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≪最近の明るい彗星から≫
| タットル彗星 8P(Tuttle) |
1月に6等になると予報されており、どんどん明るくなってきてました。日々南下して行きます。2月上旬まで沈むまで夕空で観望できます。画像のように彗星特有の青緑色の拡散状で尾は写っていないようです。![]() ![]() |
| 大増光したホームズ彗星 17P (Holmes) / 下にスクロールしてください |
ホームズ周期彗星17P (Holmes)彗星が10月24日から大増光し、満月近い月光下でも肉眼で見えています。 この彗星は1892年に発見された周期が7年余りの周期彗星です。発見された年にも4等台まで増光した記録が残っています。1913年から1957年の間の7回の回帰は観測されていないようです。今回の回帰は2007年5月に近日点を通過し、10月から11月に地球に最も近い位置におりました。下の画像は満月1日前の月光下で撮影しました。肉眼でも恒星状に見えており2等台の明るさと思われます。 ![]() 2007年10月25日20時43分、50mm F4.5、15秒露出固定撮影、Canon EOS 10D (ISO400 AWB)、眺海の森天体観測館の天体観測室ないから撮影。左下の円内/50cm反射望遠鏡カセグレン焦点(6000mm F12)直焦点、20時25分、露出4秒、Canon EOS 10D(ISO400 AWB)、トリミング。撮影/鈴木徳実(眺海の森天体観測館) ![]() ![]() ホームズ周期彗星(17P Holmes)は2等台の明るさを保ちながら丸いコマが拡大拡散し、双眼鏡でも恒星と違うことが分かるようになってきています。上の11月3日の画像では、外側のコマは彗星特有の青緑色に写りました。右下方向に淡く3〜4本のイオンの尾らしきものがわかります。 ![]() [左]50センチ反射カセグレン焦点、2007年11月9日19時47分〜、30秒露出3コマをコンポジット、Canon EOS 10D (ISO1600 AWB)、長辺方向をトリミング。[中]タカハシSky90+レデューサー、22時04分〜、1分露出3コマをコンポジット、Canon EOS 10D (ISO1600 AWB)、部分トリミング。 [右]タカハシSky90+レデューサー、21時45分〜、2分露出4コマをコンポジット、Canon EOS 10D (ISO1600 AWB)、部分トリミング。月明かりがなく肉眼ですぐ見えています。丸いコマは大きく拡散し、50センチ反射に100倍余りの倍率で視野いっぱいに見えました。コマ内部の彗星本体(核)を取り巻く明るい部分から南南西方向にガスの噴き出しのようなものが見え(左のコマ内部の画像)、上の3日の画像のイオンテイルは、その後(8日には)コマから離れていったことが他の観測報告にあります。コマの部分は日々拡大しており、この日の視直径は約18分角もあり、今月中には月の視直径に相当する大きさに広がりそうです。 ![]() ![]() ![]() |
| ロニオス彗星 C/2007 F1 (LONEOS) |
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ロニオス彗星(C/2007 F1)は、2007年3月19日にローエル天文台のロニオス(Lowell Observatory Near-Earth
Object Search; LONEOS、ロネオスとも)チームによって発見されました。発見時には19.5等級であったが、太陽と地球に接近するにつれて増光し、9月末には8等級に達し、10月末には近日点(太陽にもっとも接近する点)を通過して太陽から0.4天文単位まで近づき、同時期に地球からももっとも近くなる(0.7天文単位)ため、月末に向けてさらに明るくなりそうな予想になりました。 |
| リニア彗星 C/2006 VZ13(LINEAR) |
2006年11月13日、Lincoln Laboratory Near-Earth Asteroid Research projectが19.9等で発見した彗星です。2007年7月14日に地球に最も接近し0.575AUとなり、この前後に最も明るくなる。近日点は2007年8月10日で近日点距離は1.015AUとなる。当初の予想を上回り、7〜8等まで明るくなっている。7月はりゅう座からおとめ座に向かい移動し観測条件は良いが、8月には日没後の低空になってしまう。画像は2007年7月18日Sky-90+FRで撮影したものからトリミングしたものです。左(東)方向に短い尾が写っています。![]() 2007年7月18日21時32分〜、1分露出8コマをコンポジット、タカハシSky-90+FR(407mm F4.5)、Canon EOS 20Da+LPS-P2FF、ISO3200 AWB、トリミング、眺海の森天体観測館にて。撮影/鈴木徳実(酒田市) |
| スワン彗星 C/2006 M4(SWAN) |
| 米国のマトソン(R. D. Matson, Irvine, CA)と豪州のマチアゾ(M. Mattiazzo, Adelaide)は、2006年6月下旬以降に撮影されたSWANイメージ上,太陽の近く移動する天体を見つけ,この天体の確認を南半球の観測者に依頼した。豪州のラブジョイ(T.
Lovejoy, Thornlands)は,6月30日夕刻に100-mm f/3.5レンズで うみへび座を撮影したフレーム上に12等級のこの天体を捕らえた。このとき,彗星には約30"のコマが見られたという。7月12日夕刻になって,マックノート(R.
H. McNaught)も,サイディング・スプリングの50-cmウプサラ・シュミットで撮影したフレーム上にこの彗星を捕らえた。彗星のCCD全光度は12.3等で,彗星には強く集光したコマがあって,南南東に80"の尾が見られた。 2006年10月24日ころにバーストを起こし大増光⇒⇒4等台の肉眼彗星に 夕空の観望しやすい位置にあり、活動が鈍ってきたと思われていたこの彗星が、10月24日ころにバーストを起こし増光しているのが観測されました。10月29日は5等台の光度観測が報告されています。 ![]() 2006年10月27日19時49分〜、90秒露出4コマコンポジット、タカハシSky90+FR(407mm F4.5)、Canon EOS 20Da、ISO800、AWB、トリミング、眺海の森天体観測館にて。撮影/鈴木徳実(酒田市) 9月下旬からこの彗星が明け方の空で肉眼で見えているという報告がでてきている。10月初旬には日の出前の明け方の北東の低空と日没後の北西の低空に見られるようになり、最大光度になる。10月初めに予想以上の5等台の明るさになっているということです。以後夕空での高度が徐々に高く見られるようになるが光度は暗くなっていきます。眺海の森天体観測館では夕空にまわったこの彗星を撮影しました。位置が酒田市の市街地の上の低空のため光害の影響が大きく撮影できる機会が遅れてしまいました。 ![]() 2006年10月15日19時42分〜、2分露出4コマ彗星像を合わせてコンポジツト、Tokina AT-X300AF PRO (300mm F2.8)、Canon EOS 20Da、ISO1600、AWB、トリミング、眺海の森天体観測館にて。撮影/鈴木徳実(酒田市) |
| バーナード第2周期彗星 177P/2006 M3(Barnerd 2) |
1889年に発見されたこの彗星が117年ぶりに今年6月に再発見されました。発見以来初めての回帰を向かえたのです。再発見の光度は17等と暗く、一般的な望遠鏡で観望できる明るさにはならないと思われました。しかし、7月に急増光し8等前後の明るさになりました。![]() 2006年8月2日22時12分〜、2分露出4コマ彗星像を合わせてコンポジツト、SKY90(407mm F4.5)、Canon EOS 20Da、ISO1600、AWB、縦横1/2でトリミング、眺海の森天体観測館にて。 撮影/鈴木徳実(酒田市) |
| シュヴァスマン・ヴァハマン第3周期彗星 73P/Schwassmann-Wachmann 3 |
| 2006年に最も期待された彗星です。周期5.36年の周期の短い彗星で、今回は非常に地球に接近し明るくなると予想され注目されました。主核のC核は5月13日地球との距離が0.079天文単位(1100万キロ余り)に接近し1996年に地球に大接近して見事な姿を見せた百武彗星の地球への接近距離が0.102天文単位でしたから、今回はこれよりさらに接近しました。 この彗星は1930年にドイツ・ベルゲドフルのシュヴァスマン・ヴァハマン両氏によって写真的に発見されました。発見された時の明るさは9等で、短い尾を見せていました。この年最高6等まで明るくなった彗星ですが、その年以後1979年に再発見されるまで実に50年近くも行方不明になりました。この彗星は1995年の回帰でA核、B核、C核、D核の4つに分裂し、当時の予報光度12等に対し6〜7等も明るくなり長い尾を引く姿を見せました。2001年の回帰ではB核とC核が確認され、別にE核が発見されています。A核とD核は消滅したようです。今回の回帰では分裂した核の呼称に確認時に混乱があったようで、まず主核・C核が確認され、次いでB核とE核の確認で別の名称F核とG核と呼ばれ、F核はB核に戻され、G核はそのままになったようです。G核はE核と同じものとみられています。 そして今回はより暗い分裂核がが新たに次々と発見され、50個以上の分裂核が観測されています。 ※シュワスマン・ワハマンとシュヴァスマン・ヴァハマンあるいはシュバスマン・バハマンなどの日本語表記が混在していますが、前者はこれまで広く使われてきた表記であり、後者は4月になり国立天文台のHPや新聞報道などに使われるようになった表記で、彗星そのものは全く同じものです。 ![]() ![]() |
![]() 背景の恒星の位置が合うようにコンポジット合成しています。彗星は背景の恒星に対して時々刻々移動していますので、彗星像は少しブレが生じています。B核の頭部を部分トリミングし彗星像が重なるようにコンポジット合成すると、B核の新たな分裂核と思われるものが見られました。 |
| ポイマンスキー彗星 C/2006A1(Pojmanski) |
| ワルサワ天文台のポイマンスキー(Grzegorz Pojmanski, Warsaw)は,ラスカン パナスで行なわれているASASサーベイで180-mm
f/2.8レンズで2006年1月1日に 3分露光で空の南極近くを撮影した捜索フレーム上に12等級の新彗星 を発見した.また,彼は,彗星の発見前の姿がASASサーベイの12月29日のフレー
ム上にも写っていることを見つけた.ポイマンスキの報告の約7時間後には,チ ェルニス(K. Cernis)が12月25日,29日,1月1日に撮影されたSWANイメージ上
を動くこの彗星を見つけ,その発見を報告している.ウルガイのローランド( S. Roland, Montevideo)は,1月4/5日に46-cm反射で撮影したCCDフレーム上に
この彗星を確認した.このとき,彗星は14等級で,約1'のコマがあった( IAUC 8653). 2月初旬までの南半球での光度観測を考慮すると、日本から見え始める2月下旬〜3月上旬に日の出前の東南東に低く6等台、3月中旬には明け方の東天で7等台、3月下旬では明け方の東北東天で8等台前後の明るさで見えると予想されておりました。実際には予想を上回る明るさになり2月下旬〜3月上旬には5等台の明るさになり、下のように日の出前の東天に長い尾が捉えられました。 ![]() 2006年3月7日04時28分〜、1分間露出8コマを彗星像が重なるようにコンポジツト合成、CANON EF70-200mm F2.8L→200mm+1.4倍テンコンバーター(280mm F4)、CANON EOS 20Da、ISO1600、タカハシEM-11赤道義、縦横各1/2をトリミング、山形県酒田市・眺海の森にて。撮影/鈴木徳実(眺海の森天体観測館) |
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眺海の森天体観測館 コスモス童夢
Chokainomori Astronomical Observatory
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