長年続けていた仕事をやめようと思ったとき、わたしは幼いころからの夢であったワンコを飼いたいと思いました。
そう決心してから住まいをペット可のところに引越し、ワンコを飼うのが未経験だったのでペットショップを回ったり本で調べたり、夢中で準備を始めました。
そんなとき今まで知らなかった「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」という犬種を知りました。
調べていくうちに、この犬種だ!と思えてしまったのです。
雑誌のブリーダーさんなどが乗せている「仔犬の情報」のページでキャバリアを見つけ、電車を乗り継いでたずねて行きました。
コメントどおり普通のおうちでキャバリア、ゴールデン、パグを飼っていて、それはもうとてもにぎやか!
そんななかチェリーのホントのママは、わたしのひざの上にすーっと座り込み、こぼれそうな大きな目でジーっと見つめるのです。
飼い主さんが、ちいさなちいさなキャバリアを連れてきてくれました。
その子はわたしの手のひらに乗るくらいの大きさで、あったかい固まりでした。
それがチェリーとの出会いでした。
チェリーは6匹兄弟の末っ子で、一番体もちいさくて、ほんとに育てられるか心配でしたが、
でもなんだか気になる仔だったんですよね。
本当は何匹が見て、その中から決めようと思っていたのですが、家に帰り着くまでに心は決まっていました。
そうしてチェリーはわたしのもとに生後54日目でやってきたのです。
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