シュバルのスケッチブック


口琴のメンテナンスについて

口琴は金属製なので錆びます。口琴を少しでも錆から守るために、弾き終わったら必ず乾いた布や紙で水分をよくふき取ってください。そして湿気のないところに保存してください。缶や箱に入っているものについては外に取り出して保存した方が良いようです。特に缶は密閉するので湿気がこもりやすく、中に入れて保存するとかえって口琴を錆びさせてしまいます。オイルやワックスを塗って口琴の表面をコーティングするのも一つの手です。それでも錆びてしまったら、研磨剤で錆を落とします。

コーティング剤

口琴の表面にオイルやワックスを塗ることによって、口琴を水分や錆から守ります。使い方として、まず口琴の表面をよく乾かします。次に少量のコーティング剤を布や紙につけて口琴を磨きます。最後に乾いた布や紙で口琴を磨きます。以下にコーティング剤のいくつかを紹介します。

<コーティング剤>
左から順に
・GALAX CLEAN COAT GOLD(株)グローバル
・GALAX CLEAN COAT SILVER(株)グローバル
・椿油(株)大島椿本舗


楽器用ワックス
フルート、トランペットなど金属でできた楽器のためのワックスです。これらの楽器を扱っている少し大きめの楽器店で売っています。種類によっては研磨剤を含むものもあります。ラッパのマウスピース(口をつけるところ)を磨いたりするものなので毒性はないはずですが、安全性のほどは調査できていません。


椿油
日本の口琴ユーザの間で一般的に愛用されているオイルです。薬局やデパートの化粧品売場で整髪料として売られているものです。防腐剤などの添加物を含まないものを選びます。自然素材なので人体に無害です。

研磨剤

細かい粒子によって錆を削り落とします。どうしても口琴の表面を痛めがちですから、まずは錆びさせないように心がけてください。使い方として、布や紙に研磨剤をしみこませて口琴を磨きます。次に乾いた布や紙で口琴を磨きます。最後に水洗いして研磨剤をよく落としてください。以下に研磨剤のいくつかを紹介します。

<研磨剤>
左から順に
・クレンザー(株)マルキョウ
・Hagerty silver polish 輸入元(株)中田貿易
・METAL POLISH-DX ヤマハ


台所用クレンザー
台所の流しや食器を磨くための洗剤です。薬局でもどこでも売っています。入手が簡単で安価ですが、粒子が粗く口琴の表面を積極的に傷つけます。特にオイルブラック仕上げ、金メッキ仕上げの口琴は表面が削れて地肌の鉄が見えてしまうので使用しないでください。本当にひどい錆を落とすときに使うとよいと思います。台所用洗剤なので水洗いすれば人体に害はないはずです。


銀食器用ポリッシャー
表面のデリケートな銀食器のための研磨剤です。デパートの銀食器売場で見かけることがあります。粒子が柔らかく溶剤も銀専用なので、ニッケル仕上げの口琴を磨くのには今ひとつパワーに欠けます。その分表面を傷つける程度は少ないだろうと思います。一応食器磨きなので水洗いすれば人体に害はないはずです。


楽器用ポリッシャー
フルート、トランペットなど金属でできた楽器のための研磨剤です。これらの楽器を扱っている少し大きめの楽器店で売っています。ニッケルメッキ用、金メッキ用とあつらえの種類が揃っているので、自分の口琴にあったものを選んでください。ラッパのマウスピース(口をつけるところ)を磨いたりするものなので毒性はないはずですが、安全性のほどは調査できていません。


サンドペーパー
つまり紙ヤスリです。模型店や文具店、建材店にうっています。2000番の細かいものでこすって錆を落としたという報告があ ります。...確かにこれならどんな錆でも落ちるでしょうが、表面のメッキだってひとたまりありません。これは本当に最後の手段でしょう。

●戻る