The 2nd day(Mon, Sep 17 2001) 大停電 
| 昨日立てた予定通り9時30分起床。シャワーを浴びる。シャンプーを洗い流した時、電気が消えて、まっ暗になった。停電?突然光がなくなると、本当にまっ暗で何も見えない。まっ裸で停電って、かなりこわい。 バスタオルを巻いてバスルームを出る。部屋は窓からの光で明るかった。何が起きたのかを確かめるため、フロントに電話してみる。 私 「Hello. Can you speak Japanese?」 フ 「ハイ。」 私 「停電ですか?」 フ 「ココハフロントデス。」 (まったく噛み合っていない会話) 私 「部屋の電気が消えちゃったんですけど、停電ですか?」 フ 「ハイ」 私 「停電ですか?」 フ 「ハイ、シバラクマッテイテクダサイ。」 (噛み合っているように思われる会話) 部屋に懐中電灯はなかった。さすが1泊7000円のホテル。私の持ってきたライト付きゲームボーイアドバンスを懐中電灯として使い、シャワーの続きをする。GBAが、まさかこんな使われ方をするとはねぇ。 「シバラクマッテイテクダサイ。」と言われたので、ベッドでゴロゴロしながらしばらく待っていたが、待っていても仕方ないことに気付き、雨も小止みになってきたので、予定より1時間遅れで行動開始。まずは、ブランチ。円山大飯店(グランド)の金龍廳に飲茶を食べに行く。 麒麟大飯店からからタクシーで円山大飯店に行く。途中で何ヶ所も浸水している道路があり、タクシーは2mくらい水しぶきを上げてジェットスキーのように走って行った。
円山大飯店 金龍廳は円山大飯店の2Fにある。着いたのがちょうど12時だったので、混んでいるかと思ったらすいていた。エビ蒸し餃子、エビの湯葉巻き揚げ、チャーシュー入り肉まん、蓮の葉で巻いたちまき、ゴマ団子、ワクリンはマンゴープリン、私は杏仁豆腐をデザートに注文する。みんなおいしかったけど、特筆物はチャーシュー入り肉まん。皮がふかふかで甘くて、これは世界一おいしいチャーシュー入り肉まんだと思う。デザートがなかなか出てこなかったので、ウェイトレスさんに言うと、「シバラクマッテクダサイ。」と言われた。この言葉、ちょっと信じられない。
金龍廳の飲茶
金龍廳のデザート 円山大飯店のギフトショップで、ワクリンは金色にキラキラ光る石でできた豚の置き物を買っていた。昔、バンコクに行った時、ワクリンは何かに取り憑かれたように象グッズを買っていて、「パォーン」と叫びながら、象の置き物も買っていた。バリのウブドゥに行った時は、アマンダリで猿の置き物を買おうとしていた。そして、ここ台北では豚の置き物を買う。 タクシーで、次のスケジュールの故宮博物院に向かう。入り口前までタクシーで行くと、な、な、なんと台風のため閉まっていた。仕方ないので、タクシーを降りずにそのまま、次のスケジュールのDFSに行ってもらう。 DFSは晶華酒店(リージェント)の地下2Fにある。晶華酒店は麒麟大飯店とは大違いの超豪華ホテル。ブランドショップやレストランもいっぱい。そして電気もちゃんとついていた。 DFSには買いたいものがなかったので、予定を変更して、4日目に行くはずだった来来大飯店(シェラトン)に茶器を買いに行く。渡辺満里奈が「満里奈の旅ぶくれ−たわわ台湾−」の中で紹介している茗泉堂茶荘に行く。ここは来来大飯店ショッピングアーケードの中で唯一混雑していて、唯一ノーディスカウント。ワクリンは、かわいい花柄で揃えた茶器と茶道具を一通り全部買っていた。みんな大量に茶器を買うので、梱包に時間がかかり、ワクリンが買えるまでに1時間くらい待った。私は茗泉堂茶荘ではなく、同じく来来大飯店ショッピングアーケード内にある富村陶磁で幾何学模様のような花柄のような絵の茶杯2つと茶托2つを買った。茶器はとってもかわいらしくて、どれもこれも欲しくなる。 来来大飯店ショッピングアーケードは、茶器、中華風お守り、置き物、宝石、シルク製品など台湾ならではのお土産物屋さんがたくさんあるので、お土産ノルマを達成するのにとてもいい。お守りや置き物は、いろいろな石でいろいろな動物のものがあって、見ているだけでも楽しい。 来来大飯店も停電で、電気はついていたけれど空調が入っておらず、蒸し風呂のように暑かった。店のオバサンたちはお客さんを一生懸命扇子であおいでいた。私たちが買物をしている時に電気がきて、空調が入った。 来来大飯店のホテルマンはとても親切で、欣葉、明福餐廳・・・と私たちが行きたいお店に次々と電話して、今日やっているかを確かめてくれた。が、レストランはどこもやっていなかった。足裏マッサージの林氏健康中心はやっていたので、すぐにタクシーで向かう。 タクシーは暗い雑居ビルの前で停まった。林氏健康中心は見つからないがタクシーを降りる。ビルの前で屋台の開店準備をしていたオバサンにガイドブックの林氏健康中心のページを見せると、暗い雑居ビルの中を指差した。「本当にココにあるの?」と思ったけれど、暗いスラム街のような細い路地を入って行くと、林氏健康中心の看板が光っていた。おそるおそるエレベーターに乗って4階まで行くと、林氏健康中心は営業していた。 足裏マッサージ60分と、足裏と同時進行で行われる全身マッサージ30分のコースをやってもらう。台湾式の足裏マッサージは痛いと聞いていたが、ここのはそんなに痛くなくて気持ちがよかった。頻尿のワクリンは膀胱と腎臓のツボが痛いと言っていた。やっぱり泌尿器が弱かったのね。健康な虚弱体質の私は、足裏マッサージをやるといつも、頭と鼻のツボ以外どこも痛くないのに、今回は卵巣、心臓、胃のツボも痛かった。病気なのか心配。
林氏健康中心 夕食は、ホテルのレストランなら大丈夫かと思って、亞都麗緻大飯店(リッツ)に行ったら、ホテルの中まで浸水していて、レストランはもちろん、ホテルの入り口も開いていなかった。水浸しになったベッドカバーが土嚢のように積み上げられていた。高いお金を払って泊まったホテルがこんなになったら、宿泊料金返して欲しいと思うよね。1泊7000円のホテルなら、あきらめついて笑い話になるけどね。 またタクシーで来来大飯店に戻って、台湾料理の福園に行き、やっと夕食にありつく。 福園は混んでいて、席が空くのを入り口で少し待った。鮑、フカヒレ、栗、エビ芋、ナツメ、クコの実、シイタケ・・・などの入ったスープ、シイタケとチンゲン菜の炒め物、イカの揚げ団子、豚の角煮を注文する。スープはあまりのおいしさに仏様もぶっ飛んだという「佛跳牆」というもので、満里奈さんも本の中で、別の店のこのスープを飲んで感動したと書いてあるが、具だくさんで取り分けるのに時間がかかり冷めちゃったので、おいしかったけど、私たちは仏様や満里奈さんほどは感動しなかった。料理は、冷める前に食べたので、文句なくおいしかった。イカ好きの私は、花椒塩をつけて食べるイカの揚げ団子がお気に入り。台湾料理って最高!!サービスで、デザートにライスプリンみたいなものが出てきた。日本人はみんな、砂糖で甘く味付けたお米って気持ちが悪いと思うだろうけど、これはモチ米で、ムチムチした食感でおいしかった。更に、注文していない甘く暖かいスープみたいなものと、フルーツ盛り合わせが出てきた。「ものすごいサービスだね。」などと言いながら、ワクリンがスープを一口食べたところで、ボーイさんが慌てて飛んできて、下げられてしまった。いくらなんでも、そんなに何品もサービスで出てこないよ。でもフルーツ食べたかった。 来来大飯店は完全に電気が復活しているみたいで、外壁の電飾はキラキラしているし、ホテルの上にはシェラトンのSの字が大きく光っていた。それは停電の暗い街で、ひときわ明るく輝いていた。 タクシーで麒麟大飯店に戻ると、ここはまだ停電中だった。隣のセブンイレブンも停電で閉まっていた。フロントで懐中電灯を貸して欲しいと言うと、懐中電灯はないいと言われ、ロウソクの絵を見せられた。ロウソクが部屋に置いてあるらしい。 部屋に帰ると、オレンジ色のアロマキャンドルが2つ置いてあった。マッチで火をつけると、マンゴーのような甘いフルーツの香りがした。これがバリのヴィラかなんかだったらロマンチックなんだろうけど、ここは1泊7000円の中華風ホテルだから。 ロウソクは火事になりそうでこわいので消して、GBAをつけてベッドに入る。他の部屋のロウソクがカーテンに燃え移って火災が発生するんじゃないかと思ってこわかった。昼間たくさん飲んだ烏龍茶のカフェインのせいか、2人ともなかなか眠れなかった。 |
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