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巻頭言バックナンバー
準備中 2009/12/06更新 |
クリスマスの思い出
主任司祭 和田 幹男わたしが子供だった頃、クリスマスのミサは12月25日の0時、真夜中に行われました。子供たちはその前の晩、いちどふとんに入って眠ってから起こされて、教会に行きました。その眠っている間に、サンタクロースが来て、枕元にプレゼントを置いてくれました。教会に行くために目を覚ますと、枕元にプレゼントがありました。しかし、サンタクロースはもうおりませんでした。サンタクロースって、どんな人なのか、見てみたいと思いました。翌年、クリスマスの前の晩に、そのサンタクロースを見てやろうと、ふとんに入ってから眠るふりをしようとするのですが、失敗、眠り込んでしまいました。プレゼントは置いてあるのですが、サンタクロースには会えませんでした。その翌年も、こんどこそサンタクロースを見てやろうとするのですが、やっぱり眠り込んでしまいました。プレゼントはあるのですが、サンタクロースには会えずじまいでした。 その後、大人になって、各地でいろいろなクリスマスを体験しました。大神学校で沈黙の祈りと荘厳ミサで祝ったクリスマス、ローマ市と世界に向けての教皇祝福(Urbi et Orbi )を受けて祝ったバチカンのクリスマス、「しずけき」のメロディーの発祥の地、オーストリアのチロルの寒村の教会で祝ったホワイト・クリスマス、イスラエルのベツレヘムで聖書学の同志と過ごしたクリスマスと、思い出は積み重なってきました。しかし、わたしにとってのクリスマスの思い出の原点は、あの会えずじまいのサンタクロースです。両親が亡くなって久しくなりますが、サンタクロースって、どんな人と、今年も問いかけるわたしです。 箕面教会に来て、1年目はこれまでの習慣にしたがって信者さんたちが作る馬小屋を見させていただきました。2年目から小聖堂に規模の大きい馬小屋を作るようにお願いし、3年目には新しいクリスマス人形を購入し、4年目には背景の絵を描いていただき、少しづつ充実させてきました。今年もなおいっそう良いものにしたいと思っています。ゆくゆくは、日本一素晴らしい馬小屋をみなさんと共に作りたいと思っています。それはメッセージ性の濃い馬小屋であるはずです。昨年も、一昨年も、馬小屋の前で子供たちと一緒に幼子イエスを讃えて、「しずけき」を歌いましたが、そのとき、心がこみあげるのを覚えました。箕面教会でのクリスマスも、わたしにとって新しい貴重な経験です。人間になってくださった神の愛を、なおいっそうの情熱をもって子供たちに伝えるよう、みんなで工夫をいたしましょう。 主のご降誕のお慶びを申し上げ、主の豊かな祝福が皆さんの上にありますよう祈ります。 |
| Catholic Minoh Church |