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シュバルのスケッチブック |
口琴のチューニング-他の楽器とセッションするために- 日本で入手しやすいハンガリーの口琴はたいてい調律されていません。販売店や通販サイトによってはGキーやAキーといった調律済みの口琴を扱っていますが、そうでなければ他の楽器とセッションするために自分で口琴のキーを調律する必要があります。口琴のキーを調律する方法には、永久的な方法と一時的な方法があります。永久的な方法では口琴のばねを切ったり曲げたりします。この方法については以下のハレ・ダイスケ氏のサイトをご覧ください。 http://jewsharp.hp.infoseek.co.jp/nani.html ここでは口琴のキーを一時的に調律する方法ついて説明します。これはインドで実際に行われている調律法をまねています。 |
1.高めの音の口琴を入手する口琴のキーの調律は、口琴のばねの先に重りをつけて音を下げることによって行います。つまり元の音より低いキーに調律することはできますが高いキーに調律することはできませんので、まず高めの音の口琴を入手する必要があります。このときいっそ調律済みの口琴を入手してしまえば手っ取り早いのですが、ものによっては調律がいい加減な場合もあるので、確実な方法として必要なキーより少し高いキーの口琴を入手するのがよいと思います。例えばGキーが欲しければG#キーの口琴を入手します。重りをつけることによってだいたい1音くらいまでキーを下げられますから、Aキーの口琴があればGキーの口琴の代わりにもなります。 |
2.蜜ろう粘土を入手するこれが重りです。蜜ろう粘土は蜂の巣を原料にした粘土です。見た目も手触りもローソクのようで、室温で硬くなりそれより高い温度で柔らかくなる性質を持っています。昔は駄菓子屋にローソク粘土といって売っていました。最近入手しやすいのはドイツSTOCKMAR社の製品で、幼児向けの教育玩具を扱う専門店か大きなデパートのその手のコーナーに売っています。通販で入手するなら以下のサイトをはじめ、いろいろなところで扱っています。 !!!画材店で売っている銅板画用の蜜蝋は別物です使えません、誤って買わないように!!! |
<STOCKMAR社の蜜ろう粘土> |
3.口琴に重りをつける蜜ろう粘土から豆つぶくらいの大きさをちぎり取り、柔らかくなるまで指でこねて口琴のばねの先に巻きつけます。こうして口琴を弾くとキーが半音から1音ほど下がっているのが分かります。更にキーを下げるのなら粘土を増やし、逆にキーを上げるのなら粘土を減らします。このまま曲を演奏しても粘土が取れてしまうということはありませんが、心配なら冷たい水にちょっと浸せばたちまち硬くなります。演奏が終わった後で粘土は取り除いてください...つけたままでもよいですけどなんか、かっこ悪いです。 |
4.蜜ろう粘土の携帯用ケース蜜ろう粘土をそのまま持ち歩くとベタベタくっつきます。だから小さなケースに入れて持ち歩くのがよいです。私は画材店で売っているペン先のケース(5本入り用)を使っています。 |