10月25日(水)

今日から、とうとうサンフランシスコ。今はリムジンバスの中。横浜は快晴!何だか気分が良いな。今走っている、鶴見川崎周辺に入ると、一気に工場地帯へ入る。工場オタクっているらしいけど、なんとなく分かる気がする。工場って普通の建築物とは違って必要のないもの、いわゆる飾り物が全くないわけで、すべてが機能を持って出来たもの。工場の美しさってあるんだなあとしみじみ。テレビでロシアの工場が美しいと聞いたことがあるけど、ちょっと見てみたくなった。

あーこの感覚たまらない!海外で自由!日々このときのために働いているといっても過言ではないくらい。8日後、またこの道を通るとき、どんなことを私は考えているのだろう?きっと、あー帰ってきちゃったなという感じだろうが、それ以上に何か変化した自分になれているだろう。旅たつとき、人はいつも夢を持って旅たつものだと思う。それは人それぞれだろうけど、今このリムジンバスに乗っている人々もそれぞれの思いがあるのだろう。

飛行機に乗った。結構満員状態。ビールは5ドルだって!うーん、映画もなかなか見たいのが揃っているから8時間半はすぐに過ぎそう。10時間以上かかるとおもっていたから、ラッキー。となりの人は中国人かな?まだしゃべってないから分からないけど、女の人でよかった。前の席なんて、モッサーとした太ったおじさん、39Aでよかった。今日の夕食は、カレーかビーフか。ビーフかなあ。一度ベジタリアンミールをお願いしたことがあったけど、そのときは、一番に運ばれてきて、即効でたべることが出来た。そうだ、このたびで何をしたいか?書き出してみよう。

・壁画アートツアー
・美術館
・看板を見る
・ヨガクラス&サンバ
・ワインツアー

サンフランシスコ空港に着きました!空港を出てシャトルバスに乗りアパートメントに電話してチェックインの時間を確認。ここまでパーフェクト!英語はヒアリングは問題なさそう。アパートメントはどんなところかなあ。楽しみだ!

 

アパートメントに着きました!教えてもらったパスワードを入力して、鍵を取り出そうとしても鍵が入っていない。あれ、入れ忘れたのかな?どうしよう。5分ほどウロウロしていると、建物に入っていく人が。「どうぞ!」といって中に入れてもらった。ここの住人だった。私がスーツケースを持って挙動不審にしているものだから、すぐにツーリストと分かったみたい。君ユニットいくつ?ユニット7を借りてるの。じゃあ、僕のお隣さんだ!よろしく!名前はDavid、スタバの大きなコーヒーを持って帽子をかぶったロックが好きそうな人。とてもフレンドリーで、荷物を運んでくれ、どこから来たの?などとおしゃべりしながら上へ上がる。鍵探してくるから待ってて。といわれ、どこからか鍵を持ってきてくれた。どうやらオーナーの知りあいらしい。こうして、なんとかアパートメントに入ることが出来た。

ドアを開けると、あの写真の景色が!うわー!素敵なアパートだ!思っていたよりも広いし、ダウンタウンの中心にある!興奮気味だが、既に日本時間の夜中の2時を回っている。飛行機の中では全くと言ってよいほど眠れなかったので、さすがに睡魔が襲う。しかし、それにも負けず、私の興奮は冷めやらない。部屋に入って、ドロワーに洋服をしまったり、部屋のあちこちをいじっていると・・・オーナー登場。
「何を勝手に入っているんだ!」と言いたげな顔。クリーニングがまだ終わってないし、君からまだボンド(保証金)もらってないんだ。Davidが開けて中にいれてくれたの。というと、そうか。といって、クリーニングを始めた。掃除の間、暇なので、テレビをつけてみた。するとマーサスチュワートの番組がやっていた。この人って、雑誌でしか見たことなかったけど、意外と声が低いのね。ハロウィンディナーとテーブルデコレーションをやっていた。テレビが50インチくらいありそうなプラズマテレビ。壁にかけるとおしゃれだな。
オーナーが、「君の友達は何人くらい来るの?」と聞いてきた。え、私一人だけど・・・というと、友達がこっちに住んでいるんじゃないの?というので、そうだけど、彼女は自分の家があるから、ここには泊まらないのという。すると、本当にシーツは1人分で良いのか?と聞いてくるので、誰も来ないから1枚で良いよ。といった。オーナーの名前は、アンドリュー、彼はイタリア系の移民らしい、こんなところにアパートメントを持っているなんてさぞかし金持ちなんだろう。しかもまだ30代と思われる。ボンドの200ドルを預けて、家賃を払い契約書にサインをして、アンドリューはお釣りを取りに行った。片手にはDVDを持って、君アメリカ映画好き?と聞いてきた。夜暇だろうから、DVDを持ってきたよ。と。

アンドリューが、これからランチに行くけど、君も一緒に来るかい?というので、一緒にランチをした。メキシコ料理のお店でブリトーを頼む。とりあえずひとつ頼んでみたら、とにかく大きい。サイズがセブンイレブンのブリトーの10倍近くありそうなずっしりと重いブリトーがでてきた。これで5ドル?安いのか何なのかよくわからない。ちょうどランチタイムで、会社員らしき人が沢山来ていた。ランチのときに、私、野球とかバスケの試合を見たいのだけど、今ってシーズンなの?ときいてみる。アンドリューは筋肉ムキムキで、きっとスポーツも好きなんだろうと思ったので、聞いたのだが、「スポーツはあんまり興味がないからわからない」と答えが返ってきた。え、そんなに鍛えてそうなのに?!

ランチを食べ、一人で市街を歩いてみる。うわー、サンフランシスコは本当に坂の町。そしてケーブルカーがいい味を出している。まるで町全体がディズニーランドの中みたい。ケーブルカーは、ジェットコースターのような勢いで坂を下る。その音、その風景は独特だ。町を歩いてみて、店に入ったりしても、はやり眠くて集中力が沸かない。これは帰って眠ったほうがよさそうだ。もう寝ないで何時間が経ったのだろう?こんなことなら前の日きちんと寝ておくんだった。

 

それにしても天気が良い。とりあえず美術館方面まで歩いてみよう。寝るのはその後でも大丈夫だろう。なんとなく歩いていたらSFMOMAが見えてきた。よし!ここだ。最初にミュージアムショップを見る。ミュージアムショップは楽しい。つい、色々買ってしまう。そうだ、友達に電話をしなくては。午前中に着くと言っていたので、どこかで小銭にくずさなくちゃ。スターバックスでコーヒーを買う。アメリカのスタバは、日本とは違う雰囲気。店員も60代くらいのおじさんが働いている。そしてのんびり。お客が列をつくっても、店員同士それからお客とおしゃべりを楽しんでいる。最近はどう?っていうか、早くレジを打とうよ!といいたくなるくらい。でも不思議なくらい皆気が長い。そんな光景をみても全くいらいらとした様子は伺えない。日本ではありえない。

その60代くらいのおじさんに、「君大丈夫か?」とコーヒーを飲んでいるときに声をかけられた。「顔色悪いよ、なにかあったの?」「ううん、ただ今日ついたばかりで、寝不足なの」「そうか、それなら良かった。」そんな会話が結構一人旅ではうれしかったりする。

人から見ても、やはり体調が悪そうなのか・・・美術館へ行ったら、アパートに戻ろう。MOMAへ戻ると、なんと水曜日は定休日。そうか、寝ろと言っているのね。じゃ電話をして帰ろう。電話をさがして、コインを入れて番号をダイヤルする。あれ、バークレーって市外なんだっけ?なぜかかからない。まだコインが足りないのか?もう歩き回るのが疲れて、とりあえずアパートに戻る。帰りにH&Mの店の前を通る。ここは、ロンドンで初めてみた洋服屋さん、けっこうかわいい個性的な服が置いてある。でも、今日はやめておこう。サンフランシスコ市内を歩いて、おもった。あれ、チョークアートがない。それに看板もグラフィックが多い。

 

 


10月26日(木)

夜は、キングサイズのベッドに死んだように眠った。朝時間を気にせずおきたら9時だった。のんびり朝のコーヒーを飲んで、準備をしながら、今日どこへ行くか何をするか考える。まずは、友達に電話をしないと。どこかでフォンカードを手に入れなければ。もし心配していたら大変。コンビニみたいな薬局でフォンカードを手に入れる。いまどき、セルフォンのカードではなくペイフォンのカードを買う人はいないらしく、店の人が戸惑っていた。それにしても、今日もとてもよい天気!日本よりも温かいみたい。今日は海のほうへいってみよう。フィッシャーマンズワーフ方面へケーブルカーに乗っていく。

まずは、ケーブルカーのパスを買おう。7日間使えるパスを買い、ケーブルカーの乗り場へ急ぐ。すると行列が出来ている。これもまた、ディズニーランドのアトラクションのよう。何分か待たされて、ようやくケーブルカーに乗れた。ひとつのケーブルカーには20人くらいしか乗客が乗れないのに対し、乗務員は3人も乗っている。このケーブルカーは人がいっぱいなると発車するシステム。乗っているのはほとんどが観光客のようだ。途中から乗ってくる人は住民のような人が多い。でも、1回5ドルだから、地元の人は乗らないよね。このケーブルカーは信じられないほど人力操作で、方向転換するときも人が押してまわすの。ありえない・・・どのケーブルカーもアンティークのようで、古いよさを感じさせる。

よくあんな急な坂を登ることができるなあと感心してしまう。ケーブルカーとケーブルカーの間を車が走っていたり、事故が起こらないのか心配になってしまうほど。ケーブルカーどうしがすれ違うと、必ず運転手同士が声をかけあっている。「今日はチキンか?」とか「今日は何時頃終わる?」など。それに乗客たちも「たのしい旅を!」と言ったりして、とにかく皆フレンドリーだ。日本では全く知らない人に話しかけるということも少なくなってきている。町を歩いていて、道を聞きたくても、変な人と思われそうで声がかけられなかったりする。私が見たアメリカ人の印象。以前にほかの国を旅したときに見たアメリカ人の印象とは違う印象を持った。それは‘アメリカは自由の国ということだ。アメリカは自由の国とよく言うけれど、本当にそれを感じた。人を否定することなく、そして自分を否定することもない。自分は自分。それを認めてくれる国民性。

特にここサンフランシスコは、なんて平和で、正しい町なんだろうと思う。オーストラリアのシドニーにいたときもそう思ったが、こうしてここで家庭があり、仕事を持ち、暮らしている人を見ると、この人たちは幸せだなとおもってしまう。もし、外国人として自分が日本へ行くことができたら、おなじことを思うのだろうか?そんなことを考えているうちに、ケーブルカーは急坂を上り、下り、終点のフィッシャーマンズワーフへ到着。途中、かわいらしい看板を見つけたので、帰りに寄ることにする。
 

少し歩くと、海のにおいがしてきた。シーフードの文字があちこちに。まだ、朝食もとっていなかった私は、とりあえず軽めの食事をとることにする。クラムチャウダーがパンに入ったスープ。出てきたものはこれまた大きな、自分の顔くらいありそうなバンズの中に入ったクラムチャウダーだった。半分食べたところで苦しくなり、がんばって食べたけど無理だった。歩いているとクルーズの文字が見えてきた。ゴールデンゲートブリッジは近くで見ていたいと思っていたけど、船から見るのはどうだろうか?次の船は14時からということなので、まずはピア39のショッピングモールへ。ここでは、私が使っているベアエッセンシャルズという化粧品のお店がある。サンフランシスコが拠点の会社なのだ。ここで化粧品を購入し、フラフラと店を見て歩く。このあたりは、看板が面白いものがある。アメリカの看板は、3Dのものが多く、最近は手書きのものは減ったようだ。多いのはサンドブラスト加工した木の看板やゴールドリーフといったもの。

少し歩くと、クレープやさんのメニューボードがチョークアートで描かれているのを発見。どこかで見たような絵のタッチ。サインを見るとやはりオーストラリアのアーティストchalkart OZと書いてあった。アメリカの看板は進んでいる。そうこうしているうちに、14時近くなったので、乗り場へ向かう。並んでいると、よく観光である記念撮影をやっている。ファミリーやカップルが多い中、私は一人で記念撮影。きっと帰るころには、プリントされて高く売られているのだろう・・・
中へ入って海を見ると、結構波がある。船が出港し、ゴールデンゲートブリッジに向かって進む。まぶしい!帽子もなく、サングラスももっていないのは私くらいだ。海外ではサングラスは必須かもしれない。アルカトラズ島が見えてきた。これもまた、ディズニーランドのようなナレーションつきで説明をしてくれる。

それからぐるっとゴールデンゲートブリッジ周辺を回り、船はアルカトラズ島まで戻ってきて、島のまわりを一周する。あそこが有名な脱獄不能といわれる刑務所。この島を舞台にした映画があるらしい。帰ったら見てみよう。

  

一時間ほどのクルーズが終了。船に弱い私は、結構な波のなか、必死にカメラを撮っていた。みんな怖くないのだろうか?クルーズはなかなか良かった。船を下りると、思ったとおり、帰りに写真が売られていたが、見たくもなかったのでそのまま出た。帰りに本屋さんに立ち寄る。しかし、私が欲しいのは専門書なので、なかなか新刊の本屋さんではみつからない。途中、アートショップを見つけたので、入ってみる。小さなドアをぬけ、階段を降り、地下へ行くと、そこは大きな画材やさんだった。ここならオイルパステルあるかな?
でも、種類はいくつかあるものの、在庫がない。残っている商品も折れていたり、変色していたりと質が悪い。やはり画材は日本で買うのが一番。最近は海外の画材でも簡単に手に入る。それに現地で買うよりも安かったりする。

そろそろ一日歩いて、足も疲れたので、帰ることにする。もう7時を回っている。夕食を食べなくちゃ。今日はピザにしよう。ピザをほおばり、ケーブルカーに乗ってアパートに帰る。ケーブルカーは乗ってみると病み付きになる。風を切って走る、まるで自転車に乗っているかのような感覚。立ったまま飛び乗る感覚。

昼過ぎにS子さんに電話をしたので、夜アパートメントに電話がかかってきた。久しぶり!明日、彼女の住むバークレーへ行くことになった。特に毎日何をするか予定を決めていないので、いつでもOK!こんな自由な時間ったらない。ここでは時計を持たないようにしている。というか、私は腕時計というものを持っていない。バークレーでは、ヨガをしたりサンバ教室に行ったり、大学をみたりする予定。明日も楽しみだ!

夜、テレビをつけたら、日本でもやっているショッピングチャンネルQVCがやっていた。そこにはアンソニーロビンスが出ている。彼のCDをセットで特別価格で販売しているではないか!彼は、ずいぶん年をとったかんじだけど、何年か前にこの仕事をはじめたときに彼の本を読み、CDを聞いたことがあった。アンソニーロビンスは、自己啓発本やセミナーの一人者といってもよい人だ。世界中で様々なセミナーを行っている。その活動範囲は広い。彼の喋り方は、人をやる気にさせ、奮い立たせてくれるような喋り方だ。よくCDを聞いて、成功したいという気持ちを高めていた。また、彼のCDをきちんと聞きたくなった。おもわず電話を手にとって、注文したいくらいだった。

  

この2日間、市街を歩いていて気がついた。私が求めているのは、都会じゃない。小さな町、そして自然だ!明日行くバークレーは学生の町。こういった場所に私の求めているものがあるのかもしれない。なぜか、バークレーという町が自分を呼んでいるような気がした。

 

 


10月27日(金)

今日で滞在3日目。今日は久しぶりに人にあっておしゃべりをする。この2日間ほとんど人とまともに喋るということがなかったせいか、しゃべりたくてたまらなかった。友達の住むバークレーまでは、電車(BART)に乗って約30分。朝は早めに出たのに、電車の切符の買い方に手惑い、時間がかかってしまった。電車の切符は、行き先までの金額を調べて、その金額を入れた金額から差し引いてゆく。アメリカ独特の数の数え方。引き算をしてお釣りを計算する方法。自動販売機なら、自動で計算してよ。。。

電車に乗って、乗換えの駅を確認。マッカーサーで乗換えね。それにしても、アメリカの電車のアナウンスは簡単だ。しかも早口で何を言っているのか初めてだと良く分からない。日本でも電車のアナウンスは特徴があるけど、こちらもそうなのか?なんとかバークレーの駅に到着、待ち合わせのタリーズの前へ行くと、S子さんが。こんにちは!久しぶり!元気だった?彼女とは日本で何度かあったことがあるけど、日本であったときの印象とちょっと違う感じがした。もっとリラックスした感じで、表情が良かった。「どこへいく?まずはおなかがすいたから、何か食べようか?」というわけで、いかにもアメリカというようなダイナーへ入った。ジュークボーックスがある!ここのbreakfastがおいしいんだよ。でも量がおおいから、二人で一人分を頼むことにした。ラテもスタバのグランデくらいありそうないきおい。こんなに沢山飲めないよ。食べていると、ウェイターが寄ってきて、「僕はこれから休憩は入るけど、その前に何かある?」と伝票をおいていった。休憩は入るからって・・・しらないよそんなことー。と思ったが、これはチップをもらうからなのか?変な責任感がある。二人で、アメリカのこと、日本のこと、家族のこと、学校のこと。色々おしゃべりをした。とっても楽しい時間だった。

12時半のヨガのクラスがあるけど、もうおなかがいっぱいだね。ちょっと今は無理だから夕方のクラスに参加しようか?というわけで、バークレーの町を散策。バークレーには、手書きの看板がいくつかあった。またサンフランシスコ市街と違う雰囲気だ。それは学生街だからか?古本屋さんを見たかったので、この学生の町は最適かもしれない。私はちいさな町が好き。こういう学生街にはカフェやショップがいっぱいあるし。このあたりの本屋は本格的、古本屋さんなのに4階くらいまである。私が欲しい本は現代の本ではないので、古本屋は宝の山のように思える。うん、楽しい!!!とりあえず何冊か購入して、重いので帰りにピックアップすることにする。その後UCCAへ行く。学生が楽しそうに話をしている。芝生の上で横になって本を読んだり、グループになってはしゃいでいる。楽しそう!なんて素敵なキャンパスなんだろう。緑があって、平和な雰囲気。ふと、映画のスクリームを思い出した。出来ることならもう一度学生になって必死に勉強がしたい。今は40台の留学生もいるんだって、おちついて勉強が出来て良いのかもね。勉強が出来るありがたみを感じることができるだろう。

それにしても今日はとっても暑い。日射病にでもなったかのようにあたまがボケーっとして水分が奪われてゆく。S子さんが、おいしいジェラート屋さんがあるんだけど行って見る?と、それいいね!行ってみよう!ジェラート屋さんには30種類以上のジェラートが並んでいる、どれも試食ができるので、いくつか試食をしてみる。うーん、どれもおいしいな、どれにしようかな?これも量が多いので、二人でひとつをシェア。

 

沢山歩きすぎたせいか、疲れてきて、なんかのんびりしたいね!ということになり、マッサージへ行くことに。スウェーディッシュマッサージを受けることにした。ここは学校で、生徒がマッサージをしてくれる。普通より少し安いようだが、30分で40ドルというのはどうだろう?普通じゃない?私をマッサージしてくれるサンシャインという女性。指定された時間に行っても、ちょっとまっていてねと待たされ、ヨガの時間が近づいてきてしまった。ちょっと、間に合うかな。。。マッサージ部屋に通され、「パンツ一枚になって横たわっててね」といわれ、サンシャインが出て行った。えっ、今、パンツ一枚っていったよね。間違えていたらすごい恥ずかしい事になるんだけど。。。しまった!今日のパンツ。こちらへ来る前に、ピーチジョンで急いで買った5枚セットのパンツ。旅行中だし、まあいいかと思い買ったのだけど、よく見たらお尻のところに大きくMonday Tuesday…と書いてある。これってその曜日にはくってことかしら?!まあ、気にしなくてもいいかとおもいながらも、しっかり、「えーと、明日は金曜日だっけ?」とFridayのパンツを几帳面に履く私。「見られる…」英語だから絶対分かっちゃう。サンシャインは気づいていたようだ。

マッサージは眠るように気持ちよくてすぐにおわってしまった。終わってすぐにS子さんが、貴子さん、これに着替えて!とヨガのトレーニングパンツを渡してくれた。そして即効で着替えて、ヨガスタジオに向かう。なんとか間に合った!ヨガの先生は、かっこいい感じの女の先生。スタジオも黄色でまとめられていて素敵な空間。このクラスはリラクシングヨガ、私はマッサージ直後だったので、既にリラックス状態。半分眠りながらやっていたかも。夕方、日が落ちてきて、アメリカ特有のオレンジ色の夜のライトが点く。木々の間から光があたり、明かりを消しているスタジオは、なんともリラックスの出来る空間に。音楽もなんともいえず良く、先生のナレーションも体の力が徐々に抜けるような感じ。とにかくこのスタジオの雰囲気も良くて、参加している人も、それぞれのペースで行っている。あー、たのしいー!YogaのTシャツもしっかり買って、あー、おなかすいたね!

夜は、下にあるタイレストランで食事をすることにする。久しぶりの友人との外食。一人でのご飯は寂しいからついつい、簡単に済ませてしまいがち。タイカレーにガーリックシュリンプそれにパパイヤサラダを二人でシェア。どれもとてもおいしかった。おしゃべりしながらの食事は一層おいしい。チップはタックス(カリフォルニアのタックスは8.75%)の約2倍が目安ということ。S子さんが以前に住んでいたロンドンはタックスがなんと17%だったとのこと。日本はまだ5%、ありがたいわ。

おっと、本を預けているんだった。気がつけば、もう夜の9時前。そろそろ行こうか?行きにみたハロウィーンショップに立ち寄り、妹と友達の子供のお土産を買う。赤ちゃん用のコスプレ衣装みたいな、かぼちゃのコスチュームとスーパーマンのコスチューム。買おうとしたら、長蛇の列。しかも全然進んでいない。レジのアルバイトの子達は、なにかおしゃべりをしながらやっている。一番はじの女の子と来たら、レジを開ければいいのに、「閉店まであと5分!」と大声で叫んでいる。帰りたいのは分かるけど、それよりも先に、レジを開けたら?といいたくなる。やる気のない感じで、店内も荒れ放題。なんか泥棒に入られたの?というくらいに荒れているが、だれも片付けようとしない。。。すごいな。
日本にもハロウィンの習慣があったらな。大人も子供も一緒になって、仮装して町を歩く。それで電車に乗ったり、町を歩いたりは当たり前。

今日は金曜日のせいか、夜は人がいっぱい。みんな別れ際に、have a nice weekendといって分かれる。週末は思い切り遊ぶ、特別な時間なんだろう。本をとりに行って、さてそろそろ帰らなくちゃね。夜まで出歩いていたのはこの日が初めてだった。電車に乗って、ケーブルカーにのって、アパートメントへ帰る。いいなー、この生活!ケーブルカーは夜遅くまで動いている。みんな冗談をいいながら、楽しそうに仕事をしている。

 

 


10月28日(土)

今朝は眠くて眠くて、というのも昨日は2時まで起きていたから。なぜか疲れているのに興奮気味で眠れなかった。明日は何をしよう?などと考えていた。やっぱり6日間では短くて、リラックスすることまではできない。旅行は最低2週間と思っていた私。だって旅行って、あちこちどこかへ行くのもひとつだけど、じっくり人生の中で立ち止まって考える時間でも有ると思っているから。

そんなわけで、今日は午前中ゆっくりとして、いろんなことを考えたりしていた。この素敵なアパートメントも寝るだけではもったいない、掃除をしたり、ゆっくりとバスタブに浸かったり。そして今日は、Mission に行くことに決めた。ミッションでは、以前から行きたかったMural Art Tourがやっている。土日だけなので、今日はチャンス。Missionまでは電車で15分ほど。駅からは近いようなので、すぐに分かるだろうと思っていたのが大間違い。駅をおりて、南へ3ブロックの24thストリートあるって。南ってどっちよ!しかもこの24thストリートというのが長い。これじゃどのへんかわからない。番地はあるから何とかなるかな。交差点になっているので、いろんな方向へ行ってみたけど良く分からない。あー、どうしよう、13時半からなのに、もう13時15分過ぎてるよ。すると、公園のところにポリスがいるのを発見。「すみません、ここへ行きたいのですが」えーと、この番地はこっち方向かな?ちょっと自信なさそうなんだけど大丈夫???この道をまっすぐ、4ブロックいくとあるよ。

とりあえず、ありがとう!時間がないから行ってみるよ。と、こっちの警察官優しいな。歩き出そうとしたところで、警察官に、君ツーリストでしょ、荷物はしっかりと持って、この辺はひったくりがあるからね!しっかりね!と2度も言われた。そう、私は旅行3日目で、アメリカに慣れた気でいたのかもしれない。そう、ここはアメリカ、しかもこの地区は明らかに、市街とはことなり、治安が悪い。気をつけなければ!
バックを盗まれたら大変なことになる。これからの貴重な時間が、パスポートの再発行やクレジットカードのストップで費やされてしまう。そんなのいやだ。ふと冷静に周りを見回してみると、やはり怖い雰囲気。このエリアに住む80%近くはヒスパニック系で、メキシコやブラジルからの移民が多い、そして不法滞在の人もいるようだ。日本人の姿はあまりみられない。なので、めずらしいのか、ジロジロとみられているのを感じる。目的のPRECITAへ向かう。そう、時間がないのだ。
4ブロック歩いたけど、どこにも見当たらない。えー、やっぱりこの方向と違うんじゃないのー?どうしよう、と時間を見るともう13時半。あー、だめだ、近くまで来ているのに参加できないなんて。でも、これはどうしても参加したいから明日また来るしかないかな。ベンチに座っているおじさんに、道をたずねてみる。おじさんは、わからないなあといいながら地図をみてくれる。と、そのとき、道の反対側に看板をみつけた。あそこだ!あった!ありがとう!といって、走ってゆく途中、おじさんが私に、小さな声でHave Funといってくれたのが聞こえて、笑顔で手を振った。

走って中に入ると、まだ始まっていないようだ。ガイドのパトリシアは、Muralist。これが仕事なんだ。スタジオに通されると、5人の人がいた。パトリシアの英語は、とてもきれいで、聞きやすい。彼女の話すことのほとんどが理解できたと思った。ツアーに参加していたのは、アーティストらしきおじさんと、その娘と彼。それに女性2人と男性一人、それに私の計6人。はじめにMuralアートについてのスライドを見た。とても興味深いスライドだった。結構長い時間、集中して英語を聞いたら、頭が痛くなってきた。でも楽しいレクチャーだった。そもそもMuralアートとは、壁画のことで、古代エジプトで始まったといわれる。一通り説明が終わり、質問タイムへ。この私以外の5人は質問がすごい。わたしもいくつか質問を考えていたけど、話の中やスライドの中で疑問が解けた。さすがアメリカ人、質問の嵐だった。そのなかでいくつか面白い質問があった。

質問したのはアーティストのおじさん。アーティストとして、スタジオで一人でこもって絵を描いているのと、公の場所で外で絵を描くこと、どんな違いが有るか?そしてどんな感じなのか?というおもしろい質問。

私は絵を描くときは、一人でいることが多い。集中したいから。でも1度か書いた絵や再現する絵などは、人がいても全く気にならない。Muralアートの場合は、一度描かれた下絵を元に大きく書いていくので、特に問題はないのだろう。パトリシアの答えはこうだった。「私は、私に与えられた絵という才能を神の使いとして、公で表現することが快感であり、大きな喜びであると。」使命ということかな。

すばらしいと思った。このMuralアートはヒスパニック系の多いこのエリアに多く見られるようで、あちこちの建物に壁画が描かれている。ほかにも面白い質問があった。グラフティとの違いは一体何か?答えは、グラフティは基本的に許可を得ずに描く落書き。つまりillegal ということだ。Muralアートは、許可を得て、そのオーナーから頼まれて描くものだという。なるほど。。。

このスタジオにも沢山の絵が描かれていてとても楽しい。わたしもこんなアトリエにしたいな。一通り質問が終わって、いよいよ外へ出る。ショップのすぐ裏手にずらーっと並んでいる壁画。どれもこれもカラフルですばらしいものばかり。メキシコ人のディエゴリベラは、フリーダカーロの映画で知ったが、メキシコでは偉人だ。政治と壁画。映画を見たときは、いまいちピンと来なかったけど、この2つがどうつながっているかが分かった。絵というものは本当に偉大だ。特に政治や思想を描いた巨大な絵には人を動かすパワーが有る。それを国は恐れていたのだろう。やはり絵は写真を超える。大きな絵には不思議なパワーが宿っているんだ。これは納得。だからアーティストは、どんどん大きな絵を描いてゆくのだろうか?

  

ここにあるMuralアートのひとつひとつにストーリーがある。戦争と平和を描いたものが多いが、女性がこのアートを始めたのは1970年代初め。それまでは男性が描く政治思想の絵が多かったが、女性はLife Family Home Cultureといった視点でMuralアートを描きはじめた。やはり男性と女性では視点が異なるのだろうか?

ツアーは延長となり、ショップに戻ったのは16時を回っていた。パトリシアに「楽しいツアーをありがとう、とても感銘を受けました。」と挨拶をしてショップを出る。彼女は25年以上もこの場所でMuralアートを描いている。中には1年もかけて描いたものもあるという。そして、自らツアーを行い、Muralアートを広めている。すばらしい、私もいつかパトリシアのようになりたいと思った。

おなかがすいたので、ランチを食べに行く。やっぱりここへ来たら、メキシカンかな?今回はタコスにしよう!アボカドの入った香ばしいタコスを食べて、Missionの町を散策。
さてと、きょうも良く歩いた。明日は、Wineカントリーツアーへ参加するため、電話をしツアーを予約する。明日は8時半に近くのホテル、リッツカールトンの前でピックアップだ。遅れないようにしなきゃ。あと、今日でサマータイムが終わるので、時計を一時間もどさないといけない、これも忘れたらたいへん。今日は早く寝よう。

 

 


10月29日(日)

今日でサンフランシスコも5日目。今日は日曜日、昨日の夜は外がにぎやかでなかなか眠れなかった。今朝はものすごく寒いし、曇っている。せっかく大自然を見に行くのに、曇りだなんてついてないなあ、でも天気予報では晴れてくるということなので期待して、支度をする。リッツカールトンに8時半、ちょっと前に着いたら、既に迎えのバスが来ていた。黒人のドライバーがこっちに向かって手を振っている。とてもフレンドリーで、君はタカコだね、隣に座って!ととなりに座らされる。次のホテルにピックアップにいくのだけど、番地がわからないんだ、困ったな。といってオフィスに電話をかける。バスを止めて、5分くらい探して、お客を連れてきた。いくつかホテルを回り、ツアーバスの発車するオフィスへ向かう。彼の運転はとても荒い。彼は日本人の女の子が好きだという、「何で?」と冷ややかにたずねると、わからない、でもとにかくかわいい。「日本人の女の子とつきあったことあるの?」「いや、ない」「じゃあ、言っておくけど、そんなに良いものでもないと思うよ!」と言うと、顔をこわばらせながら笑っていた。

  

アメリカ人に限らず、オーストラリアでも日本人の女性が好きな男の人がいる。日本の文化が好きで、日本人の女性が好きならわかるけど、ただ、日本人の女性が好きだというのはどうも怪しい。バスはオフィスに着き、ほかの大きなバスに乗り換える。ありがとう!といってカメラを向けると、ニコッとわらって手を振っていた。写真をみると、指には結婚指輪が。まったく…

バスに乗り込むと、参加している人のほとんどが老夫婦。一人で参加しているのは、私と、もう一人女の人、それにシェフっぽいおじさんの3人だけ。ドライバーは、もう70を超えているだろうと思われるデイヴィット。ドライバーの挨拶がはじまった。えーと、今日ドライバーをするデイヴィットです。ヒック・・・っていきなりしゃっくりかよー!で、なにも言わず、そのまま話を続ける。彼は年のせいか、鼻息がとても荒い。マイクをつけているのだけど、しゃべっているとき以外は、スーハースーハーとものすごい音を立てて息をする。大丈夫か!?

ベイブリッジを超えて、ナパバリーへ向かう。途中、いつのまにか眠ってしまった。Davidは、時々くだらない冗談を言うので、車内はいつもにぎやかだった。ナパバリーに入ると、景色は一変。どこまでも続く平らな土地、秋らしく黄緑と、ゴールドの葉の色、それに青い空。風が吹いて、収穫の秋を迎えたという感じ。

はじめに立ち寄った場所はワインセンターというところ。ここでもワインのテイスティングが出来る。ここではカウンターで個々に、すきなワインを頼んでテイスティングをする。甘いワインがすきなのか、辛口ワインがすきなのか?好みを言うと選んでくれたりする。しかし、私はそれほどワインに詳しくもないし、それにまだ朝の10時だよ。すきっ腹に良くみんなワインをガンガン飲めるなあと見ていた。とりあえず、何かおなかに入れてからアルコールを飲もう。

この周辺は車の交通量が多い。週末だからなのか?まあ、ここは全米一のワイン生産量をほこるワインカントリー。ワイン好きにはたまらない土地だ。バスの車窓から見える景色にうっとりとしていると、ワイナリーに到着した。最初のワイナリーはKirklandワイナリー。ここでは、既にグラスがならべてあり、3種類のワインをテイスティングするようになっている。これなら飲めそう。ガイドの男の人が、いろんな説明をしてくれる。まずは、みんながどこから来たのか興味が有るようで、簡単な自己紹介を。Ohio Hawaii Texas Sydneyなどなど。ほとんどはアメリカ国内の観光客だった。様々な場所からサンフランシスコをホリデーで訪ねてきている人たち。どのカップルも裕福な感じ。このくらいの年になって、夫婦で旅行ができるなんていいな。

  

ここではワインテイスティングの方法を教えてもらった。私は以前、飲み物を飲むときにワインを味わうみたいに飲むねといわれたことがある。一気に流し込まず、口の中で転がすようにして飲む。お水もお茶もいつもそのように飲んでいた。人に言われるのはそのときが初めてだった。

ワイングラスを傾けて、色を見て、香りをかぐ、そのあと、空気を含ませるようにくるくると回して、再度香りを楽しむと、においが膨らむような感じがする。そして一口飲む。ワインをこれまでこうして味わったことはなかった。おいしい!雰囲気も有るのかもしれないけど、カリフォルニアワインはどれも飲みやすくておいしい。ワインの色・香り・そして味をゆっくりと味わう。ワインは大人の飲み物だ。

しかし、このワイナリーは見事。建物も家具もどれをとっても素敵。それにこの景色。こんなところで働くって一体どんな感じなのだろう?ワインを寝かせているところ、ボトルに詰めているところなどを見学する。

テイスティングをしていたとき、乾杯のしかたも習った。ワイングラスは上の部分で乾杯をする人が多いが、中ほどの部分をあてて乾杯をしたほうがいい音がなるということ。で、最後にみんなで乾杯をしようということになり、cheers!といって乾杯をする。まわりはカップルなので、自分が一人だということに気がついた!となりもそのとなりも、みなカップルで乾杯をしている!だれも乾杯する相手がいない!と思ったところに、すかさずガイドの人が寄ってきて、乾杯をしてくれた。Cheers! ほっ!

つぎに行った所が、Madonnaワイナリー。ここでは女性のガイドの人が私たちをVineyardへ通してくれた。ぶどうは昨日収穫されたばかりらしく、ぶどうはついていないが、収穫漏れがあるので、探してぶどうを食べてみてね!と言う。探してみると、あるある!小粒な白ぶどう。ひとつ食べてみる。ここのぶどうはすべてorganicなので、洗わなくてもそのまま食べられる。うわあ!こんなにおいしいぶどう初めて食べた!なんて上品な香りと味なんだろう!このまま食べても断然おいしい!ぶどうを食べたところで、中へ通される。このテイスティングルームも素敵。シンプルなMuralのある部屋。ここでも3種類のワインをテイスティング。どれも飲みやすい。それにしてもお腹すいたな。
ランチはSONOMAバリーの町で、個々にランチを取る。私はその1時間半のあいだに、街を歩き回り看板の写真をとることにする。ドライバーのdavidが、町の中を説明する。このレストランは結構おいしいよ!郵便局はここだよ!このパンやさんのサンドイッチはおいしいよ!などなど。その中で、ここのチコという洋服やさんは今、全品50%引きだよ!

チコという店が見えてきた。えー、ダサい紳士服の店じゃん・・・ランチはdavidお勧めのベーカーリーカフェでキッシュとラテを買って公園で食べる。あー、なんて平和な絵なんだろう。キャッチボールをする学生、4人でランチを食べている老夫婦のカップル、手をつないであるく老夫婦、寝そべって本を読んでいる女の人。あー、帰りたくない。。。すぐに環境になれる性格。こんな生活ができたら違う人生だろうなあ。そんなことを考えながら回りを見渡していると、通りの向こうにdavidの姿が、どこへ入っていくのかとおもったら、チコだった。何を買いにいったんだろう?

この辺はかわいらしい店が多い。観光地だから日本でいうと、軽井沢みたいな感じかな?ここに移り住むひともいるそう。そういえば、Sex and the cityでも、ビッグがナパバリーに引っ越してワインを作っていたっけ?今朝のニュースで、今日はハロウィンコスチュームコンテストをやると言っていた。見に行きたかったなあ。知っていたら、ツアーは明日にしたのに。

  


そういえば、夜中に変な番組をみた。こっちは衛星もあるので、チャンネル数がすごい。121チャンネルもあった。ひととおり見るのもたいへんなくらい。
この番組、みのもんた風の司会者が夫婦喧嘩などの仲裁をするの。仲裁というか、ほとんど見ているだけなんだけど、出演者がすごい。これやらせだと思うけど、女のひとが、掴み掛かってけんかするの。このときは、一人の男の人を2人の女の人が取り合うんだけど、とにかく出ている人がすごい。一人は、前歯がほとんどないし、もう一人は、すごい太ってる。100キロくらいあるんじゃないかな。それに男の人も変な感じ。女の人は、つかみ合いのけんかをして、なぜか客席に胸を見せたりするの。もちろん胸は画面には見えないようになっているけど、言葉もすごくて、ピーピー!と言いっぱなし。何だ?この番組!この番組をみて思った。アメリカはすごい。ここサンフランシスコは、住む人はある階層の人みたいで、あまり見えないけど、これがアメリカなのかもしれない。こういうところは、全体の何パーセントかで、60%から70%くらいの人は、この番組のような人なんだろうか?よく起こる事件などは、このサンフランシスコで起こる気がしない。アメリカには貧富の差があると番組をみて思った。NYもまた違う感じだろう。アメリカにはいろんな人がいるなー。それに表現の自由・個人の意見・ひとつの価値観に縛られない。良いか悪いかは別として、すごい国だ。

話はそれたけど、最後のワイナリーは、Viansaここも素敵な造り。ここではウェディングが行われていた。本当に息を呑むような美しい場所。ここはイタリアンの人がやっているようで、中はイタリアのマーケットのようなディスプレイ。ここでも3種類のワインを飲んだ。赤はぐっと来るような濃さ、そろそろ気分がよくなってきたぞ!

それにしても皆よく飲むなあ。私も十分年齢的には大人だけど、もっと50代&60代になって味わう味なのかもなあ。それまで楽しみに取っておこうと思う。ツアーは、3つのワイナリーを巡り、9時間で終了。いつもの通り、ケーブルカーで帰って、このところいつも寄るリカーショップへ行って、アパートへ帰る。あー、サンフランシスコはあと一日。早いな帰りたくない。おっ、アメリカンアイドル(番組)がやってるぞ!

 

 


10月30日(月)

Operaという番組を昨日の夜見た。長く放送されている番組だと思うけど、今回のテーマは、太った人が、脂肪吸引の手術を受けて、その後、アルコール依存症になりセラピーに通っているという問題。うーん、理解できないなあ。病気でもなく自分で太って、自分で脂肪吸引を受けて、その後、アルコール依存症になる!?体験者が自分のことをシェアして、みながそれを聞いている。なかには涙を流して聞いている人もいる。拍手で番組が終わるが、どうなのだろう?日本には日本食と言うヘルシーな食事があってよかった。

朝8時頃、上の階の物音で起こされる。物音どころじゃない、ウイーンと音を立てて何かやっている。明日はハロウィンということもあって街はにぎやか。今日は夕方にS子さんがアパートにやってくる。それまでに、今日は美術館2つを巡る予定をたてた。でも、何だか絵を見る気分じゃない。と思っていたら、ひとつの美術館が休館日であることがわかった。どちらかというと、その美術館のほうが行ってみたかったので、今日は思い切って予定を変えて、ほかの事をしよう。貴重なのこり一日。何がしたいか?

  

やっぱり、もう一度ヨガがやりたい。結局タイムテーブルをチェックして、12時15分からクラスがあることを知った私は、バークレーへ行くことに決めた。駅について、タリーズでコーヒーを買い、ヨガスタジオ方面へ向かう。歩いていると、この前と何だか少し違う雰囲気。硬貨を恵んでくれ!という人たちが妙に多い。私にも、あったかいコーヒーを買いたいから恵んでくれ!とか、ハロウィンコスチュームを買いたいから恵んでくれ!とか・・・無視していると、小声で何か言っている。そんなの自分で働いて買いなさいよ!前にドラマで見たことがあったけど、こういう人に対して結構人は小銭などを渡しているのを見たことがある。へー、あげるんだ!と思ったけど、これも安全を守る策なのかもしれない。

アメリカでも、カフェはスターバックスが圧倒的に多い。サンフランシスコ市街について言えば、メジャーなコーナーには必ずと言ってよいほどスタバがある。ほかのシアトル系のカフェとしては、Peetコーヒーと言うのがあったけど、入る機会がなかった。もっといろんなチェーン店のカフェがあるのかと思っていた。タリーズもスタバも、ショートサイズはなく、トールから。だいたいトールで2.75ドルくらいだから、日本のショートの価格でトールが飲めると言った感じかな。本屋の中には、そういえばシアトルズベストがよく入っていた。日本と違うのは、従業員のいい加減さ、店内の汚さかな。日本のこ綺麗さ、はきはきとした元気はないが、とてもリラックスした雰囲気はある。

いい加減と言えば、ここのアパートメントのオーナーも、私が明日朝8時に出るから鍵とボンドをどうやって交換する?と聞くと、じゃ、ボンドはそのままドアのしたからスリップして入れておくから、鍵は部屋に置いておいて!と。部屋のチェックもしないで良いのかな?そのためのボンドじゃないの???まあ、信頼されていると言うかいい加減と言うか、もし私がテレビを壊したり、何かを持っていってしまったらどうするの?!

鍵を封筒に入れて、アンドリューにお世話になった挨拶をしたいので、封筒に向こうで買ったクレヨンでイラストを描いた。買える日は、ちょうどハロウィンなので、イラストと、コメントをチョークアート風に描いてみた。

話は逸れたけど、ヨガスタジオに到着!
12時15分からなのに、きている生徒は3人。こんなに少ないの?それに始まる様子もない。15分からだよね?と受付の人に聞くと、先生がまだきてないから待っててねという。20分くらいになってようやく先生到着。しかも普通にジャケットを着てかばんを提げたまま入ってくる。Hi, everyone!生徒もこの頃には6人に増えていた。このいい加減さ・・・良いかも。先生は40代の女性。この先生もまた素敵な人だ。まずクラスが始まる前に、一人ずつに握手をして名前を聞く、アジア人は私ひとりなので、目立つのか、ヨガはやったことある?と聞かれ、はい、半年くらいやっていました。というと、じゃ大丈夫ね!と言って、クラスが始まった。それから音楽もなく、先生の話がはじまり、anusaraヨガ独特の、ヨガを始めるときの歌を歌う。なんか宗教っぽい・・・何を言っているのか分からず戸惑っていると、先生がすかさず歌詞が書いてあるカードを持ってきてくれた。これはサンスクリット語で書いてあるのよ。一緒に歌ってみてね。へえ、そうなんだ。

クラスには2人男の人、ほか4人は女性だ。どの人も長く習っていそうな人たち。でもそのうちの一人の男の人はまだ始めて日が浅いようだった。とても太っている。そしてまだ始まったばっかりなのにとても汗をかいている。たちポーズは足がプルプルとして、先生に支えられないと出来ないみたい。ウォーとかハー!とか、時々声を出す。ヨガのポーズはほとんどやったことのあるポーズだったので安心してできた。最後にペアになってやるポーズがあった。え?ペアになるの?!私は位置的に、となりの女性とペアになると思っていたら、その人はすかさずそのとなりの女性とペアになってしまい、その奥の男女はペアを組んで、残るは、私とその太った男の人。Hi! といって、ポーズをはじめると、その人の足や腕は汗で濡れている。うえーっ!!!汗すごいんだけど・・・

今回のヨガは前回のリラクシングヨガとは違い、私も少し汗をかいた。終わる頃には体がリセットされたように気持ちが良くて、あーこんな教室に通えたらな!と思った。最後の瞑想も、屍のポーズが決まったところで、「ナマステ」と言って1時間の教室が終わった。ほんと気持ちがいい。終わって、インストラクタークラスの資料をもらい、テキストとCDを購入して帰る。いつか、インストラクタークラスが受けられたら良いなと思い。でも、今回英語で受けてみて、言葉が分からないものがあり、単語だけでもテキストをはじめに見ておくと有利かなと思って、テキストを買った。帰ったら、少しずつ訳してみようと思う。

ヨガクラスが終わって、スーパーマーケットへ行く。おいしそうなトマトと今日のバスソルトを買って、古本屋さんへ。また、来てしまった。前回見逃した面白そうな本が沢山有る。しかも、安いのだ!キャー、楽しい!

本を10冊ほど購入して、重いのでそろそろ帰ることにする。あー、一週間なんて早いな。変える日が近づくにつ入れて、自分が異次元の世界に引き込まれるような感覚に陥ってくる。今、この瞬間は現実なのか?!これも現実、日本での生活も現実。そうだ、お土産を買わなければ!とりあえずスーパーでチョコレートやキャンディーを買い、重い荷物を持って、電車に乗り、ケーブルカーに乗って帰る。

6時ちょうどにS子さんが来た。このアパートすごいかわいい!と気に入っている様子。ひとりじゃもったいないね!4人くらい泊まれそう。でも、ここ小さなステュディオなんだよ。したの階はもっと大きな部屋だった。それからS子さんがチャイナタウンで買ってきてくれた飲茶を食べる。うーん、おいしい!一つ一つが大きいね!S子さんとまた沢山おしゃべり。たのしくてつい時間が経つのを忘れる。デザート食べようか!デザートはカスタードエッグ、これもまた美味しい。

いよいよサンフランシスコともお別れか。ツーリストなのに、いろんなところで話す人に「いつ戻ってくるの?」と聞かれる。そうそう来れないんだけど・・・と思いながら、でもまた戻って来たいと思える素敵な場所だ。アメリカは広いから、色々な顔を持っているんだろうな。S子さんはNYへ行ったことがあるといってたけど、東京もかなり大きな都会だとおもったけど、NYは東京を5倍くらいにした感じと聞いてびっくり。わたしもロンドンやパリ、シドニーに比べ、はるかに東京は大都会と思っていたけど、その5倍!?それはすごい。とても1週間じゃ無理無理。でも、行って見たいな。
この大きな国、様々な国民をまとめるなんて、大変なことだな。政治家や首相はたいへんな苦労だな、などと考えながら、荷物をパッキングする。

S子さんが、これ全部このスーツケースに入るの???と聞いてきたので、やっぱり小さいかな?と思った。でも、これが何とかひとつにまとまったのです!すごい重いけど。きっと20キロはあるだろう。S子さんとは、ここでお別れ。S子さんがいてくれて、本当に心強かったし、楽しい時間がすごせた。ありがとう!

 

 


10月31日(火)

今朝も上の階の物音で目が覚めた。部屋を片付けて、掃除をして、支度をする。空港までは電車。この旅もすべてが順調!日本までは10時間35分。帰ったらすぐにマッサージに行こう!飛行機は、満員状態。私は中国人のおじさんの団体に囲まれてしまった。飛行機のなかで、今回の旅行について考えた。着いてすぐは、今回来た意味を見出そうとしていたけど、帰る頃になって、すべてが?がり、自分へのメッセージを感じ取ることができた。本当に来て良かった。
サンフランシスコに行くなんて、全く考えていなかったことが、友人が日本に一時帰国で帰ってきたことによって案が浮上して、休みを取って、急遽旅に出ることにした。私にとっては、こういう時間が今必要だったんだ。タロットカードを行く前に引いたとき、旅の欄に、こんなことが書いてあった。この旅は、最初はあなたは必要としていないかもしれないが、あなたにとって必要となる旅になるだろう。当たっている!

  

このジャーナルは、自分のため、そして、教室の生徒さんや知り合いの方々にも自分が旅をしたかのように楽しめるよう全てを書いた大切なジャーナル。帰ったら、パソコンに入力し写真を入れて冊子を完成させよう!

あー、あと5時間。映画もそろそろ3本目が終わるけど眠れそうにないな・・・