2004年映画ベストテン                            


松村清志 ----------------------

<洋画>
  1  キル・ビルVOL.2 
  2  子猫をお願い
  3  ミスティック・リバー
  4  2046
  5  ドックヴィル
  6  LOVERS
  7  ウォルター少年と夏の日
  8  ワイルド・レンジ
  9  ビッグ・フィッシュ
10  エレファント
<邦画>
  1  花とアリス
  2  ザ・ゴールデンカップス ワンモアタイム
  3  誰も知らない

○ 2004年は読書にはまり過ぎて(主にミステリィ)かなり見のがしが多いが、それでも洋画は僕的には豊作。ベスト20ぐらいは楽々
選べそうな気分。
   邦画は見のがしが多いので、ベスト3にしておいた。
<自己紹介>
グループ「MOVIE ON」の(一応の代表。イリオモテヤマネコ生活をしているので、関係各位にご迷惑をおかけしています。)
 ゲスト・ライターの皆様、配給会社の皆様、読者の皆様、2005年もよろしくお願い致します。

桑島まさき ---------------------

<洋画>
   1 ブラザーフッド
 2 オールドボーイ
 3 殺人の追憶
 4 ミスティック・リバー
 5 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
 6  ロスト・イン・トランスレーション
 7  インファナル・アフェア 無間序曲
 8  21グラム
 9  春夏秋冬そして春
 10 シルミド
<邦画>
   1  血と骨
   2  誰も知らない
   3  半落ち
   4  東京原発
   5  隠し剣 鬼の爪
   6  風音
   7  珈琲時光
   8  ミラーを拭く男
   9  69
 10  油断大敵

【総評】「華氏911」「ターミナル」を未見なので選出モレに。ベスト10の中に韓国映画が5つ。言うまでもなく「韓流」ブームは
勢いとまらず来るもの全て面白かった。中国圏では、「LOVERS」をいれるべきか迷ったが「HERO」の二番煎じという印象が
強く今回はパスすることにした。イスラム圏内では「アフガン零年」や「少女ヘジャル」など依然として秀逸な作品が多かった。
【総評】「下妻物語」「父と暮せば」「スウィングガールズ」「茶の味」を観ていないので選出モレとなった(嘘を書けない性格
なのです)。年明けすぐに「半落ち」を観て、今年のベスト1はこれだ!と思っていたら、夏にカンヌを沸かせた「誰も知らない」
を、秋に「血と骨」を観て、順位が変更。あの壮絶な生き様、画面に漲るパワー、いつまでも尾を引いています。
 他、「犬猫」「恋文日和」「ドラッグストア・ガール」といった作品が日本映画を活性化させるようで楽しめた。

丸山哲也 ----------------------

<洋画>
 1 ネコのミヌース
 2 Mr.インクレディブル
 3 華氏911
 4 フォッグ・オブ・ウォー
 5 ターミナル
 6 ヴェロニカ・ゲリン
 7 ロスト・イン・トランスレーション
 8 シルミド
 9 マッハ!
10 ポーリーヌ
<邦画>
 1 スウィングガールズ
 2 下妻物語
 3 チルソクの夏
 4 東京原発
 5 ハウルの動く城
 6 理由
 7 隠し剣 鬼の爪
 8 笑の大学
 9 父と暮らせば
10 誰も知らない
<特別賞>
 スウィングガールズ・アンド・ア・ボーイ

 今年の洋画は選ぶのに苦労しました。ハイ・バジェットのハリウッド大作と、インデペンデント系の作品やヨーロッパ・アジア地区
の優れた作品との作品的格差がこれほど顕著に表れるとは。この傾向はこれからも続きそうですね。
 邦画も選ぶのが大変でした。よい作品、繰り返し観たくなる作品がこんなにたくさんあった年は初めてです。そのため「クレしん」
「バーバー吉野」「着信アリ」「クイール」「キューティーハニー」「イノセンス」がハミ出してしまいました。今年もラインナップ
を見た限りではなんだか邦高洋低になりそうな気配です。あくまで私の主観ですが。

特別ゲスト 竹田 明--------------

<洋画>
  1   インファナル・アフェア/無間序曲
  2   アメリカン・スプレンダー
  3   マッハ!
  4   ドッグヴィル
  5   ベルヴィル・ランデブー
  6   ウォルター少年と、夏の休日
  7   ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
  8   スパイダーマン2
  9   Mr.インクレディブル
10   シルミド
<邦画>
  1   下妻物語
  2   血と骨
  3   ハウルの動く城
  4   くりいむレモン
  5   ゴジラ フィナル ウォーズ
  6   イノセンス
  7   花とアリス
  8   マインドゲーム
  9   ULTRAMAN
10   恋の門

●コメント
 世は“韓流ブーム”なんだそうだが、僕にはそのブームとやらがさっぱりピンとこない。僕が最初に観た韓国映画というのは
『外人球団』とか『桑の葉』とかの、最近の作品とは比べ物にならないほど泥臭い娯楽映画だった。今の韓国映画は当時に比べて
はるかに洗練されている。だが実はそれは単なる見せかけなのではないかと思えるのだ。例えばかの「冬ソナ」も、韓国語のセリフ
のニュアンスをそのまま日本語に置き換えると男の女に対するセリフはすべて命令口調だというし、『ユリョン』や『ロスト・
メモリーズ』のような、それを“民族の誇り”とか呼ぶにはあまりにも陳腐な妄想映画もいまだに続々作られている。それらに
比べればかつての韓国映画ははるかに理性的だった。『桑の葉』だって日本人よりむしろ自国の民衆の醜い姿を赤裸々に描く告発的
な作品だったのだ。
 そんな中、かつての韓国映画を最も彷彿とさせる作品が日本で作られた『血と骨』だったのは皮肉というしかない。イマドキの
“韓流”映画が目を背けている、かつての韓国映画で描かれたような朝鮮人の痛い民族性を挑発的に描いた傑作だ。

特別ゲスト 島田亜希子-----------

<洋画・邦画>
  1   シルミド
  2   殺人の追憶
  3   CEO
  4   ゴッドファーザー&サン
  5   インファナル・アフェア 無間序曲
  6   スクール・オブ・ロック
  7   ヘブンアンドアース
  8   恋愛中のバオベイ
  9   丹下左膳 百万両の壷
10  ババァゾーン(他)より「ハデー・ヘンドリックス物語」

やっぱり今年は韓流強し!自分にはあまり影響も無いよなぁ、なんて前半はのん気に構えていたはずが、夏以降からは韓国作品を目に
する機会が一気に増加、あれよあれよとその波に相乗りする結果になってしまったような…。 上位の二本は今年公開された韓国映画
の中でも特に印象的だった作品。「シルミド」は、ライバル・友情・仁義…っていうコテコテに泣きの要素が盛り込まれた私好みの
作りで(以下ランキングにもその要素は反映している)、堂々の一位に。二位「殺人の追憶」はソン・ガンホが見せる途方に暮れた
表情に、事件の残した後味の悪さと恐怖を改めて感じさせられました。話題作が多く注目となったドキュメンタリーものは今年、
音楽系も充実していて面白かったと思う。私自身この一年はどうやら骨太で泣きどころ満載!な作品にとても興味があった様子。洋画
とは少し疎遠な年でもあったので、来年は幅広く作品に触れる機会を持ちたいと思っています。

特別ゲスト 小張アキコ------------

<邦画>
    1  下妻物語
    2  血と骨
    3  誰も知らない
    4  スウィングガールズ
    5  ジョゼと虎と魚たち
    6  父と暮らせば
    7  油断大敵
    8  ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム
    9  深呼吸の必要
   10  花とアリス
次点  ニワトリはハダシだ

特別ゲスト 森 直人------------

<洋画・邦画>
 1 くりいむレモン
   キューティーハニー
   下妻物語
   犬猫
   放送禁止3/ストーカー地獄編(CX系)
   エレファント
   スパニッシュ・アパートメント
   ビッグ・フィッシュ
   ロスト・イン・トランスレーション
   美しき冒険旅行(リバイバル)

特別ゲスト 水島裕子------------

<洋画・邦画>
 1 スウィミング・プール
 2 花咲ける騎士道
 3 歌えー ジャニス・ジョプリンのように
 4 ハナのアフガンノート
 5 やさしい嘘
 6 ル・ディヴォース
 7 めざめ
 8 恋の門
 9 ロスト・イン・トランスレーション
10 みなさん、さようなら

映像に美意識のない映画は嫌いです。最も好きなのは、私にたくさんのインスピレーションを与えてくれる作品。その点、
「スウィミング・プール」には影響を受けた。
 年間ベスト10映画を選んだのは、実は今回初めてです。フランス文化贔屓なので、フランスモノがほとんどですが、改めて
スケジュール表を振り返っているうち、「ハナのアフガンノート」がこんなにも強く心に残っているだなんて、意外でした。
これを書くことなしにはあり得なかった楽しい発見でした。

特別ゲスト 国弘よう子------------

<洋画>
 1 ハリーポッターとアズガバンの囚人
 2 ラブ・アクチュアリー
 3 コニー&カーラ
 4 恋愛適齢期
 5 ベルリンフイルと子どもたち
 6 五線譜のラブレター
 7 舞台よりすてきな生活
 8 ピーターパン
 9 幸せになるためのイタリア語講座
10 ドラムライン
<邦画>
 1 父と暮らせば
 2 ほたるの星
 3 ホテル・ビーナス
 4 チルソクの夏
 5 ゴールデン・カップス ワンモアタイム
 6 誰も知らない
 7 天国の本屋〜恋火〜
 8 美女医
 9 歌舞伎町案内人
10 下妻物語

国弘よう子(シネマ・エッセイスト)

特別ゲスト 長田いくお------------

<洋画>
 1 ミスティック・リバー
 2 殺人の追憶
 3 オアシス
 4 春夏秋冬そして春
 5 オールド・ボーイ
 6 父、帰る
 7 みなさん、さよなら
 8 ビッグ・フィッシュ
 9 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
10 CEO
<邦画>
 1 誰も知らない
 2 父と暮らせば
 3 ジョゼと虎と魚たち
 4 半落ち
 5 理由
 6 ニワトリはハダシだ
 7 下妻物語
 8 深呼吸の必要
 9 ほたるの星
10 スイングガールズ

*『鬼の爪』は前作に及ばず。『血と骨』は在日さんの反発を考慮して外した。

*『ホテル・ビーナス』は無国籍映画で入れたい。


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<<邦画>ワースト10>(順不同)
*精霊流し*キスとキズ*レディ・ジョーカー*未来への贈りもの*死に花*機関車先生*ゼブラーマン*メシア・伝えられし者たち*おにぎり 


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