♪登板記録と試合後コメント集♪
1月30日 ロッテ・小宮山がブルペン一番乗りで猛アピール
ロッテのボビー・バレンタイン監督以下、
一軍キャンプ参加メンバーが30日、鹿児島入りした。
鴨池球場で行われた自主トレではチーム最年長の小宮山悟投手がブルペンに一番乗り。
平成11年以来5年ぶりの古巣ロッテ復帰、昨年“浪人生活”を経験したベテラン右腕が、
キャンプイン直前に猛アピールだ。
まっさらなマウンドに、小宮山が足を踏み入れる。
他の投手は誰もいない。キャンプインを2日後に控え、鴨池球場のブルペンに1番乗りだ。
「ブルペン1番乗りって、今はまだ30日だからね。
だから、みんな集まっているんだ。自分の考えている通り、やっただけだよ」
とぼけた表情は逆に確固たる自信の証。
何よりその投球内容が“キャンプモード”を物語っていた。
ストレートを18球、カーブ7球、
さらにシュート、スライダー、チェンジアップを5球ずつ投げ分ける姿に
「速い、速いですよ。相当、やってきていますね」と池野ブルペン捕手も驚きを隠せなかった。
平成11年以来5年ぶりの鹿児島キャンプ。
横浜、メッツと渡り歩き、昨年は“浪人生活”を過ごした。
その間に鴨池球場も変貌を遂げていた。
むき出しだったブルペンは、風よけのフェンスで囲まれる。
39歳のチーム最年長右腕は、時の流れをひしひしと感じた。
「昔を思い出しながらやっています。
ブルペンはボクがいたときより、良くなっています。
トシもトシなんで、必要以上におっかなビックリやっていきますよ」と、
小宮山は唇をかみ締めた。ブランクを取り戻すため、とにかく投げ続ける。(サンケイスポーツ)
1月29日 「自分にウソつきたくない」先発へ信念貫く
5年ぶりに古巣ロッテに復帰した小宮山悟投手が、無骨なまでに一本気な生きざまを貫き通す。
今日30日、鹿児島キャンプに出発する同投手は
「1度きりの人生。自分にウソはつきたくない」
と、38歳での先発ローテーション入りへ、死に物狂いでアピールしていく胸の内を明かした。
大リーグ時代に感じた「メジャー(1軍)であることの誇り」を胸に、
本物のプロのすごみを見せる。
キャンプを目前に控え、小宮山は、より自分らしくあろうとしているようだった。
頑固、正直、融通が利かない・・・。
「正直言って、自分の人生で相当マイナスに働いてますよ」。
自らの性格をそう表現する。
2浪までして早大入学。
決して好条件ではなかったメッツ移籍。
1年のブランク後のロッテ復帰。
選手生活の最終章を迎えようとしている今も、信念は曲げない。
ロッテ復帰に際し、中継ぎでもなんでもやると、口にしたこともあった。
小宮山:やりたいのは、先発。
ずっと先発投手をやってきた。
チームにとってもプラスなんじゃないかと思う。
ここまでも先発投手の感覚で調整してきた。
先発ローテ候補には清水直、ミンチーをはじめ渡辺俊、小林宏、黒木、小野らがしのぎを削る。
ブランクという目に見えたい敵もいる。不安はないのか。
小宮山:自主トレでは、意外とやるじゃんという感じ(笑い)。
ブルペン捕手がニコニコしながら受けてくれている。何よりの手応え。
イメージ通りに体を動かしてボールを投げることに関しては才能あるんだと思う。
(ローテ入りの)勝算はあると思います。
ドーンと構えているわけではない。実践感覚という、次のハードルもある。
小宮山:相当期待されていることは分かっている。
でもそれを考えている余裕はない。必死です。
年をとってるので正しい判断をしなければならない。
(ダメだった時の)対策の練り方も変わってくるし、いろんなことをするから本当に必死なんです。
ベテランをそれほどまでにさせているのは、メジャーでの経験による。
小宮山:みんな周囲にリスペクト(尊敬)される存在であることを自覚していた。
子供に夢を与えるというね。裏方さんだってそうなんだから。
例えば脱いだ靴下。僕はできなかったけど、裏返しにするのが当たり前。
メジャーリーガーはそんなことまでして威厳を保とうとし、裏方さんは元に戻すことさえ誇りをもってやる。
いいか悪いかはわからないけど、自覚という意味では日本の選手だってそうじゃなきゃいけない。
だからこそ変な妥協はしたくない。先発にこだわる理由もそこにある。
そして本来の気質にも・・・。
小宮山:曲がったことが大嫌い。1度の人生、自分にうそをつきたくない。
サインをもらいに来るファンにだって、全員に笑顔で応じればいいんだけど
「ください」の一言すらない人には「あっちいけ光線」を出して追い払いますから。
頑固までのプロ意識は、若手が増えたチームに大きな影響を与えるだろう。
小宮山:でも、矢面に立って引っ張っていくということはしない。
もう、そんな選手(エース)ではない。
(選手が)間違った方向へ行きかけたら頭を抑えながら向きを変えてあげる。それで十分でしょう。
選手として、一人の人間として、優勝に欠かせない男になりそうだ。(日刊スポーツ)
1月26日 ブランク克服なるか 古巣に復帰する小宮山投手
38歳での古巣ロッテ復帰。
1年間の“浪人生活”を送り、状況は決して楽でない。
「結果が出ない時、常にブランクというレッテルがついて回る」。
だが、小宮山悟投手は不敵な笑みを浮かべ、復活への自信をのぞかせた。
2002年に横浜からフリーエージェント(FA)で米大リーグ、メッツ入り。
しかし、自由契約となりわずか1年で帰国した。
日本球界復帰を望んだが、横浜は獲得の意思を示さず、
他球団もFA移籍で発生する補償金面などで敬遠し、昨シーズンはプレーできなかった。
所属チームのない“現役”を名乗りつつも
「(再びユニホームを着る)可能性は限りなくゼロに近いと思っていた」。
だが、解説活動や母校早大での指導を務めながらトレーニングは続けた。
そして、思いもよらなかった、かつて決別した古巣からの誘いで念願がかなった。
自主トレは順調。キャンプインを目前に控え、ブルペンでの投球も徐々に本格化してきた。
「オフは例年通り。コンディションも普通」。
ブランクで心配される実戦感覚もさほど問題視していない。
「故障などの際、それが年齢が原因か、ブランクが原因か、の判断が心配です」と、
球界きっての頭脳派らしい言葉で分析をした。
復活劇は見られるのだろうか。
「球団は僕のキャリアを買ってくれた。そのキャリアに見合った働きをしたい。それだけ」。
控えめな言葉で、燃える気持ちを表現した。(共同通信社)
1月21日 ロッテ小宮山が母校早大で講演
5年ぶりにロッテに復帰した小宮山悟投手(38)が21日、
母校早大のスポーツ科学部で「小宮山悟が語るトップパフォーマンス」と題した講演を行い、
日本球界、米大リーグでの体験を後輩たちに披露した。
小宮山は「在学中は野球ばかりしていたので…」と、慣れない講壇に恐縮しきりだったが、
米国での経験から「授業以上に英語が大事」とアドバイス。
第2部では水泳部競泳監督で、元世界選手権代表の奥野景介助教授とも対談を行った。(日刊スポーツ)
1月8日 ロッテ小宮山、プレーオフはチャンス
ロッテ小宮山悟投手が7日、5年ぶりにさいたま市のロッテ浦和球場で始動し、早くも今季の戦いに目を向けた。
メッツ退団後、昨年1年間の浪人生活を経てのロッテ入り。
外野を黙々と走り、筋力トレーニングと合わせ約1時間半、汗を流した。
「ブランクはあるよ。1日も早く戻るようにしたい。
でも焦ってやったら愚の骨頂だから、そこが難しい」
と淡々と語ったが、すでにシーズンを意識している。
球界屈指の理論派でワイルドカードのあるメジャーを経験しただけに、
日本シリーズへの新たな道として今季から導入されるパ・リーグ独自のプレーオフ制度にも着目。
「プレーオフはチャンスかも知れない。
それに向けて頑張ろうというチームの意欲も感じる。
そして今年の戦いが、来年にもつながる」
と話した。
さらに起用法についても
「先発の方が使いみちがあるだろうという感覚がある」と、
スターターを目指す気持ちも始めて吐露。
そのためにも
「ブルペンには2月1日に入りたい。
今、入れと言われても可能だからね。
そのために12月中旬からやってきた」
と鹿児島キャンプ初日から、投球練習開始を宣言した。
バレンタイン監督のもとでのプレーに
「監督が代わっても頑張る状況に変わりはない。
1年のブランクがついて回るが、
今年39歳になるし、それが年齢からくるものなのか、
ブランクからくるものなのか、判断は難しい」
と自己分析した。
「目標?数字の設定はしない。
周りにブランクのせいだった、とは言わせない」。
ベテランが静かに闘志を燃やし、待ちこがれた1年のスタートを切った。(日刊スポーツ)