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2008年3月18日 更新 (1の中に、家族を安心させる現地で携帯電話の購入を加筆)
中国留学の手続きは、留学斡旋業者に依頼しなくても自分で出来ます。手数料を節約できます。手続き方法がわからなければ当研究所がアドバイスを、電話、メール、面接相談などで致します。どうぞご利用下さい。 また、自分で手続きすることが、留学後に現地で必要となる様々な手続きの事前の勉強となります。日本にいる間に、それを経験しておくことが、現地での自分を助けることになります。将来、中国関係の仕事に就職したときも、この一度の経験は貴重なものになります。 以下の記載は、まず最初に書いている簡潔な手順表の左端に付した番号にに合わせて、更に、下記の文章にそれぞれ詳しい解説を記述しています。 中国留学の申請手続きの時期は、年に2回となります。新学期は9月で、後期は、農歴の中国は、年により歴に多少の変動がありますが、おおむね2月の末頃に始まります。2月の後期入学は、語学留学しかなく、正規の学部入学には、原則的にありません。短期留学は、1ヶ月ものは、春と夏に多く、その他、いろんな時期と期間もあります。 手続き上でわかりにくいことがありましたら、どうぞ右をクリックして相談下さい。 |
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| 1 | 情報収集、相談窓口めぐりのスタート 学部生希望者はHSKを受験する |
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留学費用を有効に生かすためには、日本にいる間に資料を集めたり、インフォメーション(相談窓口)へ質問に行ったりしてください。 情報集めの段階は、中国留学への慣らし運転の段階と思ってください。仮免で路上運転に至る前に教習所内のコースで運転している段階と思ってください。何の慣らし運転の段階もなく路上を走ろうとするから事故が起きてしまうのです。手続きを留学斡旋業者任せにして、中国に到着してしまい、現地でカルチャーショックに打ちひしがれ、留学を挫折してしまうことにもなります。 それを避けるため、留学申請の手続きは、できる限り自分で進めることをお勧めします。また、できれば日本で中国語学校に通って、中国と中国語の世界に少しでも触れておき、願書取り寄せの簡単な手紙が書けるくらいの中国語の力を修得しておきたいものです。特に、発音記号は日本でマスターしておきたいものです。 また、留学の準備に、中国政府教育部(旧称:国家教育委員会・日本でいう文部科学省)に所属する中国の機関の主催で、毎年5月及び10月末から11月初旬の間に、日本で実施されるHSKという中国語能力認定試験を受けておくとよいでしょう。 |
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| 2 | 大学に募集要項取り寄せの手紙を送付 |
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中国語で簡単に資料請求の手紙を書き、それを10枚くらいはコピーをして、なるべく多くの大学に送り、募集要項、カタログ、申請書などを取り寄せてください。最初から1校には絞らないで、なるべく多くの学校に手紙を出した方が無難です。特に、語学の勉強だけでしたら、大学によってそう大きな違いがあるわけではありません。切手代は封筒一通90円しかかかりません。 大学選択の「選択肢」は「中国留学ガイドブック」の該当の頁か、このホームページの「ニュー 中国留学ガイドブック」の頁にも書いたを「第5章 留学先大学の選択」などを参考にしてください。 ただ、もう少しちゃんとした手紙を書きたい方は、「ガイドブック」の「手紙の様式」を参照下さい。手紙はもちろん長く書くに越したことはなく、もちろん、勉強して自分で中国語の手紙を書けるようになることは、一番必要ですが、取り敢えずは多くは望まないでおきましょう。 |
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| 3 | 募集要項が大学から郵送されて来る |
| 募集要項、カタログ、申請表などが、取り寄せの手紙・FAXを出したいくつかの大学から送られて来たら、或いは、インターネットのダウンロードで入手したら、その中から行きたい大学を選択します。 この時点では、募集要項に記載されている添付が必要な書類を最終的に集めねばなりません。また、大学が願書と一緒に健康診断書のコピーの添付を求めている場合は、この時点で6に後述の健康診断に行く必要もあります。 なお、理科系、中医学の学部へ留学される方は、3月から6月頃に中国国内の各大学で実施される、数学、物理、科学の試験を受ける必要があります。経済系は、数学を、大学によっては物理も受験することを要求するところもまれにあります。各大学へ受験日を問い合わせる必要があります。 通常は基礎の語学を学ぶつもりで、取り敢えず訪中して、新学期に中国語の試験を受けて、中国語力が足りないので、まずは漢語クラスで中国語を学んで、その後、現地でこれら理系の試験を受けるというケースがほとんどです。 |
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| 4 | 募集要項の中の申請表に記入 |
| 中国の書類の類は、キーポイントとなる希望専攻、留学希望期間、最終学歴、住所、氏名などの記入は疎かにしないにしても、既婚・未婚、宗教、学歴、職歴などの項目は、あまり細かく考えすぎないで、アバウトに考えて記入して下さい。それらが現地で確認されると言うことはないのです。 なお、氏名は、中国語にない日本語の文字が含まれている場合、入学許可書に間違って書き込まれたりして、ビザ申請時に困ることになったりしますので、はっきりとわかりやすいように、楷書で記入してください。氏名の中に、中国語簡体字にできるもじがあるばあいは、日本語と両方お書き下さい。また、余白にパスポートに記載のローマ字も書き添えておくことも必須です。 住所は、ビザ取得のためのインビテーション、入学許可の書類などを受け取ることを前提に、手紙が着くように記載下さい。例えば、住所にカタカナなど中国語にない文字がある場合は、やはり、両方を書くことが望ましいでしょう。或いは、申請表には中国語で書き、別紙で、日本語を書いた宛名ラベルのようなものを作り同封すると良いでしょう。 申請表の記入方法で不明な点がありましたら、「中国留学ガイドブック」を参考にするか、こちらに、メールでお問い合わせください。問い合わせは、あらかじめ、そのコピーを郵送かFAXをして、その上で質問の電話をするか、カウンセリングを受けるかの方法をとると、より分かり易いです。もちろんメールだけでも構いません。 また、電話の時に、大学名を伝えてくだされば、その場で、こちらは、その大学のホームページを開けて、同じ申請表を見て、記入方法のアドバイスをすることも出来ます。どうぞご利用下さい。 |
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| 5 | 健康診断書に行く |
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健康診断書(中国政府衛生部の所定の用紙「外国人体格検査記録」)は、ほとんどの大学は出願時には求めませんが、中には、コピーの添付を求める大学もあります。 求める大学に出願する場合は、申請の時点で健康診断を受けに国公立医療機関(保健所は不可)へ行く必要があります。通常2ヶ月くらい前には、遅くてもビザ取得に行く時までには終わらせていなければなりません。 なお、中国政府衛生部(日本でいう厚生省)は、9月新学期から逆算して6ヶ月目の4月1日以降に検査した健康診断書が有効であるとしています。奨学金留学では少し早めで、その募集要項に書かれた期日にもとづき健康診断を受けて下さい。春入学もやはり入学時期から6ヶ月逆算となります。都市によっては、現地に行ったら、3ヶ月有効といわれるところもまれにあります。また、保健所で検査されたものは、ビザ発行をする中国大使館領事部は駄目としています。 中国政府衛生部が留学生に求めている健康診断書は、項目が極めて細密で、尚かつ、いくつかの検査項目ではオリジナル・データの添付を求めるなど、厳格な検査を要求しています。 また更に、中国に渡航後、衛生部直轄で各都市に最低一つはある衛生検疫所が、各大学が収集して持ってきた留学生の健康診断書の検査内容をチェックします。各都市の衛生検疫所によっても要求が多少異なることもあります。この健康診断書のチェックでは、血液検査、レントゲン検査などの一部不適当と判断された項目が再検査とされるということであり、全部が再検査させられるということではありません。全部でも中国の検査費用は4,000円程度です。 健康診断書は、日本でビザを取得するときと現地で「外国人居留許可」(日本の外国人登録証明書に相当するビザで、シールでパスポートに貼られ、リターンが可能なマルチビザとなる)を申請するときに必要となるものです。 健康診断書を作製してもらう際の主なポイント
以上、これだけでなく、まだ、細かい注意点がありますので、「中国留学ガイドブック」を参考にするか、相談窓口にお問い合わせください。また、更に詳しくは、このホームページの「中国留学ガイドブック 改訂・増補」のページの中に健康診断について掲載したところにも記述があります。 |
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| 6 | 申請書類を大学へ郵送 |
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選択した大学に記入済みの申請表と大学の募集要項の中で要求されている各種の出願書類を送ります。書類の種類は各大学により多少異なるので、募集要項に基づく必要があります。ただし、語学留学の場合は、募集要項どおりに全てを添付しなくても入学許可が下りる大学もあります。なお、念のため送付する全ての書類をコピーして保存するようにして下さい。あとで、催促の必要が出たときに役立ちます。 申し込み締め切り日は大学により異なりますが、例えば北京語言大学の2008年の募集要項に記載されている例では、春入学は1月4日締め切り、秋入学は7月11日締め切りとなっていました。 留学希望者が多い大学では、北京語言大学のように希望者選別のため、事前に申込金(報名費)の送金を求めるところもあるので、いくつか複数の大学に留学の申請をする場合は、送金を求める大学を、希望校の中に含めるかどうかも検討する必要があります。募集要項では求めていても、申請書類を郵送しただけで、実際に送金しなくても入学許可書が送られてくる大学もあります。 なお、申込金はドルでの送金で、通常50ドルから75ドル程度までです。大学によって銀行口座への振り込み、口座なしの請求払い(要求払い)の送金、送金小切手、郵便局からの国際送金(国際郵便為替)など送金方法の要求が異なります。 送金に利用する銀行は、日本国内にもある「中国銀行」の支店を利用する方法もありますが、先方と取引がない場合もありますので、日本の都市銀行の「外為取扱銀行」という看板の掛かった銀行でも出来ます。 日本にある中国銀行は、東京、大阪、横浜などには支店があります。郵便局を利用して送るのが時間はかかっても安上がりですが、郵便局が大学から遠く、また、口座に記帳されるわけではないので、確認、出金に不便なので、銀行の送金小切手を利用してくれという大学もまれにあります。 申請手続きを自分でできない方は、民間の留学斡旋業者に、代行を依頼する方もいますが、民間の斡旋業者は、いろいろな中国の大学に自分のところから送れる派遣枠を確保するために、大学側にいろいろな形での経費を出費しています。その結果、必然的にその経費や、新興の斡旋業者の場合更に広告料も結果として消費者側に上乗せされ、手続き費用がかなり割高になっている業者があります。 |
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| 7 | 入学通知書とJW202表が大学から来る |
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大学側から、ビザを取得するための“外国留学人員来華ビザ申請表”(=JW202表)と大学が独自に発行する入学許可書(入学通知書、録取通知書など)が送られてきたら、中国大使館領事部、或いは、各地の領事館へビザの申請に行くことになります。 ビザの取得に最も大切なのは、大学の入学許可書より中国の国家機関が発行するJW202表といわれているインビテーション(招聘状)です。 この頃に、中国に渡航するための航空券を予約し購入しますが、内陸部の都市にある大学に留学するため中国国内でのセカンド・フライト(国内便)の予約もする必要がある方は特にそうですが、中国関係専門の旅行社に一連の予約として依頼した方が、通常は予約しにくい中国国内便の予約を受けてくれる可能性が増します。また、大手の格安航空券会社でも、ビザ、国際便、中国国内便をジョイントで取ってくれるところもあります。 中国の領事部・領事館が家から遠くて、後に記載のビザの取得を旅行社に依頼されるつもりの方もそうですが、航空券代だけでなく、ビザ取得の代行料も合わせるといくらになるかということも、比較検討した上で適当な旅行社に依頼すると良いでしょう。 渡航して中国の大学に入る時期は、たいがいは学校側が募集要項か入学許可書を送付してきたときに、同封の文面で到着時期を指示してきますので、それに従ってフライトを予約することになります。 |
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| 8 | 受け入れの返事がなければ催促 |
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大学側から入学許可がなかなか来ない時は、手紙、FAX、電話(後述中国留学研究所のサービス項目にもあります)などで催促の問い合わせをしてください。その際、申請表などのコピーも再度郵送してください。ですから、申請書郵送時には、全ての書類はコピーを取っておいてください。学校に、到着した時にも、場合によっては、必要な時もありますので、コピーは複数部保持してください。 健康診断書は、次のビザ取得の手続きの段階では必ず必要なので、遅くともこの頃までには健康診断を済ましておかねばなりません。 |
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| 9 | 大使館でビザを申請する |
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ビザ取得の申請時に必要書類;
ビザの種類は、留学(X)、旅行(L)、訪問(F)、駐在(Z)など中国入国の目的別で分かれており、1年以上の長期留学では、JW202と大学の入学許可書と健康診断書を提示して「Xビザ」を取得します。 滞在が半年を超えない短期留学では、健康診断書の提示は必要はありません。JW202、及び、大学の入学許可書で「訪問」の「Fビザ」を取得します。 ビザの申請は、通常は、留学斡旋業者でも別途料金で旅行社に代行させているだけですから、中国専門の旅行社に依頼するか、あるいは、自分で大使館領事部・領事館に行って手続きをしてください。また、ビザ申請に行く大使館領事部・領事館は、以下のホームページが示す管轄地域があります。 |
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| 10 | 学校に到着日を通知する |
| 5名以上そろえば空港へ迎えに来るという大学が多いですが、1人でも車代+α程度を負担すると文面で約束すれば迎えに来るという大学もあります。出迎えの要否は別としても、一応、到着日を大学に事前に連絡して下さい。 |
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| 11 | 中国へ渡航する |
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中国の大学に入る時期は、秋入学の場合は、毎年8月末から9月の初旬の数日間と決まってますが、日本で春入学と言われている、中国の学校の後期入学の場合は、ほとんどの大学で毎年入学時期が異なっていますので、特に大学の指示に注意する必要があります。 仮に、遅れて行ったり、早めに行ったりで到着が前後一週間ほどズレることがあっても、厳密に問題にされるわけではありません。しかし、全体の流れと1週間以上もズレて到着すると、健康診断のチェック、「外国人居留許可」シートの申請、クラス分けテストなどにおいて、自分一人で対処しなければならないことになることは覚悟しておく必要があります。 空港から大学まで行くには、タクシーを利用することになりますが、空港の前には必ず公認のタクシー乗り場(出租汽車站、出租站、的士站など)があるので、必ずそこまで行って乗り、ロビー内などで客引きをしているタクシーには乗らないようにして下さい。 なお、大学の校門まで到着したとき、門の守衛かガードマンに、自分はスーツケースがあるので、車でキャンパスの中に入り、寮まで行きたいが、どう行ったらよいかを、自分で中国語で聞くか、その中国語での質問を、運転手に依頼するための中国語を知っているかすると便利です。出発前に作文しておいてください。 空港のエアーバスに乗り大学になるべく近いホテルまで行き、そこでタクシーに乗り換えるという方法で安く済ませる方法もあります。しかし、やはり地理の周知が必要ですし、バスの上までスーツケースを上げる体力は必要とされます。 大学に着いたら、まず荷物を解いて入学手続きに必要な書類を出すためにも、取りあえずは宿舎の部屋に入り、落ちつくことになる大学もあります。入寮は、おおむね日本人同士で、到着順に入室させられることになります。 なお、多くの大学は、到着後、入学登録の手続きを始めるとともに、留学生オフィスが、平行して同時に部屋の手続きもしてくれるというわけではありません。日本以上に縦割り分業の社会の中国では、留学生オフィスと寮の管理部門の組織は別々のものなので、多くの大学では2つの手続きは一括しては進みません。 また、1人部屋、他の国の留学生との同居など、生活面での要望は、たいがいは留学生オフィスの管轄ではないので、口頭で伝えるだけではなく、メモ程度の書き付けで申請するようにも心がけてください。 取り敢えず、キャンパス内の寮に住み、その後は、形式的には届け出が必要ですが、自由に学外のアパート、下宿、付近の安いホテルなどに移り住むことができます。学外に部屋を探すのは簡単で、人伝で見つかります。言葉が出来ない当初は、契約などでトラブルとなるので、周囲の人を介して探しましょう。 |
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