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ツーリング・・・自分の人生にはなくてはならないもの、切っても切れない存在である。
生産性とか労力に対する報酬とか、そういう観点では、たぶん全く意味がないだろう。 日常のから抜け出すため、街を離れ、知らない土地を走る。国道を走ったり、田舎道を 走る。時には峠道、時にはシーサイドロード。季節がくれる悦びはそんなツーリング旅行 の中にある。一瞬アスファルトのはじっこに見える景色が嬉しい。 家を出て、どこかを走り旅して、再び家に帰ってくる。端から見たら、ただそれだけのこ とだろう。しかし、これが本当に楽しくワクワクするものなのである。一所懸命に上下運動 してペダルをこぐ・アクセルを握り、一人、あるいは二人以上で、陽差しを浴びて、風に吹 かれ、雨に打たれ、そして笑う・・・これは当事者にしか分からない、言葉では表現し切れない モノなのであると思う。 旅先で、何かを発見しようがしまいが、誰かと出会おうが出会うまいが、それは結果論。 そのツーリングの中の過程が大切なのだ。自然の中に身を置いて、余計な事は何も考えずに 走る。この素晴らしい最高の瞬間のために走る。 「何故、山に登る?」と聞かれ、「そこに山があるから」と答えた有名な登山家ジョージ =マロリーという人がいました。 そこで、「何故、ツーリング旅行をする?」と聞かれたら、こう答えます。 ・「そこに道があるから」 ・「そこに自然があるから」 ・「そこに新しい感動があるから」 ・「そこに未知の世界が広がっているから」 ・「そこに自分の未来が見えるような気がするから」 「趣味」というのは「遊び」であり「職業」でもあると思う。だからこそ、一つ一つを極 めてみたかった。 最近、“楽しむこと=楽すること”と勘違いしている人が多い。何もしないのがラクなの は当たり前。お金も労力も使わないし。でも、それでは生きていて面白くない。ラクのため に楽しみを奪われないようにしたい。皆そう思って、好きなことをやって遊ぶようになれば、 経済も活性化するのではないのだろうか(発展し過ぎか?)。だから、年齢とか関係なく 「人生、今が一番楽しい」と思えばいい。そうすれば、大人たちも年取ることを恐れずに前 に出ようと気になるし、その背中を見てる子供も生きようとする。今は、大人たちが後ずさ りしてるから、子供たちも後ろ向きに行動しておかしくなってる気がする。 たまには自然に出て、いつも無意識にふさいでいる耳とか鼻とかを開放してやる。すると、 自分との一体感とか、満ちてくるパワーとかというものを感じて不思議と疲れない。誰でも、 こういったサバイバルのような旅に憧れることがあるはずである。しかし、それを決行する のは難しい。決行するには時間・金と好奇心、そしてちょっとした勇気が必要になると思う。 「社会に出ると、現実にはできないことが多い。将来のこと、家族のことやいろんな事があ っできない。年をとると今度こそ思うけど、その時には大したことはできなくなってる。」 (以上、ドラマ「ビーチボーイズ」より引用) それでも、そしてだからこそ、日常を打ち破る“ツーリング旅行”をいつまでも続けてい きたいと思う。 |