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  むらさき祭り in 四小

下連雀地区にある第四小学校で、2005年7月23〜24日に行われた“むらさき祭りin四小”。
三鷹市商店会連合会が主催で行われ、小学校と地域の人たちが一緒になって
盛り上げるユニークなお祭りです。



このお祭りで地域通貨Seedsを導入してもらいました!


「むらさき祭りin四小」について
経緯
むらさき祭りin四小にSeedsを
導入する目的
導入の仕方
導入に当たって
仕組み
販売 ・ 蜜蝋ロウソク&蜜蝋靴クリーム & その意味
・ 吉田農園の朝採り無農薬野菜
・ くじで蜂蜜が当たる
Seedsが使える他の模擬店
Seedsの配付数と回収額
むらさき祭りin四小を終えて



● むらさき祭り in 四小について

「むらさき祭りin四小」は四小で行われる三鷹市商店会連合会(以下市商連)を主催とした地域のお祭りです。そこには周辺の商店街・ボランティアグループをはじめとする何十という団体が実行委員として関わり、独自の夏祭りの企画・運営を行っています。



● 経緯

2003年初め、第四小学校(以下四小)の貝ノ瀬校長(当時 現在は教育長)より地域通貨みたか会議(当時)へ「小学生に地域通貨導入したい」との協力要請がありました。その後会合を重ねましたが、導入には至らず、2005年度担当者を変え、地域通貨みたかSeedsが「むらさき祭りin四小」へ地域通貨導入という形で提案することになりました。



● むらさき祭りin四小にSeedsを導入する目的

四小は、企業家精神を養うというアントレプレナー教育を行っています。現実のお金の動きを知る体験をしているからこそ、ある意味まったく逆のお金である地域通貨を知って欲しいと思っていました。ボランティアをする小学生がSeedsをもらえること、そのSeedsが使える場をこちらが用意することでSeedsもお金だということを知ってもらいたいと考えました。

また、祭り終了後も参加店舗では引き続きSeedsを使うことができるので、自分の働きがこんな風に繋がっていくのだということを体験してもらうことが目的です。
たまたま、むらさき祭りin四小という場を与えていただいて、小学生のみならず先生、地域の人、お父さんお母さん、地域の団体(商工会、商店会など)も含めた沢山の人に配ることができ、さらに層を広げることになったように思います。

本当はもっと地域通貨の働きなどを理解してもらうことも必要だったかもしれませんが、限られた時間の中でまずは、「地域通貨」への不信感を取り払い、動いている場を見てもらい体験してもらうことが第一と考えました。



● 導入の仕方


主催である市商連が地域通貨みたかSeedsに会員となって加入し、市商連が「むらさき祭りin四小」用の定額ボンド25Seed紙券を発行するという形にしました。紙券発行総額のSeedsが市商連の通帳のマイナスとして計上されています。


配付対象は祭りの企画運営のために労働力を提供した小学生と地域の人です。
小学生には祭り用のポスターを描いたり、当日の出し物に参加・協力してくれたことに対して支払いました。地域の人は実行委員として祭りを支えた方、櫓を組むなどのお手伝いをしてくれた方に支払いました。ばら撒き的な配付は行わず、必ず実働を伴った人にだけ配りました。



むらさき祭りin四小 Seeds定額ボンド  ↑


● 導入に当たって

むらさき祭り実行委員会における地域通貨導入に対する反応は、当初決して良いものではありませんでした。商店街の方たちが多く参加することもあり、「地域通貨=ままごと」という印象が強いようでした。

しかし、実行委員会の中でもコアなメンバーの方たちは、地域通貨の重要性を早い段階から認知してくださり、積極的に他のメンバーの方へも働きかけてくださいました。今年度は実行委員に対する配付が限界かもしれないと思っていましたが、特に山縣実行委員長のご尽力で岡田四小校長先生への働きかけがあり、地域の人のみならず小学生への配付が実現しました。また、岡田校長先生からも導入に当たりPTAを始めとする周りの方々に地域通貨を説明し、理解を求めてくださいました。

山縣実行委員長、岡田校長先生にこの場を借りて深く御礼申し上げます。



● 仕組み

小学生や地域の人に、Seedsを実際に使うことを体験してもらうため、地域通貨みたかSeedsが当日模擬店を出すことにしました。

Seedsもお金だということを感じてもらうため、Seedsだけで買える物、現金+ Seedsで買える物を用意します。食べ物イベントを定期的に行っている自主グループ「豆々(まめまめ)」が模擬店を実施する形をとることで、豆々が稼いだSeedsは祭り終了後も援農や豆々イベント協力者への報酬として循環の輪に入り、流通していくことになります。

また、小学生や地域の人へはむらさき祭り終了後も地域通貨みたかSeeds参加店舗で使ってもらうため、また地域通貨の仕組みを理解してもらうためにチラシをSeedsと一緒に配りアナウンスを行いました。



● 販売 蜜蝋ロウソク&蜜蝋靴クリーム & その意味

地域通貨だけで販売するため、そのままでは価値を生まず眠っているものを使って何か作れないかと考えました。会員同士の交流がある「地域通貨ナマケ」を発行しているナマケモノ倶楽部が提唱している「電気を消してロウソクの明かりの中ですごす時間を持とう」、そして石油で作られたものではなく、自然の産物蜜蝋からできたロウソクを使おうという活動と、三鷹の養蜂家を結び付けていつか何かできないかとずっと心の中であたためていたことを今回実行に移したものです。

新川の養蜂家須藤さんから蜜蝋を、カフェRoom1022(Seeds参加店舗)からロウソクの器Seedsで譲っていただきロウソクを作りました。蜜蝋靴クリームは上連雀のアロマテラピーマッサージをしている河村さんから少し古くなったアロマオイルを譲っていただき、蜜蝋とあわせて革製品の保護クリームを作り、器は三鷹台のお茶屋西野園(Seeds参加店舗)から要らなくなった小さなお茶の缶を譲っていただき再利用しました。

蜜蝋ロウソクは約300個、蜜蝋靴クリームは15個、Seeds会員に呼びかけて皆で手作りしました。当日、蜜蝋ロウソクは50Seed(または50円)、蜜蝋靴クリームは100Seed(または100円)で販売しました。




蜜蝋ロウソク ↑

蜜蝋靴クリーム ↓



● 販売 吉田農園の朝採り無農薬野菜

豆々が援農を提唱して2年以上が経ちました。このおいしさを沢山の人に知ってもらうため吉田農園の朝採り無農薬野菜を現金75円+25 Seedで販売しました。

「むらさき祭りin四小」では模擬店券(50円単位)が事前に配布されているので、お客さんは当日模擬店券2枚+25Seedを出してトマトやキュウリを1つ購入すると25円のおつりをもらえるようにしました。25円返ってくる仕組みはお客さんを「おっ」と思わせるものだったようです。

無農薬トマトにかぶりつく! ↑


● 販売 くじで蜂蜜が当たる


養蜂家の須藤さんより「小学生に本当の蜂蜜を食べて欲しい」と蜂蜜の小瓶を12個分けていただいていたので100Seedでできる籤の当たりとして販売することにしました。

蜂蜜が当たった! ↑
蜂蜜が外れてしまった人はそのままダーツ(2日目はボーリング)をして、当たった数によって好きなアクセサリーやおもちゃがもらえるというものです。アクセサリーは手作りアクセサリーを販売しているSeeds会員の鈴木さんと成尾さんから今回のために譲っていただきました。また、Seeds会員から集めた本やおもちゃなどを追加しました。小学生に大好評でいつも模擬店の前には小学生がたまっている状態でした。
ボウリングが大人気! ↑
また、24日の夜の盆踊りタイムには25Seed(または20円)でマニキュアをして、女の子の行列になりました。
マニキュアを待つ行列 ↑


● Seedsが使える他の模擬店

●風のすみか(Seeds参加店舗のパン屋さん)で、500円以上お買い上げの方に、25円分をSeedsで支払い可能。

●みたかブランドの会で、光るブレスレットの支払いの一部をSeedsで支払い可能。

●鷹匠の佐々木さん、鷹の羽募金に現金だけでなくSeedsも使用可。



他にもSeedsを使えるようにしたいというお申し出をしてくださった模擬店がありましたが、つり銭の準備等が必要なので、今回は実現しませんでした。

次年度は体制を作りながら広げていくことが可能かもしれません。

風のすみかさん ↑

鷹匠の佐々木さん ↓



● Seedsの配付数と回収額

市商連から発行したSeedsは473つづり(8枚×25Seed@1つづり)で、計94,600Seedでした。内訳は小学生へ50,000Seed、地域の人へ44,600Seedです。

それに対し豆々の模擬店のSeeds収入は、27,175Seedでした。約1/4が回収されたことになります。



 ● むらさき祭りin四小を終えて

今回の「むらさき祭りin四小」は、地域の人たちに地域通貨のことを知ってもらう意味で、あくまでも実験という形ではありましたが、大きな一歩となったように思います。

実際に使ってもらうことで、模擬店のような場では「結構使えるんだな」とか、「へー、意外と面白いな」と感じてくださった方もあったように思われました。その一方で、祭りの中でも自分が気に入ったものを売っていなければ使えないこと、また今後参加店舗まで足を運んでくれる人たちがどれほどいるのか、そうした現実に改めて向き合う機会でもありました。

それでも、今回の祭りを足がかりにさらに使える店舗の増加、実態のあるイベントや市民活動への参加を通して、より地域の人に認知され、使ってもらえる地域通貨を目指していくことの大切さを感じています。ここには書ききれない沢山の方の温かいお心遣いと支援に感謝申し上げるとともに、それによってできた信頼関係をさらなる地域通貨の活動に繋げていきたいと思っております。






問い合わせ:豆々・下連雀ステーション 090-9395-7902


〒181-0016 東京都三鷹市深大寺1−2−4 TEL.070-5027-1637 FAX.0422-32-4474

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