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岩国の現状をお話
谷川 眞
堺市で岩国市長井原勝介さんが講演された内容の要約です。
堺市職員労働組合のニュース(日刊)に2回にわたって掲載された分をそのま
ま転載します。
(重複掲載はご容赦くださ い)
住民投票で示された民意は重い
民意を押し潰すことは民主主義を潰すこと
去る25日(土)、サンスクエア堺で会場あふれる120名が参加しての「岩国市の井原市長を
招いての“カメジロー”鑑賞会」が開催されました。岩国市長は、「米軍再編の中、国の力で押 し潰されようとしている」「この実情を知って頂きたいと思って来ました」と前置きした上で、「米 軍再編―岩国の現状」と題してお話をされました。
「現在でも米軍海兵隊の戦闘爆撃機57機が岩国基地にいる。沖縄から空中給油機12機来
ることになっているその上、米軍艦載機59機を受け入れよ言ってきた。これは厚木基地から の移駐ですが、激しい訓練をすることで有名で、夜間も離発着訓練し、タッチ&ゴーで轟音を 発します。これまでは、岩国市は協力的だった。基地の存在は理解し、協力的だったし、今後 もその考えだ。しかし、これだけは受け入れられない」と述べられました。
「これはまちの将来を決めてしまう大きな問題なので、住民投票を実施することにした。普
通の選挙は『候補者・人を選ぶ』選挙ですが、これは『政策を住民が選ぶ』選挙です。いくら人 (首長・議員)を選んでも、その人が望む政策をしてくれないことがままあります。しかし、今回 の住民投票は違う。だから、みんなで投票して決めようと私たちは呼びかけた。有効投票が5 0%以上ないと無効になるので、受け入れ賛成派は棄権を呼びかけたりしていた。しかし結果 は、投票率58.68%で内89%が受け入れ反対の意思が示されました。そして、その後の市長選 挙でも、受け入れ反対の私が市長に大差で再選されたのです。『これ以上は耐えられない』こ れが『重い民意』だったのです。
国の圧力であきらめムードもあるが、市民は声を上げはじめている
「あきらめたらまちの将来はない。市民とともに頑張る!」と岩国市長
ところがその後、これまでの約束を反故にして、『米軍再編による新たな艦載機を受け入れ
ないのならば、補助金は出さない。受け入れるならば、補助金は出すが』とし、さらに『あの事 業もこの事業も協力しない』との話まで出てくるなど、国が圧力をかけてきているのです。また、 ある政治家が『反対したら、第2の夕張になる。受け入れれば、国から何千億円ももらえる』な どとまことしやかに言っている。そうした中で、今『どうせ、来るものは来る』といったあきらめム ードの動きも少し出てきている。お金や力で『民意・民主主義が潰され』ようとしている。市民は 不安で心配している」と実情をお話されました。
市長は、「圧力に負けて受け入れたら、取り返しのつかないことになる。あきらめたらまちの
将来はないと思う。しかし今、住民投票に加わった人々も声を上げはじめている。絶対に負け られない」ニ決意を語られました。
これを受け、参加者から「示された重い民意をお金や権力の力で押し潰すことは許せない」
「市長の話を聞いて感動した。『岩国市ガンバレ』と言うだけだと、責任を岩国市民だけに押し 付けることになるのではないか。私たちも一緒にみんなで頑張ろうではないか」などの意見が 出されました。最後に、岩国市長から「みなさんの温かい声に励まされます。市民の利益と意 志を大切にしてこそ政治だとの思いで頑張りたい」と話されました。
なお、当日会場でカンパ10万5873円寄せられました。
岩国市への募金に協力される方は、以下のとおりです。
郵便振替 口座番号01310-2-96617 口座名称:岩国市新庁舎募金の会 風
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