第26回例会
非核「神戸方式」30周年と反/非戦・平和

○日時 05年3月27日(日) 14〜17時
○会場 神戸市立婦人会館 4階「もくれん」
  (高速神戸駅 北へ2分、JR神戸駅 北へ6分)

 今年の3月は、核兵器を積載した艦艇の神戸港入港を一切拒否した非核「神戸方式」
が決議されて30周年、そして不法なイラク戦争が開戦されて2周年になります。また、戦
後・被爆・国連60周年の今年は、核兵器も戦争もない平和な世界実現に向けての歴史
的節目となります。
 今回の例会では、次代を担う若い世代を中心に、平和な神戸のまちづくりという「ロー
カル」な話題と、1月にポルトアレグレで開催された「世界社会フォーラム」という「グロー
バル」な流れとを結びつけ、学習交流しました。

【報告テーマと要旨】
T.非核「神戸方式」30年の歴史とこれから
○報告者:梶本 修史 さん (原水爆禁止兵庫県協議会事務局長)
 非核「神戸方式」は、核兵器を積んだ軍艦の入港を拒否する神戸港での手続きのことです。
「戦力放棄」の日本国憲法と国是とされる非核三原則はにもとづいた神戸市の措置は、核兵
器の存否を明らかにしない米軍艦が入港できない事態をつくっています。日本の港湾が、米軍
の出撃基地にされようとしている日米軍事同盟のもと、「神戸方式」がなぜ誕生したか、なぜ神
戸だけなのかなどについてお話します。そして、憲法9条と同じに、国連招集のNGO会議
(2000年5月)で「世界の政府に実施勧告」されるなど国際的・全国的な「もう一つの世界」の道
についても語り合いたいと思います。

U.「すべての問題はつながっている: 世界社会フォーラムからのメッセージ」
○報告者:春日 匠 さん (京都社会フォーラム事務局)
 2001年にブラジルの地方都市ポルト・アレグレで始まった世界社会フォーラムであるが、第
五回を数えた今年は各国から15万人の参加者を集める一大イベントに成長した。また、ヨー
ロッパ社会フォーラムのような地域フォーラムや、国ごと、都市ごとの社会フォーラムも積極的
に開かれるようになってきた。この流れの中で、日本では初めて社会フォーラムの名前を冠し
たイベントとして、昨年11月に京都社会フォーラムが開かれた。
 社会フォーラムの場では、環境、貧困、食料、債務、差別、戦争、暴力など多岐にわたる問
題が平等に議論される。こうしたことが可能になった背景には、90年代まではバラバラに活動
してきた環境保護団体、労働組合、反戦運動家たちが、次第に個別の課題の背後に、共通す
る問題を見始めたということがある。
 こうした共通の課題の元に、日本から議論と運動を再構築していく事は可能か、またそれは
どういう形でありうるのかについて考えてみたい。
※レジメはムービーファイルでご覧きます 
 ブロードバンド
  http://skasuga.talktank.net/wsf2005/
 ナローバンド
  http://skasuga.talktank.net/wsf2005/2005s.html


☆討論要旨


〈フィールドワーク〉「非核の港」神戸・遊覧船の旅

関連資料
テーマ履歴 「神戸市政」 「憲法と反/非戦」 「グローバリゼーション」
評論
 ポルトアレグレはダボスを変えつつある
   ―世界資本主義の大分裂のきざしと非暴力による社会変革の可能性  藤岡 惇(立命館大学教授)
 「2004京都社会フォーラム報告集」巻頭言  鈴木 宏介(京都社会フォーラム事務局長)
書評『もうひとつの世界は可能だ−世界社会フォーラムとグローバル化への民衆』


トップへ
トップへ
戻る
戻る