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4月1日(月)
Spring has come. でも、桜はもうすっかり散っている。春はやっぱりどこか残酷だし、桜には狂気めいたものを感じる。桜の樹の下には死体が埋まっている、と言ったのは梶井基次郎だった。最近、彼の小説を読みかえしてみて、圧倒的に正しい感性だと思った。 1月にWebサイトを閉じて、あっという間に3ヵ月がたった。一度やめてみると、自分がWebというものにどういうスタンスだったかがよくわかった気がする。更新に追い立てられるようなところもあって、自分のペースを見失っていたのかもしれない。なんちゃって。
Yと楽しみにしていた「大トルコ展」へ行く。世界史を真面目に勉強しなかった私でも、十分面白かった。ただの壷も石のかけらにも、トルコから中国、そして日本へ道がつながっていたんだなーと思える名残りがいくつもあって、遠い時代に思いを馳せた。すると、アタマの中に喜多郎のシンセサイザーがジュワーンと鳴っていた。何と単純な頭の作り。
ナンバーガール「ナムアミダブツ」を聞く。ヒサコちゃんのギターは相変わらずカッコいい。向井君って妄想野郎なんだろうなあ。おもろい。岸田繁とはアブナサのベクトルが似ているようで違う。ウィンクがうまくできないコドモみたい、と誰かが言っていたけれど、言い得て妙。
カクカクシカジカの理由でモーニング娘。のライヴへ。2年前にはなっちしか知らなかった私。今では声も聞き分けられるわ。思えば成長したものだわ、キラーン☆ 観客のほぼ半分が子供+「え〜モーニング娘。のコンサートぉ?え〜仕方ないなあ。じゃあ、パパが連れていってやるか」とあくまでつきそいを装いつつ、実は自分が一番楽しみにしているであろうお父さんたち。それに、オタク連。会場は5,000人は入ろうかという巨大ホール。カラフルなライトとくるくる変わる衣装と若さと軽やかに動く体。意外に激しいダンス。武富士のCMかモーニング娘。か、ってぐらい(ウソ) リカクマがホームページのアイコンその他をそろえてくれた。待ってましたよ。やっぱり違う、プロのお仕事。こうやって、二人でモノを作るのはやっぱり楽しい。ダイエーも阪神も不安になるぐらい強いことだし(意味不明)。何かが始まりそうな気がする。 4月9日(火)
僕の無知な時代に別れを告げるんだ(PEALOUT「Good Byeble」)
元ちとせに関する「音楽の流れる風景」を脱稿。せっせとWEBデザイン開始。何となく自分の姿が巣作りをする鳥に見える。ピーチクピーチク。ガンバレ、私。
ホームページビルダーなんか持ってない私。ひたすらタグを打ち込む日々。タグタグ、タグ。何を見てもタグに見える。何を見ても<>と</>で閉じたくなる。タグを打ち込まない人にはわからないと思いますが、バトルロワイヤルの略語「BR」を見ると、反射的に「改行」と思ってしまう。 先日、PEALOUTのライヴが横道坊主とイベントで「熊本」に来るというライヴ情報を読み、すっかり行くつもりでいたら、それは埼玉の「熊谷」だったのである。愕然。しかも、指摘されるまで気がつかなかった私、ホントに大丈夫なのか。私の生活に校正者がいたら、きっと赤ペンだらけだろう。いやん。 4月16日(火)メールに感謝する日々。マックのモニターの上に並んだ文字がほこっと暖かい。少しずつ少しずつその人に私をちかづけてくれる。何百キロの距離を超えて。 4月17日(水)
ブームの栃木孝夫様(ドラム)、山川浩正(ベース)、渡辺圭一(ベース)、そして山口洋(ギター)(バンド内ヒエラルキー順に記述(笑))によるお祭りバンド、「栃木祭り」ライヴ。 良好音楽視聴。舞踏開始。頭回転。激楽。頭脳破壊。痴呆的夜。 4月19日(金)
ハシケンインタンビューをアップ。ミュージシャンにとってそれが褒め言葉になるのかどうかわからないけれど、彼ほど「人柄の良さ」が音楽に表われている人も少ないのではないだろうか。誠実な感じが文字にもにじみでている。まだうまく言えないけれど、この人にはいろんな可能性があるような気がする。あの海の風のような声をもっといろんな人が聞くべきだ。そして、この音楽が広がっていけばいいと思う。
多言語のパンフレット作成のお仕事。ポルトガル語なんかわかりゃーん!スペイン語なんかわかりゃーん!校正を入れるのにもひと苦労。博多弁にて「オオゴト」でありました。
CLICK内バンド名大賞「ハンサム兄弟」のニューアルバムが出ました!『理由なきハンサム』に続く新しいアルバムのタイトルは・・・
愛しい恋しいポール・ウェスターバーグの新譜を聞く。あまりに素晴らしいので、失語症に陥った。私の解説なんかよりも、内ジャケットに書いてある恐ろしくカッコいいコトバを引用したい。 各方面から、CLICKに対する反応をいただく。「紙でもう一度読みたい」と言ってくれた人が多かったことが心強かった。紙の手ざわりとか。ページをめくる感触とか。目で追う文字とか。そういうものを大切にしたいなと思った。折りしも、幻冬舎の設立者である見城徹氏の本を読んでいたところだった。本、そして表現というものに対する凄まじい執念と情熱。「心が激しく震えるもの。それをみんなに伝えたい」というコトバに激しく勇気が出た。 4月26日(金)
友人より小包が届く。新しい生活のはじめの一歩。小さくて大きな足跡を見せてもらったような気分。遠いけれど近くで、近いけれど寄りかからずに、お互いに頑張っていける。そう信じてる。
4月の終わりだと言うのに、肌寒い日々。ちょっとちょっと聞いておくんなさいよ、旅のお方(誰)。私はですね、「ザ・季節感のない女」と呼ばれておりまして、クローゼットの中にセーターの次はもうノースリーブしかないんでございますよ。こんな天気じゃどっちつかずで着るものに困るんでございますよ。どないしましょう。
CLICKの今年の悪だくみについてリカクマと策を錬る。実現するかどうかまだ全く未定だけれど、楽しくなることには違いない。何となく二人ともニコニコしていた。「何となく笑ってる」って、ちょっとアブナイ人たちみたいだけれど、いい感じなのです。 ジョン・メイヤーを聞いて過ごす午後。キャッチコピーは「スニーカーをはいた天才メロディーメーカー」・・ヘヘッ、意味不明だぜ、おやっさんよ、と矢吹ジョーなら言うと思うね。てなもんや若干24才。コトバはまだ未熟だし、青臭いところもあるけれど、伸びやかに流れていくメロディには「天賦の才能」認定証をはりつけたくなるほど。ポップだけれどブルースの匂いもすると思ったら、レイヴォーンがヒーローだそうだ。愛い奴。時々聞こえてくるキレのあるギターの音がいい。「生きている限り、僕は誰にも負けない」こんな強気なコトバもまぶしい。 五線譜にしてみると、音符が浮かんだり沈んだり。たったそれだけのことなのに、なぜ音楽はこんなに人の心を震わせるのだろう。 |