| 8月18日 (八日目) | |
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走行距離:336.0km / 使用金額:12,676円
天候:雨 / 体調:テンション低 |
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今日この日、とんでもない大どんでん返しが待っていることを、まだ3人
とも知る由がなかった。
北海道に滞在する最終日、「まだ帰りたくないなぁ」・「もうしばらく北 海道にいたいなぁ」と思っていたのは自分だけではなだろう。 北海道最終日、また時間と共に天気が崩れるという予報を聞いていたという こともあり、予定通り7:00きっかりに起床。深夜料金等を支払い、健康ラン ドを出た。 |
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どんより曇っておりまだ雨は降ってなかったが、荷造り中に降り出してきて
しまった。今日は一日雨になることを覚悟し、雨用装備をして8:00前に函館
を発った。フェリーの出航時間も考慮して、16:30までに苫小牧に着くよう
意識していた。
直後、大沼付近で雨が強くなり始め、雨宿りも兼ねて森町のセイコーマート で朝食を食べることにした。しばらくすると雨はやんだ。結局、降ったりや んだりが今日一日続くことになる。 |
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その後、途中で何回か小休憩を挟みながら長万部を通過し、R37から洞爺湖
の近くにある道の駅・そうべつサムズ(↑写真)に寄った。雨はちょう
どやんでいるが寒い。。。そして、道の駅にいた人に苫小牧方面は大雨と教えられ、
一同凹んでしまう。
道の駅内にあるレストランで昼食として「ジンギスカンセット」食べた。本来な ら、昨晩キャンプ場でジンギスカンを食べる予定だったが、健康ランドに泊まった ためお流れしてしまったのだ。何とか最後に食することができて良かった。 |
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昼食後、コータがずっと行こう行こうと言っていたオロフレ峠(↑写真)
へ行くことにした。道道に入るや否や雨が降り始め、標高が上がるにつれて霧が
濃くなってきた。本当に少し前も真っ白で見えないほど視界が遮られ、危険な状
態だった。
峠に着いたはいいが、霧のため視界がない。峠から見る景色が良いらしいが、こ んな状態(→写真)ではどうしようもない。 |
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寒いやら景色は見えないやらですぐにオロフレ峠(←写真)から引き返すこ
とにした。
坂道を下り登別市内に向かうと、雨足も弱まり霧も晴れてきた。オロフレ峠なんかに 行くべきじゃなかったのかも・・・と後悔した。 |
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R36を北東に向かい、ついに苫小牧に入った。給油後、苫小牧駅に到着したのが
15:30。まだ、時間の余裕があったため駅前のダイエーに行き、フェリー内で食べる
食料の買い出しなどをして時間を潰した。
そして、買い出し後フェリーターミナルに向かおうとヘルメットを被ろうとしたちょ うどその時、衝撃的な事実を目の当たりにする。 一人のライダーに話し掛けられ「台風の影響で、今日の夕方・深夜便の大洗行きの フェリーは欠航だよ。いま、フェリーターミナルはパニック状態になっているよ」 とのこだった。台風が日本列島に近づいていることは知っていたが、現時点ではま だ伊豆諸島。冗談でもう少し北海道に居たい・・・なんて話していたことが現実になる とは。 あまりのことに笑うしかなかった。自分は1日の休養日を設けていたので最悪明日の 便でも仕事に間に合うが、コータは今日のフェリーで帰らないと仕事に間に合わない のだ。これはピンチ。 |
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とにかく駅前であれこれ考えても仕方ないので、不安を感じつつ、苫小牧フェリーター
ミナル(写真→)に向かった。かなり怒っている人、諦めてターミナルで寝て
いる人など大混雑・大パニック状態だった。
確かにそうだ。お盆休みの最後ということで、今日の便で帰らなくてはいけない人が沢 山いるはずだ。まず、予約していて便の払い戻しを行い、我々3人は他の手段について、 検討することにした。 |
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明日の大洗便のキャンセル待ちに並んでも、明日のフェリーが出航する保証はない
という(台風の進路による)。また、苫小牧〜仙台便は動いているが、既にそっち
に流れた人が沢山いて無理。
となると、残された手段は、「室蘭港か函館港から青森港に入り、東北自動車道を 自走する」しか思い当たらない。この天気の悪さや疲労感(本来ならフェリーで20 時間も寝れたのである)を考えると、あまり無茶はしたくなく、関東まで自走する 自信はなかったが、他に手段がない以上、やってみるしかかった。 3人で結論を出し、苫小牧から先ほど来たR36を戻ることにした。既に18:00を過 ぎていた。 こんな切羽詰った状況でも、それを楽しんでいる自分がいるのには驚いた。 |
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再び走るR36は真っ暗闇と雨のため、慎重に慎重に走った。2時間ほど走り、室
蘭に到着。室蘭フェリーターミナルもたくさんの人が並んでおり(←写真)、
青森港行きのフェリーのチケットは取れなかった。
しかし、今から函館までの約150kmを走る気力は残っていないため、深夜便のキャンセ ル待ちに並ぶことにした。それで乗れなかったら、室蘭で一晩を明かそうと決めた。 |
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待つこと2時間。運命のキャンセル待ちの発表。
受験番号を見るような感じでアナウンスに耳を傾けた。すると、運良く23:25の 青森港行きのフェリーに乗れることになった(写真→)。キャンセルが出 たのだ!嬉しくて嬉しくて飛び跳ねて「よっしゃ!」と叫んだ。 これで帰れる見込みが出てきた。 |
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7,200円を支払い、乗船。
かなり人を詰め込んだようで、レストランを客室開放した場所で寝ることとなった。 これで、本当に本当に北海道とはサヨナラである。 青森港着は朝6:30。 長い長い一日がようやく終わった。 |