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新しい留学生寮:
留学生向けキャンパスの国際文化交流学院内にあった留学生宿舎は、本キャンパスの北地区の武東路というところに引っ越しました。同じ武東路に同済大学もあり、その大学の正門と同じ交差点に新しい留学生寮があり、国際文化交流学院からは徒歩15分くらいのところです。
本キャンパス内の北居住地区にありますが、キャンパス自体が広いため授業のある教室(正門近く)までは徒歩15分位かかります。以前の寮に比べると、五角場まで遠く、また周辺もまだあまり開けていないので不便です。
24階建のビルで、一人部屋が約580部屋、二人部屋は約150部屋あり、その他に若干数の部屋がゲストハウスとして利用されていました。この新しい寮は私が滞在していた時に、ちょうど竣工したのですが、寮費が非常に高く、実際は全収容可能数の半分もうまっていませんでした。
利用している学生は、寮費を払わなくてよい公費生と状況がまだ良くわかっていない新入生がほとんどで、寮に入らないで外に下宿する人も多いです。ちなみに外に住む場合は、2、3人で一緒に住むことが多く、クラスメートや友達、及びその紹介、また掲示板を利用して募集したりしてルームメイトを探します。
また家賃は、一人当たり大体1000元〜1800元で、家賃以外の諸条件ともに留学生寮より優れています。ただ寂しがり屋の学生やどうしても他人と一緒に住みたくない女性は費用が高くても留学生寮に住んだ方がよいと思います。
以前の国際文化交流学院内の留学生寮は、改装後に教職員の宿舎として使われるという噂もあります。そうなると、教職員が住んでいる宿舎内で授業を行うことは考え難いので、今後旧留学生寮が本格的に教職員用宿舎として使われ始めれば、国際文化交流学院キャンパスは、完全に移動するかもしれません。
最寄りの交通:
国際文化交流学院への交通の便は、五角場からバスとなります。ここには非常に多くの路線が通っていますが、外灘行きのバス、浦東空港行きのリムジンバスはここからが便利です。
留学生寮でしたらバスか高架電車を利用します。留学生寮前にバス停があり、主に人民広場行きを利用します。また、高架電車の最寄駅である江湾鎮駅までは徒歩10分強です。
地下鉄、高架電車などに乗って市内に行くルートは、まず、高架電車の明珠線に乗ります。留学生寮からは江湾鎮駅が一番近いのですが、バスが無いため歩かなくてはなりません。もし歩きたくない場合は留学生寮前のバス停から江湾鎮駅の一つ上海火車駅よりの文水東路駅(文はさんず偏があります)付近に行くバスに乗ります。明珠線で上海火車駅まで行き地下鉄1号線に乗り換えれば人民広場に行けます。また人民広場で乗り換えられる地下鉄2号線に乗れば浦東地区、外灘、南京路、カイワイ路等、市内の主要な観光スポット、繁華街、洋服市場等に行けます。
環境について:
復旦大学は名前が通っていること、留学生の受け入れ環境が比較的整っていることなどの理由により、ここ最近日本と韓国からの学生を中心に留学生が増加しています。
ところが入学に関して試験などによる制限はなく、一方で大学側も留学生をきちんと管理しないため、学生の質は良いとは言えません。そのため、留学生全体としてまじめな雰囲気は低下しています。
またこの事に関しては全員が一つの建物に住んでいる新しい留学生寮に移ったことでさらに悪化すると思われます。例えば日本や韓国の留学生が夜中にパーティを開いて大騒ぎしたり、アフリカ系の留学生がものすごい音量で音楽を聴いたりといったことは日常茶飯事でした。
ただ環境の悪化は主に居住など生活面であり、授業のレベルや雰囲気等にあまり影響はないと思います。
国際文化交流学院敷地の北側にある川は依然として改修されず、川にはゴミが散乱しとてもドブ臭いです。しかし、以前は国際学院敷地内に留学生寮がありましたが、現在は別の場所に移りましたので国際学院敷地へ行くことは少ないです。また、授業も一部は未だに国際学院敷地内の教室で行われていますが、全体の授業の7,8割は本キャンパスで行われているため、基本的には各種の手続、自習室の利用、一部の授業への参加程度の目的でしか国際学院に行くことはないです。
授業について:
本科生以外の留学生向けの授業には主に2種類あります。一つは語学でA〜Jまでの10段階(一時SARSの影響で多少減少)のレベルがあり、さらにそれぞれのレベルで1〜4つのクラスがあります。そしてもう一つは語学以外の特殊な授業で、経済貿易クラスと文化歴史クラスがあります。
語学のクラスに関しては、それぞれのクラスで目標としているHSKのレベルがあるのですが、HSKの有無によって受講が許可されるというのではなく、入学時に受ける独自のテストによって振り分けられます。逆にHSKを持っていればそのレベルに見合ったクラスに入るように交渉する事は可能です。
また経済貿易クラスと文化歴史クラスについては、それぞれ1クラスのみで、これらもHSKの有無によって受講が許可されるわけではないのですが、どちらも大体HSK6級程度の実力は必要だと思います。またこれらのクラスは語学力だけでなく、専門分野の知識や興味がないと少し大変だと思います。
語学のクラスのレベルは基本的には前期、後期と半期ごとに2つずつ自動的にステップアップしていくのですが、大体レベルでHクラス以上になってしまうと、留学生の方もただ語学をやっているのが退屈になるらしく、ほとんどの学生が経済貿易、もしくは文化歴史クラスに流れていました。
それと留学生向けの本科(漢語本科生)は、語言専攻というコースがあるのですが、これの入学資格は、あいまいでHSKを持っていなくても受講してる学生がいました。またこのコースは通常は4年間のところ、HSK6級を持っていると3年次から編入ができ2年間で卒業資格がもらえると言うことでした。
確かな情報ではないのですが、実際にこの編入が可能なのはある特定の留学斡旋会社を通してきた学生のみだということです。それ以外にもう一つ中国語と英語を両方専攻するコースがあるのですが、これもある特定の留学斡旋会社をつかった学生のみ参加できるようです。
(ホームページ主宰者注:漢語本科生の卒業レベルの問題ですが、復旦大学の漢語本科生〔名称は中英学科など色々ある〕の例で、他の方に聞いた話ですが、日本で中国語を学ばないで、復旦大に行き半年中国語を学んだ人が、漢語本科生4年目の人が話している中国語を耳にしたところ、自分よりも上手くなかったそうです。)
教室はどこにあるか:
経済貿易クラスと文化歴史クラス、それと2,3割の語学クラスの授業は、国際学院敷地内で、その他の授業はすべて本キャンパス正門付近の建物内です。語学クラスは、ほとんどのクラスは、本キャンパスですが、一部のクラスは、例えばリスニングの授業だけが国際学院敷地内で行われたりしています。
授業は充実しているか:
私は前期は語学クラス、後期は経済貿易クラスと語学クラスを掛け持ちしていました。
まず語学クラスに関しては、なんといってもレベルが細かく分かれており、自分の能力にあった授業をうけられる点が非常に良かったです。上海の他の大学と比べましても、この点は復旦大学が一番だと思います。また個人的には後期に参加した経済貿易クラスがとても有意義でした。もともと中国の経済の現状や社会問題などに関心があったことと、前期集中して学んだ中国語で語学以外の専門的な内容に取り組めた点がよかったです。
またこのクラスは上海ということもあり、留学生のなかで非常に人気があり、各国の留学生が満遍なく集まっており、また華僑や仕事で中国に滞在経験のある社会人などかなりの中国通がいたりと、私はこの授業に参加することで幅広く刺激を受けることができました。
上海語圏で何か不便を感じたか:
やはり街にでると、ほとんどのところで普通語ではなく上海語なのですが、それでも何とか普通語で会話はできるため、特に不便までは感じませんでした。ただ使い慣れない路線のバスに乗ったときに、乗務員のほとんどは次の停留所を上海語で告げるため、まず聞き取れず苦労したことはありました。
それと、北京や青島に行ったときに街の人たちの会話が普通語に近く、自然に聞き取れたときはすごくうれしかった記憶があり、その意味では上海では街の声が耳に入ってこないため少しさびしく感じるかもしれません。
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