こぼ造が選んだBEST 3
1.THE MILLIONAIRE WALTZ : この曲なくして、このアルバム無し!
2.SOMEBODY TO LOVE : 天使のラブソング3を作るなら、この曲を推薦するネ
3.YOU TAKE MY BREATH AWAY : 美しい…
このアルバムだけで一日話しが出来るほど、私はこのアルバムが大好きだ。
発売当時は「2匹目のドジョウ」と沢山の評論家達にコケにされ、今でも前作「オペラ座の夜」の影に隠れ、評論家やファンからもあまり支持されないアルバムだがたが、私は当時からメチャクチャ大好きだ。
車にモデルチェンジとマイナーチェンジがあるように、これまでモデルチェンジのように作っていたアルバムを、前作からマイナーチェンジで本人たちが納得行くまで細部に拘ったツウ好みにに仕上げたのがこの「華麗なるレース」だと、なぜ気がつかない。だからプロデュースもクイーンだけで行ったのだろう。
前作の大成功を裏づけに、更なるクイーン・サウンド(ポップ化)の確立が進められた結果、今聞いても色褪せない傑作アルバムに仕上がっているが、当時としては異色なアルバムでした。ロックというジャンルにも関わらずポップなサウンドとバラエティな曲調は、当時の「正統派」を好む人々に毛嫌いされても仕方無いことだったでしょう。
昔の名残を連想させるブリティッシュな曲は10曲中2曲となり、後は4人によるバラエティな作品が収められています。コーラスワークやギターオーケストレーションも更に磨きがかかり、変な力みも無駄も無く、前作からのマイナーチェンジが本当に上手く出来ている。それにしても、オペラを極めれば残るはワルツとばかりに、見事にワルツとロックがコラボレートされ、総仕上げはゴスペル!と容易く名曲を作り上げている。
オペラ座の夜を最高傑作と呼ぶことに異論はありませんが、このアルバムでひとつの頂点を極めたと私は思います。
当時を知らないファンも、このアルバムを聞くだけで、当時のクイーンの勢いと彼らの成長の凄さを知ることが出来るでしょう。
ちなみに、前作同様マルクス兄弟の映画の題名を引用した「A DAY AT THE RACES」ですが、映画の邦題は「マルクス一番乗り」です。
2002/12/29
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