実写版 マンガ映画5本立て

                                                                           松村清志
                                



 マンガを実写で映画化した作品5本、まとめてご紹介したい。
まず、「デビルマン」、すでに今年のトホホ映画ナンバーワンという声もあがっている。何でこんな事になってしまったのか?。出し
遅れの証文というか、せめて「アルマゲドン」「ディープ・インパクト」「エンド・オプ・デイズ」などと同時期に公開されて
いれば゛世紀末バカ映画゛として注目度も上がったと思うのだが。
 続いて「下弦の月」は、霊界ファンタジーとでも言うべきベストセラー少女マンガの映画化だが、どうも恥ずかしいというか見て
いてバッタもん感がつきまとう。……主演は栗山千明……いかにも彼女の個性に合った役で……彼女のファンなら見る価値があるかも
……などと……最近流行の……が似合いそうな映画であった。
「青い車」はカルト的な人気の青年向けマンガの実写版で水準作には仕上がっていると思えるものの、タイトルからも判るように
カラー映像のクオリティが重要な作品だと思うのに、撮影があまり良くなかったのが残念。主演は宮崎あおい。
 「援助交際撲滅運動 地獄変」は僕的には上記3作よりも好き、H系映画としても、すでに公開された「完全なる飼育・赤い殺意」
や、まもなく一般公開されるピンク映画「たまもの」などよりも愛着がある。前作はマニアにしじされたそうだが、引き続き主演の
遠藤憲一のキレたオヤジぶりが見物。彼が戦う暴力美少女役は、僕ははじめて見るAV女優の蒼井そら、彼女がいい。かなり巨乳で、
ソニンとか井川逢とかに似た顔立ちで、ソソるのだ。「あんによんキムチ」(99)の監督で最近AVを撮った在日韓国人の松江哲朗に
よると女優は在日が多いとの事だが、もしかしたら蒼井そらもそうではあるまいか。編中、黄色いスーツの男が「ケンチョナヨー」
と韓国語で叫びながら彼女にフェラさせるシーンがあって、そうした事を暗示しているのではと思ってしまった。
 最後に「オールド・ボーイ」はタランティーノ絶賛でカンヌ・グランプリ(審査員特別大賞)受賞の韓国映画だが、原作は日本の
マンガ。力作である。日本のマンガを元にデビット・フィンチャーばりの映画を撮り上げて、日本映画もアメリカ映画も抜いて
やろうというだけの気合が入っている。

 


戻る