〜第1話:地獄からの招待状〜



あなたは知っていますか?
世にも恐ろしい「地獄からの招待状」の話を・・・・・・



なんであんたたちが来るのよ!
ひぃッ!やっぱり怒られたデス〜〜〜
落ち着きたまえ,咲耶くん・・・・・・
これが落ち着いていられる状況!?
衛ちゃん!どういうことか説明しなさい!
ごめんね,咲耶ちゃん
衛くんが,私たちに助けを求めてきたんだよ・・・・・・
どういうこと!?衛ちゃん!
話は3日前に遡りマス




〜3日前〜




ちゃらら
ちゃーんちゃーんちゃーんちゃーんちゃーんちゃーんちゃ〜〜〜〜〜ん
ちゃ〜〜〜〜〜んちゃーんちゃーんちゃーんちゃーんちゃ〜〜〜〜〜ん
(TRICKのテーマ)
ノリノリだね,四葉ちゃん
あ,衛ちゃん!チェキ!
あのさ,今週の3連休空いてる?
こっ!これはもしやデートのお誘い!?
クフフフウ!だめデスよ衛ちゃん!四葉には兄チャマという大切な人が・・・・・・
デートのお誘いじゃないよ.
でも週末あにぃと予定があるの?
ないデスが・・・・・・
じゃあちょうどいいや.あのさ,一緒にMW山に行かない?
MW山デスか?
そう,咲耶ちゃんから手紙が来て,誘われたんだ
どれどれ・・・・・・?




Dear.衛ちゃん
お元気ですか?私は毎晩元気です.毎晩衛ちゃんのことを考えて・・・・・・
・・・・・・まぁ,それはいいとして衛ちゃん.今度の週末は暇?もちろん暇よね.
実は,私の知り合いが週末にMW山のG市にある別荘を貸してくれたの.
それで,1人じゃ夜心細いから衛ちゃんも一緒に来てくれない?
G市はまだ観光化されてなくて,とってもしずかで空気がおいしいところです.
それに,いまの季節はもみじのシーズンでしょ?まぁ,夜になったら見えないけどね.
電灯も少ないから,夜は星が綺麗で,ふたりきりで最高にロマンチックな夜を過ごせるわよ♪
というわけで衛ちゃん.2人にとって,忘れられない夜にしましょう♪




なんかやたらと夜について言及している気が・・・・・・
そうなんだ・・・・・・1人で行ったら絶対に危険だよ・・・・・・
それで四葉に助けを!!?
一緒に・・・来てくれないかなぁ?
嫌デス!絶対に「何であんたが来るのよ!」とか言われて非道い目にあいマス!
そこをなんとか・・・・・・
咲耶ちゃんは衛ちゃんとふたりで行きたがってマス!
じゃあさ,千影ちゃんたちにも声かけてみるから・・・・・・ね?
う゛〜〜〜余計に危険な気もしマスが・・・・・・
おねがい・・・・・・
わかりマシタ.ひとつ貸しデス
よかったぁ・・・・・・
じゃあ,あした千影ちゃんに頼みに行くデス
ありがとう.ホント助かるよ




〜2日前〜




ほう・・・・・・それで,私に助けを?
おねがい,千影ちゃん
四葉からもおねがいデス
フフフ・・・・・・交渉次第・・・というところだね・・・・・・
条件があるの?
まぁ,どの道・・・衛くんに断る術はないだろう・・・・・・
な,なに・・・・・・?
実は最近人型ホムンクルスの研究をしていてね・・・・・・
人型ホムンクルス!?
また怪しげな研究を・・・・・・
まだ試作段階なんだが,名前をパピヨンズという・・・・・・
それ,絶対危険だよ!
5人の人型ホムンクルスが,マスターのことを「公爵様♪」と慕ってくる・・・・・・
フフフ・・・・・・まさにすばらしい企画だとは思わないかい?
思わないよ!
冗談はさておき・・・・・・
じょ,冗談だったんだ・・・・・・
冗談に聞こえマセン!
まぁ,実際に人型ホムンクルスの研究はしているんだ・・・・・・
ホントにしてるの?
だがまだ完成には程遠くてね・・・・・・
おそらくサンプルが不足しているためだとおもうのだが・・・・・・
それで,ボクがサンプルを提供することが条件なんだね?
そのとおり・・・・・・
何のサンプルかによりマスね
無論・・・・・・体液・・・・・・
言うと思ったよ・・・・・・
まぁ,体毛でも代用できなくはないが・・・・・・
それなら,髪の毛をあげるよ
フフフ・・・・・・もう持ってるよ・・・・・・
なんで?
専門のブローカーがいてね・・・・・・
他にも,衛くんの肌着や,衛くんが使ったティッシュを売っている・・・・・・
四葉ちゃん!!!
ひぃッ!なんでわかったデスか・・・・・・
どうせ,四葉ちゃんが盗ってきて,鈴凛ちゃんに流してるんでしょ!
そこまでわかるとは・・・・・・まさか既に「超・占時略決」を・・・・・・!
「超・占時略決」じゃ人の心は読めないよ!
そういう問題でもないデス・・・・・・
とにかく,サンプルが欲しいなら髪の毛を持ってるんでしょ!
では,交渉決裂だ・・・・・・
そんなぁ・・・・・・
行ったはずだよ・・・・・・君に,断る術はない・・・・・・
わかったよ・・・・・・
交渉成立デス!
血でいいでしょ?
血・・・か・・・・・・
ゲ・・・・・・(千影)
どうやら,痛い目を見たいようだね・・・・・・
ひぃッ!
まぁ,今回は血でもいいよ・・・・・・
ありがとう,千影ちゃん
他に,誰かに頼みマスか?
そのことだが,衛くん・・・咲耶くんにちょっかいを出される度に,いちいち貸しを作っていたら・・・体が持たないよ・・・・・・
そうなんだよね・・・・・・鈴凛ちゃんにも頼もうと思ってたんだけど,やめとこうかなぁ・・・・・・
そのほうが懸命だね・・・・・・少数精鋭に限る・・・・・・
四葉がいなかったら,衛ちゃんが逆に危ないデス
衛くん・・・・・・どうやら,四葉くんの血で間に合いそうだ・・・・・・
ひぃッ!
口は災いの元だよ
咲耶くんも災いの元だがね・・・・・・フフフ
花穂ちゃんもやめておいた方がいいデス
咲耶くんは・・・・・・苦手にしているようだけどね・・・・・・
よし,じゃあよろしくね,ふたりとも
不安デス・・・・・・




〜回想終了〜




・・・・・・と,いう訳さ
ごめんね,咲耶ちゃん
なんなのよ,このメンツ!
結局管理人の趣味じゃないの!!!
それを言われると身も蓋もないデス





第0話:後編 TOPに戻る 続く

[CleverClover 2003/12/04]