窓は非常に小さく、家の中には日はさしません。何箇所かでたずねると、今日は風が強いからあの窓を閉めているけど開ければもう少し明るくなるとか、場合によってはろうそくを使うとか言ってましたが、真昼間で目をこらさないと見えないというのは極端ですね。ヨーロッパのホテルの部屋でも思うのですが、日本のように部屋中に明かりを煌々とはつけないですよね。そういうなごりなのかと思いました。メインの建物の2階には、農機具・服飾・楽器・日常用具などの展示がある。丸一日じっくり見られます。雨さえ降らなければね。

お城の外観
博物館の中にあるSt Fagans Castle。中の部屋もいくつか見学できますが、写真撮影不可。

舟をこいでいるおじさん
Boat Houseにて。ウェールズでももうほとんど残っていない網を使った漁法を紹介している。この船は佐渡のたらい舟に似ている。

畑と馬の写真
馬を使ってすきで畑を耕すところを見せている

ふいごをふいて火をおこしているところ熱した鉄を打っているところ
2000年前をイメージしたケルト村にて。実際に手でふいごをふき、火をおこして鉄を熱し、実際に刃物を作って見せているところ

竪穴式住居のような家の写真
2000年前をイメージしたケルト村

りんごを機械でつぶしている風景上から見た風景
りんごを機械でくだき、それをしぼってりんごジュースを造るところを実際にやって見せている。ただし、使っているりんごはすべてニュージーランド産!

りんごをしぼっているところ
くだいたりんごを網に入れて重ね、しぼるとジュースが取れる

メインの建物の2階から下を覗いたところ
メインの建物の入り口にはこのようにウェールズの特産品の実演・即売コーナーもある

レストランの中の写真
メインの建物の2階にあるセルフサービス方式のレストランで食事をしたが、ここには普通のフォークやスプーンと並んで、手がうまく使えない人でも使いやすい柄の太いスプーンやフォークをちゃんと用意してあった。こういう配慮をしているところなんて日本にないよなあ。感心しました。

古い義手古い手術用具セット
メインの建物の2階にある展示室の中にあった、古い義手と手術用具セット。すいません、個人的な趣味の写真です。

昔の世界地図の日本の部分の拡大写真
展示されていた1800年代末期の世界地図の日本のところ。形がゆがんでいるのはこんなものでしょう。日本海はSea of Japan。これに対して日本はNipuonって書いてありますよ?面白いですね。


ウェールズ民族博物館公式ホームページ

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