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再生可能エネルギー、新エネルギーって何?(2004/3作成)

最近、再生可能エネルギーや新エネルギーという言葉をよく耳にしませんか?
イメージ的には風力や太陽光のような自然エネルギーのことと思われるかも知れません。
しかし、実際には自然エネルギーとは定義が多少異なります。

再生可能エネルギーとは?
 名前の通り、再生が可能なエネルギーのことです。常に一定量地球に降り注ぐ太陽のエネルギーが該当します。
一定期間に供給されるエネルギーは限定されますが、半永久的に利用できるのが特徴です。
具体的には、風力、太陽光、水力、バイオマス、波力等が該当します。
(バイオマスは一時的に太陽エネルギーを貯めたものとして考えられ、再生エネルギーとして考えられます)

一方、化石燃料(石油、天然ガス、石炭)うあウランは資源量が一定であり、再生できない(仮にできても数億年というような期間が必要)エネルギーです。

新エネルギーとは?
一般に日本国(資源エネルギー庁)によって定義されるエネルギーのことを指します。
再生可能エネルギーや自然エネルギーと混同されそうですが、中身はやや異なるので、注意が必要です。
1997年に施行された「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」において、「新エネルギー利用等」として規定されています。
ちょっと難しい表現ですが、詳しく書くと{資源エネルギー庁文書より}
「技術的に実用段階に達しつつあるが、経済面での制約から普及が十分でないもので、石油代替エネルギーの導入を図るため、特に必要なもの」と定義しています。
つまり、もうちょっと応援すれば普及が期待できる石油代替エネルギーということになりますね。

また、天然ガスコジェネレーションや燃料電池といったエネルギーそのものではなく、エネルギーの使用形態も新エネルギーとして定義されています。(ここがちょっとややこしい)

新エネルギーとは、「再生可能エネルギー」と「従来型エネルギーの新利用形態」の2つに分類され、更に「再生可能エネルギー」は「自然エネルギー」と「リサイクルエネルギー」に分けられます。

具体的には
再生可能エネルギー 自然エネルギー 太陽光発電
風力発電
太陽熱利用
雪氷熱利用
自然エネルギーでかつリサイクルエネルギー バイオマス発電
バイオマス熱利用
バイオマス燃料製造
リサイクルエネルギー 廃棄物発電
廃棄物熱利用
廃棄物燃料製造
温度差エネルギー
従来型エネルギーの新利用形態 クリーンエネルギー自動車
天然ガスコジェネレーション
燃料電池
となります。
なお、波力発電や海洋温度差発電は研究段階として考えられ、自然エネルギーではあるが新エネルギーには含まれない。

新エネルギーのメリットとは
{(財)新エネルギー財団資料より}
(1)環境に優しいクリーンなエネルギー
(2)石油の消費を減らすことができる
(3)身近なエネルギーであり多種多様な利用方法がある
が挙げられます

(財)新エネルギー財団に新エネルギーのことが詳しく書かれていますので、参考にされてみてください

(補足)
さて、この新エネルギーですが、気になる点があります。以下は個人的見解です
○天然ガスコジェネレーションは石油代替ではありますが、化石燃料であることが気になります。また、現在では普及し経済的にもメリットがでており、もう新エネルギーから除外したほうがいいのではないかと考えます
○廃棄物発電のうち、廃プラスチック発電は、間接的な石油利用と考えられますので、新エネルギーの定義にややそぐわない気がします
○天然ガスコジェネや燃料電池といった「利用形態」を新エネルギーと呼ぶと、分かりにくいのではないかと思います。利用形態については新エネルギーと別の名称をつけて分けた方が良いのではないでしょうか?
○省エネという観点では、高効率ヒートポンプ(空調や給湯)も大きな効果が期待できますので、燃料電池等同様、新エネルギー相当品として扱った方が良いと思います