『最近観た映画「アンダーワールド エボリューション」「ブラッド・レイン」「水霊 ミズチ」
「ロンゲスト・ヤード」「7人のマッハ!」』

松村清志


 ついこの間あけましておめでとうございますをいったと思ったらもう今年も1/3が過ぎ、半分に近ずこうとしている。時の流れは
速いものです。飛ばしていくぜ!!最近観た映画を走り書きだ。!!。

アンダーワールド エボリューション」──ケイト・ベッキンセールがヴァンパイア・ハンターに扮したホラー・アクションの
第2弾。ベッキンセールはコスチューム・プレイやメロドラマのヒロインからすっかりホラー・アクションの闘うヒロインへと変身
しちまった。コスプレイからゴスプレへ・・・しかし、こちらのベッキンセールはさほど好きではない。かつて、ミラ・ソルヴィーノ
がタランティーノとつき合っていた頃、アクションやホラーによく出していたが、何かそうしたつき合う男の悪影響といった感じを
受ける。まっ、勝手にやってくれい。
 メイクやコンタクトを入れているせいもあるのだろうが、顔つきも変わったようだ。イタチ女というか。監督が彼氏だがあまり才能
はないのではないか。
 ところで、人間と吸血族のハーフと人間と狼族のハーフがくっつくと、生まれる子供は何になってしまうのか。その辺はパート3の
お楽しみということか。こんなものシリーズとして観たいとまでは思わんが。


ブラッド・レイン」──「ターミネーター3」の女ターミネーター、クリスティナ・ローケン主演のこれもヴァンパイア・ハンター
もの。クリスティナ・ローケンは大味だ。あまり魅力がない。やはり人間以外の役しか出来んのかなと思う。情感というかうるおいに
乏しい。別にこれは大柄なこととは関係がない。ウマメサーマンやシャーリーズ・セロンだって大柄だが、充分情感やるおいがある
ではないか。やはり主役の器ではない。その他大勢のアマゾネス役者といった所だ。
 監督はドイツ出身、ゲーム世代のスピルバーグと呼ばれているそうだが、才能はなさそうだ。先頃公開された「フライト・プラン」
もそうだが、勤勉なはずのドイツ人が何故ハリウッドに来ると大味かつ雑になってしまうのか。困ったもんだ。



水霊 ミズチ」──これもホラーというべきか?水の中に何か悪いものがはいつていてそれを飲んだ人間が狂っていくという恐怖を
描いているのだが、その水の中の悪いものにはあまり説得力がない。ここはやはり貞子と俊夫とかいつたゴーストを具体的に出して
欲しかった。
 ラストのオチは少しでもヒントらしき事を書くとすぐ判りそうなのでぼかすが、取りあえず小さな子供のいる女性が観ると心身に
悪影響を及ぼしそうだとでもいっておこうか。ナレーションは反則ではないか。僕は恐くなかったが、水気の多い映画なので雨の
シーズンに観るとしっくりくるかも知れない。


ロンゲスト・ヤード」──70年代キンタマ映画のキン字塔、堂々のリメイクである。正確には2ねんほど前にフットボールを
サッカーに置き換えた「ミーン・マシーン」と言うのがあつたが、そちらは観ていない。
 ほぼオリジナルに忠実なリメイクといってよいのだが、記憶違いでなければドラック・クィーンやホモネタはオリジナルには
なかったはずで、やはりない方がよかったと思う。徹底してキンタマのぶつかる音が聞こえる(どんな音だ!)映画にして欲しかった。
製作も兼ねるアダム・サンドラーはギャグが封印して精いっぱい硬派で頑張っている。オリジナル主演のバート・レイノルズがコーチ役でサポート出演しているが、この人男っ気ムンムンの頃上がり、年取って枯れてからの方がいいのではないか。カーチェイス・シーンの演出とか囚人たちが泥水の中で練習に興じるシーンバックに流れるCCRの「雨をみたかい」とか秘書役のグロリス・リーチマンとか、70年代へのオマージュが込められているようなあたりも好ましい。楽しめた。


7人のマッハ」──正確にはタイトルの!マークは7つだったが省略。封切りを見逃していたので新橋文化でフォロー。オープニング
から飛ばしまくりのノン・ストツプ・アクションだ。主演格の刑事役の俳優は割と男前なので、これならトニー・ジャーにしっくりと
こない女性客も取りあえずいけるのではないか。本物のスポーツ選手たちがメンバーで、その特技をうまく生かしたアクションを展開
しつつ、肉体戦はもちろん、銃撃戦ありぃのカー・チェイスありいのほとんど本物の、ワイヤーやCGなしの映画である。面白い。この
レベルの作品がコンスタントに出てくれば、タイ・アクションは70年代香港アクションのように男の子達を育てていくであろう。
設定でひとつ気になったのは、チームや村人たちがタイ国歌を歌って団結するのなら、敵役は同国人ではなく、外国人に明確に設定
して置いたほうがよかったのではないか。

さて、そんなわけで今年後半部に向けてマッハで飛ばして書きつづけていきたいと思いますので、今後ともおつき合いのほど、
よろしくです。


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