着物のお手入れ講習会を開催しました。 2009年7月5日(日)


雨の日にはくちなしの花がいっそう芳しい季節となりました。

7月5日日曜日、千葉市生涯学習センターにて上田泰敬先生
【(有)上田 代表取締役・繊維製品品質管理士】を迎えて
『着物のお手入れ講習会』が開催されました。




上田先生は、とてもダンディーでユーモラスな方で、お話しがとても楽しかったです。



先生のお話しを聞いて、目から鱗が落ちました。

シミ・汚れの種類には、水溶性のものと油溶性の2通りがあり、
油溶性のものは、ご自身でお手入れできますが、水溶性の
ものは専門家にお願いした方が良いとの事でした。

また、丸洗いでは水溶性のシミは取れないので、洗い張りに出すのが望ましいそうです。

お出かけの際に、うっかり熱い物をこぼしてしまった時には、早めに
専門家にご相談してください。その際に、決して、おしぼりで拭かないで
ください。乾いた布で軽く押さえる程度が望ましいそうです。防水加工に
ついては、着用前に、ご自身で防水スプレーをしておくだけでも、違う
そうです。また、アイロンかけにおいては、蒸気はNGで、裏から当て
布をして、気持ち浮かせた状態で滑らすようにかけた方が良いようです。


ここまでのお話しで、どれだけ着物が水を嫌うかという事がお解り頂けたかと思います。

保管においても、防虫よりも湿気対策の方が大切な様です。
【1(防虫):9(湿気)】お天気の良い日が2日以上続いた翌日には、タンスを
開いて、引き出しを泥棒さんが入った状態にしておくのが望ましいとのこと。

また、ウールや毛、皮は、虫を呼んでしまいますので、一緒に保管するのは、NG。


 最後に先生がしみ抜きのお手本を見せてくださいました。

そして、各自持ち寄った着物を自分の手でしみ抜きに挑戦し、先生から
コツを教わり、とても上手くしみ抜きをすることができました。

  


 私たちが着ている着物は、とても贅沢で大切な物だという事を、改めて
再確認させて頂きました。どんなに有名なブランドのお洋服であっても、
表地は絹100%なのに、残念ながら裏地はキュプラであったりと……。

しかしながら、着物は、全て絹で(表地、胴裏、八掛、糸)作られていて、
フルオーダーメイドなんですよね。だから、着物を着ていると気持ちも
良く、心が安らかなのかもしれませんね。

これからも、お稽古の時には、着物を着て出かけたいと思います。

楽しい、解りやすい講習を、上田先生、ありがとうございました♪

(参加者)




同じ着物でそれぞれ染めた見本を使って
着物の染め替えについて説明をされる上田先生。
 

 

豊富な教材で大変分かりやすいご説明でした。


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