青春

    後半生は心がまえによっては、「第二の青春」になりうる。
    「第二の青春」を実りあるにするにはどうすればよいか。
    アメリカの詩人、サムエル・ウルマンの「青春」を私の座右の銘とする。
    全文を以下に記す。

     
青春とは人生のある期間ではなく、
    心の持ちかたを言う。
    薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
    たくましい意志、ゆたかな想像力、炎える情熱をさす。
    青春とは、人生の深い泉の清新さをいう。
    
    青春とは臆病さを退ける勇気、
    安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
    ときには、二十歳の青年よりも六〇歳の人に青春がある。
    年を重ねただけで人は老いない。
    理想を失うとき初めて老いる。
    歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。
    苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥にある。
 
    
六〇歳であろうと十六歳であろうと人の胸には、
    驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、
    人生への興味の歓喜がある。

    君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。
    人から神から美・希望・よろこび・勇気・力の
    霊感を受ける限り君は若い。

    霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、
    悲嘆の氷にとざされるとき、
    二十歳であろうと人は老いる。
    頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
    八十歳であろうと人は青春にして已む   

     
「青春とは、心の若さである。」サムエル・ケルマン著、作山宗久訳、角川書店より)   

   ◎ 元気に生きる
    元気 GENKI (五木寛之・幻冬舎)を主として私の考えなどをまとめる。
     できれば「元気で長生き」したい・・当たり前である・・では元気に生きるためにはどうすればよいのか。
    「ものの考え方を変える」それが根本である。
  
    最近年をとり生き方について考えることがあった。
    (仕事と年齢にとらわれない イギリスの豊かな常識)を参考にして考えをまとめる。井形慶子著
     年老いてしたいことを続ける意欲が尽きた時、人生の輝きは消えてしまう。
     日本は他の先進国より寝たきり老人が多い。・・日本では寝たきり老人がアメリカ、イギリスなど、
    他の先進国の7倍である。
     日本では「寝たきり高齢者」は、圧倒的に女性が多い。
    「夫婦でも、男性の方が先に亡くなるケースがとても多い。そうなると、夫の介護や看病に明け暮れていた
    妻は、いきなり役目がなくなってしまい空虚感や孤独、同居家族への気兼ねから軽い痴呆が始まり、生きる
    意欲をなくしたまま寝たきりになってしまう」
     「不思議なことに、優しい同居家族と暮らす人ほど、夫が死別するとたちまち無気力になっていく。
    話しかけても、小さい声で返事をするのみ。逆に、嫁姑の争いが耐えないほど家族の高齢者には寝たきり
    が少ない」
     ことの真偽は別にして、日本では・・歳をとったら周りに迷惑をかけず、感謝しながら面倒を見てもらい、
    じたばたせずに最後の日を迎える・・これが日本人の高齢者の典型例か。
     私の身の回りに、次のような人がいる。
    定年退職した大手メーカーの役職にあった男性が曰く・・仕事から離れ、連日ゴルフやパチンコに明け暮れ、
    何も予定がない日は一日中テレビの前でぼんやりすごす。最初毎日遊んで暮らすなんて最高のぜいたくだと
    思っていたが、一ヶ月もたたないうちに「これをいつまで続けられるんだろう」という絶望感に襲われたと言う。
    海外旅行や将棋教室に参加してみたが、どれも本気でやりたかったわけではなく、胸のつかえはそのまま
    ストレスとなり、やがて胃潰瘍になってしまった。
     仕事をしすぎてストレスを溜め、仕事がなくなってといって再びストレスを溜める・・こんな人が案外多い。
     受け身より能動へ
     私は歳をとってもしたいことを追求し、自分の人生を貫きたい。

    ○ 最近気になる生き方の言葉を見つけた。
      「若さに秘訣があるとすれば、現在ただ今を忙しくいきることである」宇野千代
      今を生きるのに一生懸命ならば、鬱や引きこもりなるゆとりさえ無い。そう考えている間も
      死に近づている。

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