| 目次 11.防犯ガラスの世界 10.防犯性の高い建物部品目録 9, シックハウス対策のホルムアルデヒド測定 8, 屋根が平らな家の防水修繕費が100万円! 7, 障害者用トイレの落とし穴 6. 雨でコンクリートが溶ける! 5. マンション管理費と共用部分 4. 住宅性能表示制度の中身 3. 危険なクラック(ひび割れ)と安全なクラック 2. 建物品質の最低必要保証は「検査済証」 1. スリッパの汚れる内覧会 |
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| 11.防犯ガラスの世界 防犯ガラスは飛散防止効果の高い合わせガラスの一種です。「割れ落ちない」「貫通しにくい」の機能があります。 防犯性能には基準がり、主に中間膜の厚みによって決まります。(日本板ガラス協会 http://www.nsg.co.jp/gwl/secuo/kijyun/) 防犯ガラスには保険付きもあり、被害が出た場合に、被害に応じて保険金を払うシステムになっています。 ただ、防犯ガラスは鋭利なものでの貫通は比較的容易で、製品によっては「焼き破り」にも抵抗性が低いものがあります。熱変形に強いポリカーボネートを中間膜に使用したものが優れているようです。 |
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| 10.防犯性の高い建物部品目録 防犯への関心が高まっていますが、4月に警察庁や国土交通省等関係団体により「防犯性の高い建物部品目録」が公表されています。目録にはドア関係・窓関係のメーカー名・製品名が明記されていて、参考になりますので紹介いたします。 警察庁(ホームページ生活安全の確保よりアクセス) http:/www.npa.go.jp/ 国土交通省(ホームページのサイト内検索で「防犯」のキーワード) http:/mlit.go.jp/ |
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| 9,シックハウス対策のホルムアルデヒド測定 厚生労働省が定めた室内濃度指針では13のVOC(揮発性有機化学物質群)がありますが、現在ホルムアルデヒドが規制対象となってます。 次の規制対象になると考えられるのは ・トルエン : 神経行動機能及び生殖発生への影響(0.48ppm:目、気道に刺激 高濃度:頭痛、披露脱力感) ・キシレン : 妊娠ラット吸入暴露における出生児の中枢神経発達への影響(トルエンと似た症状) です。 住宅建材のホルムアルデヒド発散等級最高ランク(☆☆☆☆が印)でも微量のホルムアルデヒドが含まれています。それを24時間換気にて室内汚染濃度を抑えています。 化学物質濃度測定には、測定前の室内環境設定条件があります。 標準的な測定方法(住宅性能表示制度で定められている方法) 1、 30分の全体換気(窓、扉、家具全て開放) 2、 5時間以上閉鎖(24時間換気システムは作動させる) 3、 測定 簡易測定器を使用する場合においては、簡易測定器の説明書によりますが、上記条件設定とあまりにも違うのであれば、信用しないほうが良いでしょう。 また、化学物質は夏の気温の高いときに多く発散されます。冬場の測定は残念ながら参考にはならないでしょう(既に住んでいて暖房を使用している場合は別)。 シックハウスの気になる方は、工事会社に使用材料のホルムアルデヒド発散等級のデータを見せてもらうことと、居室換気経路・回数の確認を、お勧めします。 最近でも、内覧会検査にて収納戸を開けるとプ〜ンとホルムの臭うことがあります。建材接着剤に気を使っていない危険な状態です。臭いがひどい場合は部分的に化学物質濃度レベルを測定する、チェック紙(安いです:リトマス紙のようなもの)の使用をお勧めします。 |
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| 8,屋根が平らな家の防水修繕費が100万円! 私の近所の家に○○ホームメーカーの家があります。屋根が平らな建物です。つまり瓦ではなく、ビルと同じようにシート防水の屋根です。漏水があったので、○○ホームに苦情を言ったところ「普通、シート防水は10年過ぎたくらいで、修繕や取替えしなければならない」と言われ、建坪15坪ない家ですが、100万円かかるといわれて困っています。 仮に瓦や、流行のコロニアルという洋風瓦なら、そんなことはなかったのですが。メーカーだって売るときは欠点は言いませんし、耐用年数が10数年というのは、専門家なら知っています。建設業者(不動産会社)と買主は相反する利益追及者です(完全にとは言いませんが)。その会社に「任せたよ」と言っても、第三者の監視のないところでは、いくら悪意がなくても企業利益追求はあたりまえ。 超概算ですが、15坪の家の防水シート取替えは ・防水シート撤去・清掃及び廃棄 80,000円 ・防水工事:100,000円 ・笠木等周辺の処理 30,000円 ・建設会社経費(苦情処理・下調べ・受注経費)50,000 で260,000円となります。ハウスメーカーの場合さらに経費として60,000円は最低とり、320,000円となります。いくら高品質の材料をつかっても、400,000円は超えません。なんで100万円なんでしょうか。大きい会社の研究部門、管理部門人件費や本社ビルの維持管理費でしょうか。ビルは35年で建築費と同じくらいの維持管理修繕費がかかると言われていますから。 |
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| 7,障害者用トイレの落とし穴 車椅子から直接便器に移乗する場合、トイレ便座の高さは車椅子座面高さ(450mm)とそろえることが鉄則のようにされています。その通りにしたところ、座姿勢で使用者の足が宙に浮き太ももがうっ血しそうと言われました。健常者とちがい、長時間、便座に座しているのだから、特に背の低い方は要注意。移乗の苦労も大変ですが、うっ血は良くありません。 福祉住環境は障害者本人も、設備が出来て、使い始めて、初めて気がつくことが多いので、気は抜けません。 |
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| 6、雨でコンクリートが溶ける! コンクリートの床を作った(コンクリートを打つという)翌日に雨が降りました。窓から、コンクリートが濡れているの見て妻が、「あ〜あ、コンクリートが溶ける」と言いました。そう言えば、以前、お施主さんも「コンクリートがまだ完全に固まっていないのに、土を被せていいの?」と本気で心配していました。一般常識的には、固まっていないものを水の中に入れることは良くないという感じです。 専門的なことは省きますが、コンクリートは打設24時間後には、水中に入れることが一番いいのです(20℃が適当)。コラーゲンで皮膚の潤いを保つようなものですかね。急激に水分を失うことがよくないのです。コンクリート打設後は振動を与えてはいけません。 |
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| 5・マンション管理費と共用部分 マンション内覧会で購入契約済みの住居はよくチェックしますが、共用部は関係ありませんか? マンション購入後は決められた管理費を支払います。管理費の妥当性は一概に決められませんが、私の管理経験上、35年で建物工事価格の60%くらい必要です。(植栽や建物以外の部分の維持費は別)建築費が坪あたり60万円とすると、25坪の住居は共用部分も含めて1.2倍として30坪ですから、 30坪×60万円=1800万円です。この60%は1080万円 この金額を単純に35年間の月換算しますと、25,714円です。日ごろの維持管理を適切に行う場合は20,000円くらいで済むと考えられます。さらに、最近の建築材料の品質も向上していますので、1〜2割程度は下がり、17,000円というところでしょうか。建物は必ず劣化しますので管理費は安いと喜ぶのは早計です。普通、管理費はこれより安めですから、大規模修繕(外壁や屋上防水修繕)時にドカンと臨時工事金を工面しなければならなくなります。 管理組合費の使途は皆様の住居部分に対してではなく、共用部や管理活動費になります。 共用部の建築材料が安物であれば当然劣化は早く長持ちしません。共用部も自分の財産には違いがなく、自分がお金を出して管理してることを認識してください。 |
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| 4.住宅住宅性能表示制度の中身 住宅の性能表示制度が出来ています。数項目に対して、住宅の等級が示されています。 1、構造の安定 : 地震や風に対する建物の強さ。(最近大地震の話が出ます。ちょっと勉強するのもいいと思います。) 2、火災に対しての安全 : 火災の早期発見や燃えにくさ。 3、劣化の期限 : 建物の劣化のしにくさ。 4、維持管理への配慮 : 設備配管等の点検・清掃・補修のしやすさ。(建物の寿命は設備と深い関係があります。大事なことと思います。) 5、温熱環境 : 省エネルギーと考えて結構です。 6、空気環境 : シックハウスのことや換気のことです。 7、光・視環境 : 採光面積や日照確保の度合いです。窓が大きいと案外、省エネになりません。 8、音環境 : サッシや床の遮音性能。(マンションにはとっても大事ですね。) 9、高齢者への配慮 : バリアフリーですね。現在そうでなくても、バリアフリーに改修しやすいことも大事です。 以上9項目についてですが、等級を上位にするにはやはり、建設費が増えます。自分が要求したいことと、周りの環境を考慮して、何が大切かを決めておくことが買い物上手ではないでしょうか。 |
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| 3.危険なクラック(ひび割れ)と安全なクラック 「安全な」と言う言葉は多少、語弊があるかもしれませんが、気にしなくて良いという意味合いです。ひび割れに「安全なんてない」ということが通常の考えですから、嘘でしょと思うかもしれません。 コンクリートやモルタルは、セメントと水が水和反応を起し、熱エネルギーを放出して収縮しながら硬くなっていきます。このとき出来るのが「「収縮クラック」と言いいます。この現象は避けられません。他に危険な、 ・基礎の不動沈下によるもの ・鉄筋腐食によるもの ・構造のたわみによるもの などがありますが、「収縮クラック」は設計や施工努力で減少させたり、クラック幅を小さくすることが出来ます。つまりクラックの幅で安全か、危険かが判断されます。「ヘアクラック:髪の毛のように細いひび割れ」は構造体に影響を与えませんので安全であり、通常幅が0.3mm以上になると、内部の鉄筋にも悪影響を及ぼすため危険とされています。危険だから、建物が崩壊すると言うことではありません。クラックが多いようでしたら調査することを勧めます。 |
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| 2.建物品質の最低必要保証は「検査済証」 個人のお客様とお付合いし始めて、「危険!」と感じることは、「検査済証」の重要性が認識されていない方が多いことです。検査済証は「この建物は、建築前に申請のあったように、法律に違反してません。」という、役所が発行する証拠書類です。当然、済証は住宅購入後に、お客様へ引き渡されます。 販売業者で、「検査を受けると、高くつくだけで、メリットがない。うちは変なことしませんから。」と言うなら、一番あやしい。他に、住宅性能の工事審査済証というものもあります。 |
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| 1.スリッパの汚れる内覧会 私は検査にに必ずスリッパを持参しますが、住宅購入をされる依頼主のためのスリッパがなく、寒い思いをしていることによく遭遇します。内覧会に「スリッパ持参」の必要性を考える人などいませんから。もし、住宅販売者側が当然、スリッパを用意すべきでしょう。 私のスリッパの底は、検査後いつもホコリで真っ白になります。依頼者の靴下の汚れが想像できます。けれども、住宅販売者側のアテンダントはスリッパを用意しません。さも「スリッパが必用ないくらい清掃しています。」とアピールしているかのように。冷えやすい女性のためにも、新しい靴下やスリッパを用意することが、カスタマーズ・サティスファクションではないでしょうか。 |
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知識の項目は順次追加いたします。
