それから、思い出の隙間を埋めるようにQUEENに関係するモノを探し始めた。
アルバムをCDで買い揃え(但し『HOT SPACE』『LIVE MAGIC』を除く^^;)、ライブ盤をLDやVIDEOで買い揃え、書店でQUEENに関連する本を探し、所有している70年代に出版されたQUEENの本と読み比べたりしていた。
パソコン通信のNIFTY SERVEにあるROCKフォーラムでQUEENの話題で盛り上がっているのも覗いたりした。
(そのRESの早さに追いつけず途中で挫折してしまいましたが、ここは若い人たちで活気溢れています)
また、どうしても動いているFreddie(しかも70年代の大好きだった頃)が知りたい一心で、彼らが嫌っていたBOOT(海賊版)のCDやLiveVideoを買い求めたり、海外旅行へ行く友人には必ず現地でQUEENに関するモノを見つけたら買うように頼んだりと、QUEENから離れていた10年という溝を埋めるようにQUEENに関する情報を収集し出したのです。
"INNUENDO"を聞いた時のショックは、今までに経験したどんな悲しみよりも深かった。
その深い感動と悲しみと喜びは、陳腐な言葉では言い表せない…
不謹慎かも知れないが、このアルバムを聞いて僕は涙しながら微笑んでいたのだ。
「これだよ!コレ!僕が待っていたのはコレなんだ!」
ちゃんとFreddieは僕との約束を果たしていたんだ!「大丈夫!戻ってくるサ」って約束を…
それまでは、現役引退後の穴を埋めるようにムキになってCDやLD&Videoを見聞きしていたが、このアルバムはそんな冷静さを欠いていた僕を昔の気持ちを取り戻させてくれた。
それからじっくりこのアルバムを聞いた。そう昔のように何度も何度も繰り返して聞いた。
"THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES"の完全版を観た。気丈なFreddireが我々に話しかけている。
泣けた。 泣いた。
やっとFreddieの死が実感として僕に襲いかかって来たのだ。
何度も何度も繰り返し観た。そう、涙枯れるまで…だから、今は微笑みながら観ることが出来る。
I still love you.
現役に戻ってからしばらくしてQUEENの新譜が出ると聞いた。
色々噂は耳に入ったが、そんなコト僕には関係無い。私たち夫婦は'74年からそんな噂話など、五万と乗り越えて来たのだ。
"MADE IN HEAVEN"を奥さんと一緒に聞いた瞬間「え?え?え?」二人で顔を見合わせた。
どこが死を目前とした人間の声量だろう!第一声はまるでデビュー当時の声のように若々しかった。
しかし、あまりにも無垢で純粋な言葉は非情にも現実を直視した内容だった。歌詞を理解した瞬間まぶたが熱くなっていた。
強い!…
Freddieに限ったことではないが、どうして死を悟った人は、あんなにも強く優しくなれるのだろう…
何処かで、どの曲は誰が作った、アレは何時頃レコーディングしたとかで盛り上がっていた。
もうウンザリだ。そんな話は沢山だ。今はそんな話聞きたくない!
僕は天国からの彼の声を聞いていたいのだ。
だって、僕はまだFreddieに「さよなら」を言って無かったんだ…
そして彼が亡くなり七回忌を迎える今、僕はこうしてインターネットを通して貴方達とQUEENについて話しています。
時代に踊らされ、いい気になってQUEENバッシングをしている青二才の自称音楽評論家達に嫌気がさし、20年前にQUEENへの思いを閉ざして以来他人と話しをして喜んだりしなかった私ですが、これからもQUEENを僕の音楽の原点とし、QUEENを通して沢山の人たちと知り合いになりたいと思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
ほんのチョットのつもりで書き出したのですが、…随分ダラダラとなってしまいましたね^^;
これからも各SiteともQUEEN、FREDDIEの愛に包まれるよう充実させますので、ごゆっくりしていってください。(こぼ造)
【THE END】■■■■■