ちょっと偉そうかな
すみません。
でも言っておきたいこと
言わせてください。

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あなたに幸運な出会いが
ありますように。

○ いぬ ○

犬は生き物です。
人間ではないけど、生きてます。
ふあん・こわい・うれしい・怒!・あまえたい・すき
そんな単純なものではありますが、感情もあると感じられます。
餌をあげなければ死にます。
世話を怠れば病気になったり弱ったりします。
しつけをしなければ手に負えない存在になるかもしれないです。
そしてその全部の責任は飼い主にあるのです。

○ 子犬選び ○

知り合いから譲って貰う。保護犬を引き取る等の場合は普通に健康状態のチェックをするくらいかな。
問題は純血種を飼いたい場合。
残念ながら現状の日本国内のブリーディング環境はあんまりよくない状態です。
妊娠中の雌犬がネットオークションにかけられたりするようなご時世なので、今無責任に繁殖を繰り返している人たちに改善を要求するのは法律で取り締まりでもしない限り無理かもしれません。
飼う側が気をつける必要があります。

*親犬と子犬を事前に見せてもらう。
*両親犬の血統書のコピーを貰う

 (これはCHがどーのという問題のためではなくて、ラインブリード・インブリードの有無の確認をするためです。犬種によっては先天性疾患のあるラインがネットで公開されているケースもあるので、可能ならそれと照らし合わせをしてみるのも手です)

このくらいは最低限しておいたほうがいいと思います。
可能なら、保証についても交渉しておきましょう。
ブリーダーさんの責任意識を量るためです。
「私はブリーダーってわけじゃなくて、趣味でやってるから」とおっしゃる人のよさそうな飼い主さん(でもお金は取る)からは犬を譲り受けないほうが無難です

○ ドッグイヤー ○

子犬は小さく可愛いです。
けれど彼らはすごい勢いで大人になり、すごい勢いで年をとっていきます。
単純な年齢見表(実際は大型・中型・小型では微妙に違います)では最初の1年で20歳、その後は5歳づつ年をとっていくといわれ、パピーと呼ばれる時期は最初の1年、シニアの域は7歳とされています。
しかし、最初の一年、体の大きさと中味の安定は同時進行しません。
小さかった子犬があっという間に大きくなり(特に大型犬は顕著です)、すっかり体の大きさが確定しても中味は子犬。 4ヶ月くらいから始まる歯の抜け変え(犬も人と同じように乳歯から永久歯に生え変わります)と前後してスタートする甘噛みは甘噛みとはいっても結構痛いのでそれでまず音を上げる飼い主さんは多いみたいです。
個体差もありますが、いたづらもこの頃からどんどんパワーアップ、体が大きくなるので破壊力も増大していきます。

1歳から1歳半過ぎると中味の成犬っぽくなってきます(犬種によっては3年は我慢というのもいるし、中には万年中身子犬という場合も・・・)。幼年期にある程度家庭犬としてのしつけをちゃんと入れてあれば、ここからは犬との安定した暮らしが望めると思います。(ただし犬が健康でしつけが入っていればです)
健康面はちゃんとした管理をしていれば、事故や先天性疾患(これは1歳過ぎに出るケースも多い)をのぞき問題はないと思います。

※畜犬登録・狂犬病の予防接種は義務付けられています。かならずしましょう。

そして、老年期。 見た目は犬は人間ほどははっきりと老化がわかりません。 ピカピカだった毛艶がくたびれはじめ、寝てばかりいるようになってはじめてああ老いたなと思うくらいです。
年をとれば病気にかかりやすくなり、体が思うように動かなくなっていくのは犬も人も同じ。
もっとも飼い主のケアと愛情が必要な時期ともいえます。
この時期を迎えて初めて、
「私は犬を飼っています」といえるのかもしれません。 犬は最後の最期まで責任と愛情をもって飼いましょう。 人は人を裏切るし、人は犬も裏切りますが、犬は絶対に人間を裏切ることはしません。

○ ブリーディング ○

「自分の家の愛犬の子供がほしい。」
気持はわかります。 子犬を取ることが悪いこととは思いません。
でも単純に賛成することはできないんです。
「雌を飼ったら一度は産ませてあげないと。それが自然でしょ。大抵の飼育書にも繁殖の方法は必ず載ってるよ」
まず、犬は人間とは違います。混同しないで下さい。
犬は長い歴史の中で人間によって繁殖をコントロールされることで作り上げられてきた存在です。
昨今の素人による繁殖ブームの結果や、年間何万と"処分される "犬達の事実を知ればそんな安易な問題ではないことはわかると思うのです。
遺伝的疾患をもった犬を産ませるのは避けるべきという意見に対して
「犬の先天性疾患を否定することは、人間の先天性疾患を持った子供を侮辱することだ」
という意見を言う方がいますが、全然別次元の問題ではないでしょうか。
人間の親は覚悟きめて自分の子を産み育て、ともに暮らしていきます。
その子がどのような疾患をもって生まれようと親にとっては我が子、どんなリスクもメリットも家族で乗り越えていくのです。
もちろんどんな命にも価値はあるし生まれた子犬に罪はありません。
でも犬の場合は生まれてくる子のリスクを人に託すところに問題があります。
人は基本的に自分の子を人にあげるために産みませんが、人は誰かに子犬を譲ったり売ったりするために犬に子犬を産ませます。そして生まれた子犬の抱える問題を丸ごと別の人間に投げわたしてしまうのです。
繁殖者には自分のおなかを痛めるわけでもなく、リスクを抱えた子犬を手元で育てるわけでもなく、ただの自己満足と犬を売ったお金だけが残ります。
そういう繁殖者が人間のお子さんを引き合いに出して自分を正当化することのほうが侮辱だと思います。

今日本では沢山の先天性疾患を抱えた犬が生まれています。 そして沢山の飼い主さんが自分が飼った犬を最期まで面倒見ることが出来ずに飼育放棄をしています。
その中で、先天性疾患を抱えた犬をきちんと飼育する飼い主さん達は、精神的負担も経済的負担も軽くペットの領域を越えた状態を抱えて、愛情だけを頼りに頑張っていらっしゃいます。
また可愛がって育てた犬をあっさりと先天性疾患のために失ってしまった飼い主さんたちもいます。
どちらの飼い主さんも、そしてその有様を目の当たりにした心ある人間ならばそのあまり無責任で勉強不足なブリーダーを指し口をそろえて言うでしょう。「許せない」と。
大下座にいうならば繁殖するということは、その子犬を譲り渡した相手の人生にも関与するということなんです。

繁殖を考えている方。 あなたは最期まで生まれてくる子犬の一生に責任がもてますか?
すべて自分の手元で育てるという方には何もいうことはありません。
でも生まれた犬は誰かに譲ろう、誰かに売ろうと考えているならば、生まれてくる子犬とそれを譲り渡す先の相手に対する最低限の責任は果たしてください。
完璧に先天性疾患を避けることは不可能です。
でも最小限に危険を回避することはできます。
まず勉強してください。
本当の意味のブリーダーさんになってください。
親犬をきちんとした検査を受けさせて、譲り受ける相手に安心を一緒にあげてください。
健康な犬を生み出すための手間にかかった諸費用ならば犬の代金に乗せても構わないと思います。 血統書より価値のあるものです。