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scene 2002

NEWS OF THE WORLD
1977/10/28(UK) / 1977/11/25(jp) Album UK Chart No.4 Produced Queen
 
Side-A
01.WE WILL ROCK YOU (May)
02.WE ARE THE CHAMPIONS / 伝説のチャンピオン (Mercury)
03.SHEER HEART ATTACK (Taylor)
04.ALL DEAD, ALL DEAD (May)
05.SPREAD YOUR WINGS / 永遠の翼 (Deacon)
06.FIGHT FROM THE INSIDE / 秘めたる炎 (Taylor)
Side-B
01.GET DOWN, MAKE LOVE (Mercury)
02.SLEEPING ON THE SIDEWALK / うつろな人生 (May)
03.WHO NEEDS YOU (Deacon)
04.IT'S LATE (May)
05.MY MELANCHOLY BLUES (Mercury)
 
 
こぼ造が選んだBEST 3
1.WE ARE THE CHAMPIONS :文句無しでしょ
2.IT'S LATE :サウンドはシンプルになったけど、こういう大作がクイーンらしいものネ
3.MY MELANCHOLY BLUES :意味深な内容に曲がマッチ

アルバムリリース当時、戸惑いを感じたのは私だけでは無いでしょう。

ジャケット・デザイン、サウンドと、今までと180度異なる内容に躊躇するとともに、とりあえずクイーンらしさが残っている安堵感とが複雑に入り乱れ、戸惑いと興奮を整理するのに時間がかかたものです。
戸惑い…何てったって、まず真っ先に驚くのジャケットデザインの意味です。SF的モチーフはクイーンサウンドと相対するイメージがあり「何故?」。それにフレディが怪我をしている意味は何を暗示している?昔、ビートルズのアビーロードのジャケットでポールが裸足だったことで、死亡説やら脱退説と大騒ぎになりましたが、このアルバムデザインの意味も、ファンの間で物議を交わしたものです。今となっては相対するイメージを採用したのは、新しいジャンルに挑戦という内容にマッチしたものと理解出来ますが、10代にはまだ早かったですね(^^ゞ
サウンドの変化にも戸惑いは隠せませんネ。
クイーンサウンド=重厚なサウンドとコーラスワークは影を潜め、いずれもシンプルになっています。無駄を突き詰めて行けばシンプルになるのは時間の問題でしたが、あまりにも早く、唐突に出てきたアルバムに4人の想いに多くのファンが追いつけなかったと思います。

とはいえ、落ち着いて聞いてみれば、秀作揃いの作品とバラエティな構成、そして新たな一面の発見と、興奮する素材も多く、楽しいアルバムに気がつきます。
オープニングスタイルはQUEEN IIでのProcession以来ですが、今でも度肝を抜く奇抜なアイディアはさすがフレディとしか言いようがありません。また、ジョンの才能に驚いたのもこの作品からです。一般的にはOperaのYOU'RE MY BEST FRIENDが有名ですが、私はこのアルバムでジョンは只者では無いこと、他の3人にボディブローのような影響を与えているだろうと思ったものです。(実際に彼はクイーンにとって非常に大きな存在となっていました)
このアルバムの軸というか、バランサーとして重要なポジションにあったIT'S LATEは数奇な曲です。
変化について行けないファンが、かろうじて残ったのもこの曲に頼るところが大きかったのでは?
また、クイーンサウンドを継承しつつも、クイーンサウンドは重厚なサウンド&コーラスだけでは無いということを証明した曲であり、以降のサウンドの布石になったと思うのですが、ライブでの演奏も少なくファンの支持も大きくはありません。

と、長くなりましたが、このアルバムを一言で語れる「伝説のチャンピオン」は、やはり名曲ですね。
世界中の人々に愛されクイーンのことを知らない人々が歌う姿を見ていると、音楽の力の凄さ素晴らしさを実感するとともに、クイーンのファンであることを誇りに思える瞬間ですネ。

2003/01/19
 
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