□■□スピードワゴンのビシバシ純情  第8回□■□
れいこんぶ様より

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                      赤ちょうちん  ”最近の若者”と”オヤジ”の間

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   僕、井戸田 潤も今年で32歳。結構な年だ。

 自分が高校生のころは、32といえばバリバリの大人で、家庭を持って家なんかも建てちゃって、

 しっかりした生活をしているんだろうなって何となく思ってた。

   先日、友人と飛び込みでおでん屋に入った。

 カウンターだけの小狭い店で、年老いたママが1人で仕切っていた。

 客はしょぼくれたサラリーマン2人。

 絵に描いたような場末の赤ちょうちんだ。

 2人の会話はこうだ。

   A「最近の若者はロクにあいさつもできない。アイツらの親だったらひっぱたいてやりたいよ」

   B「いや〜、まさにそうですな〜」

   オヤジというのは本当にこういう会話をするんだと逆に感心していた。

   A「やっぱりね、第一印象はすごく大切だから。そう思わねぇか?そこの金髪の兄ちゃん」

   えぇ〜っ?おれ?オッサン、第一印象悪ぅ〜。

 おれが親だったらひっぱたいてやりたいよ〜。

   A「何だ、そのジャージーはみっともない。貧乏学生か」

   井「え〜、まぁ・・・。そんなとこです」

   A「分かった。じゃあ、今日はおれ金持ってるからおごってやるよ」

   井「マジっすか。ありがとうございます。そんなにお金持ちなんですか」

   A「こんなトコでいうことじゃねぇけど、まぁ大体40万ぐらいだな」

   井「あぁ〜・・・。それだったら僕も・・・」

   途中でやめました。

 おごってもらう手前何も言えないまま、最近の若者のダメっぷりを嫌というほどダメオヤジに聞かされた。

 店を出て、友人とあんなオヤジにはなりたくないな、と話していた。

   でも、ふと電車で騒ぐ高校生なんかを見かけると「最近の若者は・・・」とつい思ってしまう。

 ちなみにピラミッドの壁にも「最近の若者は・・・」と落書きがあるそうだ。

            □■□ 中日新聞に掲載されているものをそのまま引用しています。 □■□

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