きっとできるよ♪おっぱい育児(new)


息子とのおっぱい生活の経験から

 息子とのおっぱい生活はとても辛かった。でも、ほんとはおっぱい生活って楽しむものなんだと思うんです。ラクをするために、育児を楽しむために、ちょっとしたコツをお知らせしようと思います。

産後すぐは…

 最近は母子同室の産院も増えていることと思います。
 産後疲れているのに、いきなり赤ちゃんと一緒なんて無理〜とお考えの方もいらっしゃるでしょうけど、けっこうなんとかなるものです。「泣いたらおっぱい」というのがなにより「出す」コツです。
 もちろん産後入院中に満足するほど出せるなんてことは稀。それでも泣いたらくわえさせる、ということを習慣化するのが目的です。もちろん、疲れたらベビー室を利用してもいいんですよ。うまくいかないことをナースに愚痴をこぼしてもいいし。
 わたしは二人めのときに「フェンネルのお茶」を持ち込んで飲みながら入院生活を送りましたが、とっても元気に過ごせました。おすすめですよ(^_^)

3か月はお試し期間

 それにしてもなかなか軌道に乗らない母乳育児。いったい何が悪いんだろう、と自分や赤ちゃんを責めることもあると思います。だから呪文のように唱えてください。「おっぱい生活は3か月はお試し期間」と。
 産院などでは「1か月」と言われることもあるでしょうけど、赤ちゃんにはわたしが「飲みたいシーズン」と呼ぶ、授乳間隔が詰まってやたらに泣きたがるような時期がくり返し訪れるもので、それを乗り越えて落ち着くのがだいたい3か月めくらいからなんですよ。だから、とにかく3か月はがんばってほしいです。

赤ちゃんも最初は下手くそ

 赤ちゃんって本能で上手に吸うもんだ、と思っている方もいらっしゃるかな。そういう赤ちゃんもいるでしょうけど、意外と下手なもんですよ、最初は。
 はやくコツを覚えてもらいたいですね。
 まず、飲ませる前に乳首の根元をあらゆる方向からつまんで延ばすマッサージをして、やわらかくしておきましょう。とくに清浄綿で拭く必要はありませんよ。
 赤ちゃんには大きい口を開けてもらって、乳輪の端っこが赤ちゃんの口なかに入り込むくらいぱっくりと深く、くわえてもらいましょう。うまくいかなかったら、赤ちゃんの口の端にそっと指を入れてカパっと外してくわえさせ直してもらってください。
 最初は乳首も痛みやすいので5分以内で取り替えてた方がいいでしょうけど、慣れたら片っぽ10分でも15分でもくわえさせててもいいですよ。往復1回で満足してもらえなかったら、何往復でもしてください。
 またよく言う3時間という授乳間隔は母乳育児にはまずありえません。たとえ30分しか開かなくてもまたあげてかまいません。飲ませればいくらでも出るのがおっぱいの不思議、です。でもママもできるだけ水分をいっぱいとってくださいね。出る、と言われているハーブティとかたんぽぽのコーヒーなどもありますが、入手が簡単なのは麦茶かな。一日1リットル以上は飲んでくださいね。
 

おっぱいが痛い(><)

 まず最初に痛むのは乳首の根元かな。わたしが利用した産院ではザーネのクリームをくれてましたけど、そういうのがなくっても、自分のおっぱいを塗って乾かして様子を見てるとよくなるみたいです。でも、ザックリとなってしまうようなら、臆せず産院を受診してくださいね。

 でも本格的に辛いのは「乳つまり」。飲ませても出がよくなく、胸が張ったままになってとても痛いことがあります。
 こうなったらまず乳首の先を見てみましょう。母乳のでてくる孔に白いものがつまっていませんか?そしたら白いものがぬけるように、乳首の根元をあちこちから指の腹でつまんでしごくようにしてみてください。うまくぬけるようならぴゅーっと詰まっていた母乳が飛び出してくることでしょう。
 自分でやってもうまくいかなかったら、保健センターなどで紹介してもらって母乳相談をやっている助産婦さんのところに駆け込んでください。行くまでの間、熱を持って辛いのなら、発熱時におでこに貼って使うジェルシートを患部に貼って様子を見てください。助産婦さんは母乳育児のつよ〜い味方になってくれますよ(^_^)

おっぱいやめようかな…、の前に。

 WMで復職が迫っていたり、どうやっても母乳育児は疲れちゃう、という人は、断乳を考えることもあるでしょうね。
 わたしは一人めを泣きながらおっぱいで育てたので、泣きながらやるくらいならミルクだっていい、と踏み切れる人はそれでもいいかな、という気がします。でも、1年くらいのことだし、とことんやるのも悪くなかったな、と事故満足も感じてます。こればっかりはママの心持ち次第かな。
 ただ、間隔がのびなかったり、泣きっぽいのはおっぱいのせいじゃないということを心に留めてほしいです。
 それから、身長や体重の伸びは個人差があるので、仮にパーセンタイルの下のラインを割るようなことがあっても、その子なりに徐々に右肩あがりになっていれば、様子を見てあげてください。
 そして、復職前の方。日中あげられなくても、おっぱいはそのペースを覚えてくれますから、在宅おっぱいはできるだけ続けてください。赤ちゃんが体調を崩して、ミルクがあげられないようなことがあっても、おっぱいだけはあげられます。脱水を防ぎ、抱っこで安心もあたえられる、おっぱいは復職後もつよ〜い味方ですよ♪

いよいよ卒業。

 いつを卒業にするか、は子どもに決めてもらうという人もいますが、わたしはママが決めていいと思います。
 決めたら、もうきっぱりあげない、というのがいいのですが、その前に、徐々に回数は減らしていったほうがいいです。わたしの場合は復職して保育園に通うようになって、日中断乳になったのがちょうどいい具合でした。
 本格的な断乳は息子も娘も1歳2か月くらいのときに実行してだいたいうまくいきました。よく「あんよするころ」といいますけど、うちの子たちはちょうどこのころ4、5歩歩けるようになっていました。

1.お風呂は一緒に入らない。
2.お風呂上がり上がりの水分補給を牛乳やお茶へ変える。
3.寝かしつけは連れ合いにまかせる。
4.夜中寝ぼけても自分は抱っこせず、連れ合いが対応する。

 長くても1週間くらいで、忘れてくれます。もし、だめな場合はまだ「時」がきていないとあきらめて、少しおいてまたチャレンジしてみてください。娘は1歳1か月ではだめで、1歳2か月では大丈夫でした。
 夫さんの協力が不可欠なので、年末年始のお休みやゴールデンウィークなどにチャレンジしてみるといいかもしれません。

その後のおっぱい

 飲まれなくなっても、おっぱいは母乳を作ろうとします。飲ませる回数がちゃんと減ってからならそれほど苦しまないですむのですが、出のよい人は張ってしまって大変になってしまうかもしれません。
 加減がむずかしいかもしれませんが、張ってしまったら、乳首の根元をちょっとマッサージして柔らかくなってホッとする程度に絞りましょう。タンク全部を絞りきってはだめですよ。
 熱をもっているようなときは、発熱時におでこに貼って使うジェルシートを貼って様子を見ましょう。
 ちょっと水分補給を控え、入浴はシャワーでざっとにして、体を温めるようなメニューは我慢して。
 2、3日〜1週間くらいでパンパーンというのは治まるはずですが、どーにも辛い状態ならば、母乳相談を尋ねてケアをしてもらってくださいね。
 すっかりすんだら、ワインで乾杯( ^_^)/□☆□\(^_^ )してね。
 断乳したら記念にぜひ乳腺外科でマンモグラフィーやエコーのオプションつきの乳がん検診を受けてくださいね(^_-)-☆。


 

母乳育児のための10か条(ユニセフ・WHOによる共同声明)

 1. 母乳育児の方針を全ての医療に関わっている人に、常に知らせること 
 2. 全ての医療従事者に母乳育児をするために必要な知識と技術を教えること 
 3. 全ての妊婦に母乳育児の良い点とその方法を良く知らせること 
 4. 母親が分娩後、30分以内に母乳を飲ませられるように援助すること 
 5. 母親に授乳の指導を十分にし、もし、赤ちゃんから離れることがあっても母乳の分泌を維持する方法を教えてあげること 
 6. 医学的な必要がないのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと 
 7. 母子同室にすること。赤ちゃんと母親が一日中24時間、一緒にいられるようにすること 
 8. 赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるままの授乳を進めること 
 9. 母乳を飲んでいる赤ちゃんにゴムの乳首やおしゃぶりを与えないこと 
10. 母乳育児のための支援グループを作って援助し、退院する母親に、このようなグループを紹介すること 




前のページへ
戻る
トップページへ
トップ
次のページへ
次へ