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〜第3話:じいやペース
〜前回までのあらすじ〜
駅に着いた4人姉妹
A.M.10:40
MW駅
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みなさま,お待ちしておりました |
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じいやさんも災難な人だよね |
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?・・・・・・なんのことですか? |
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なんのことって・・・・・・ |
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あぁ,あれ.本気にしてたの? |
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じいやさんを脅迫してたって,嘘だったの? |
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当たり前よ.国家レベルの財力を持つ財閥を敵にまわすわけには行かないでしょう |
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いや,メイドの1人や2人くらい切り捨てると思うけど |
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ひどいデス・・・・・・ |
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でも,亞里亞様お抱えのメイドが襲われたら財閥も黙ってはいませんよ |
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あぁ,なるほど |
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なんで衛ちゃんとじいやさんまでボケにまわってるんデスか! |
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す,すみません,つい・・・・・・ |
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話を元に戻しマス! |
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では,この別荘を貸してくれた理由は・・・・・・? |
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亞里亞様はこの3連休,兄や様とご旅行中なのです |
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そうだったんデスか |
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しかも,他の使用人たちも慰安旅行に行っておりますので |
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みなさん疲れてそうだしね |
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それで,私は暇になってしまったのです |
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暇をもらったわけよね |
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いや,違う・・・・・・ |
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それで,咲耶ちゃんのサービス役を買って出た,と |
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慰安旅行にも行かずにね・・・・・・ |
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せっかくの休日なんだからのんびりすればいいのに |
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いえ,それが私・・・・・・メイド業をやめるとその・・・・・・ |
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? |
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禁断症状が出るので・・・・・・ |
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禁断症状!!?? |
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禁断症状って禁断症状!? |
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まぁ,なんと言いますか,日頃の習慣と言うのは恐ろしいもので |
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フフフ,興味深いね・・・・・・ |
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そこに私が救いの手を差し伸べたわけよ |
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弱みにつけこんだわけだ・・・・・・ |
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なんか詐欺っぽいデス・・・・・・・ |
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まぁ,私のことなどお気になさらずに,車にお乗り下さい |
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何はともあれ,楽しい旅行になりそうね |
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あぁ,そうだね・・・・・・色々な意味で・・・・・・ |
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大丈夫かなぁ・・・・・・ |
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絶対大丈夫じゃないデス・・・・・・ |
A.M.11:00
小林邸
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着きました,こちらが小林低です |
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小林邸? |
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はい,こちらはかつて,第一次世界大戦中の英雄,小林弓彦大将の別邸だった場所です |
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小林弓彦・・・・・・ |
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この小林邸は我が財閥が90年代後半に亞里亞様のために小林大将の孫に当たるワタナベシンイチ様から購入致しましたものです |
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設定がめちゃくちゃだね |
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説明はいいから中に入りたいんですけど |
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あぁ,すみません,すぐに開けます |
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こき使われてるね・・・・・・ |
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あれでいいんじゃない? |
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ロールスロイスって豪華すぎて落ち着かないのよね〜 |
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したい放題デス |
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しかし・・・・・・この屋敷からは強い霊力を感じるよ |
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霊力? |
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そういえば,聞いたことがあります. この屋敷に小林大将の霊が出るって・・・・・・ |
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霊? |
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うわぁ〜広い玄関デス〜〜 |
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亞里亞ちゃんのお屋敷みたいだね |
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遠く及びませんわ(ここが) |
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四葉のイギリスのおうちもこんな感じデシタ |
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なにそれ?ブルジョアの余裕? |
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ヒィ! |
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それで,霊とは? |
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はい,毎週土曜日になると,しゃべる魚が現れるんです |
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それって,小林大将の霊じゃないよね・・・・・・ |
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そうですかね |
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じいやさんもマイペースな人だね |
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まぁまぁみなさんお疲れでしょうから,お昼ができるまでお部屋でおくつろぎください |
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ボクじっとしてるの苦手だから,外に出てもいいですか? |
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えぇ,でも,屋敷の裏には行かないで下さいね,危険ですから |
A.M.11:10
小林邸裏
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あんなこと言われて行かないわけにはいかないデス! |
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ムムム,これは・・・・・・ |
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高い壁デス〜〜〜 |
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あ♪壁に穴がありマス! |
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日本のことわざ・・・・・・「穴があったらはいりましょう!」 |
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もぞもぞ・・・・・・(穴に入る擬態語) 穴の向こうはナルニア国〜〜〜♪ |
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あれ?むこうにあるのは橋かな? |
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あぶない! |
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よゃう! |
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大丈夫ですか四葉さん!発音できない悲鳴を上げてましたよ! |
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あいたたた・・・・・・じ,じいやさん? |
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あれほど裏には回らないでくださいと言ったのに・・・・・・ |
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一回しか言ってないデス |
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チェキもほどほどにしてください! |
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あぁっ!四葉の単語をとらないでクダサイ! |
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とにかく,ここは危険なんです! |
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そういえばこの壁とその穴とその橋は? |
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願い事は3つまでです |
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ぴったり3つデス!っていうか願い事じゃないデス! |
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わかりました,お話致しましょう. 小林低は別名「小林大将の最後の砦」と申しまして,小林大将対日本政府の戦争,通称小林戦争が行われた場所なんです. 小林邸の四方は急な渓谷.政府は裏手から小林邸を落としにかかったのです |
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小林戦争? |
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ご存知ないのも無理はありませんね. 四葉さんは無知ですし,小林戦争は闇の歴史です. |
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闇の歴史なら知らなくて当然デス! 哀れむような目で失礼なこと言わないでクダサイ! |
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うわ〜〜〜っ! |
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あれは衛さんの悲鳴! デュワッッツ! |
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な・・・・・・恐ろしい速度で消えたデス! そっそれより衛ちゃんにいったい何が! |
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しかし,展開がやたらでたらめデスね・・・・・・・ |
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仕方ないさ・・・・・・この連載は・・・・・・原則100コマなのだから・・・・・・ |
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へぇ〜 って千影ちゃんいつのまに! |
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この登場もマンネリ化してきたな・・・・・・ もっと別の登場方法を考えるか・・・・・・ |
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[CleverClover 2003/12/15]