こぼ造が選んだBEST 3
1.LOVE OF MY LIFE :やっぱりオーディエンスとして一緒に大合唱したくなるじゃない(^o^)v
2.DON'T STOP ME NOW :4つの楽器だけの演奏なのにこの迫力!ロジャーのコーラスが武器だってわかるよ。
3.WE ARE THE CHAMPIONS :演奏、コーラス、大合唱!三拍子揃った名曲です!
当時、彼らを含め多くのバンドが、巷に流出する海賊版対策に頭を抱えていたようです。
クイーンもそのバンドのひとつでしたが、当時、彼らはまだライブ盤を出す時期では無いと考えていましたが、海賊版対策として、結果的にスタジオで多少オーヴァーダビングした形で2枚組みライブ盤をリリースしました。
リリース当時、このオーヴァーダブがロック・ファンや評論家の間で賛否両論意見が分かれました。
ライブ盤にも関わらず、サウンドをスタジオで重ねた行為が非難の的となりましたが、生のライブを聴いたことが無い私には、どこまでスタジオで手を加えたのか判りませんでしたネ(^^ゞ
このアルバムは後にロジャーが公にクイーンのアルバムとして否定しているように、レコード会社の意図のもとで収録されましたが、このアルバムを喜んだファンは世界中に沢山いると思います。
但し、海賊版以外のライブ音源が出たのは、これが始めてでは無かったと思います。このアルバムより1,2年ほど前に、BBC制作の74年のライブをNHK FMが放送し録音しています。(この音源はその後、十数年後にboot版として再開しました^^;)
レコード盤の初版プレスはカラーレコードとなっていて、蛍光がかった赤と緑の半透明のような2枚組レコードです。当時のライティングの色に合わせたのでしょうか、結構派手なレコードでした。ピクチャーレコードは珍しくありませんでしたが、カラーレコードって後にも先にも珍しかったと思います。
内容は2枚組というボリュームもあり、ライブの臨場感は抜群で、オーディエンスの興奮も十分伝わって来る素晴らしいものです。
特に、このアルバムを聴いて驚くのは、ライブでのロジャーの存在感です。
巷では、クイーンファンでさえロジャーのドラマーとしての技量が、ブライアンやフレディのそれに比べて劣ると囁かれ、コーラスワーカーとしての価値でメンバーに残っているンじゃないかとまで、陰口を叩かれていました。
このアルバムで聞くロジャーのコーラスワークは、その噂を立証する結果となりましたが、それ以上に、その存在感の方が圧倒的に勝っています。また、テクニックは確かに他にも上手なドラマーはいたでしょう。しかしこれほどクイーンというバンドにピッタリなキャラクターを持ったドラマーが、ロジャー以外にはいないことも証明したのも、このライブ・アルアムです。
このアルバムの聞き所のヒトツは、Side-Aの10曲めDREAMER'S BALL,LOVE OF MY LIFE,'39と3曲続くアコースティックナンバーでしょう。特に、Love of my lifeでは、誰もが一緒に歌わずにはいられません。
そして、Side-Bの1曲目、DON'T STOP ME NOWでのパフォーマンスには脱帽です。ギター、ベース、ドラム、ピアノのたった4つの楽器にも関わらず、ダイナミックで迫力ある演奏。よォ〜く聞いてご覧なさい、それぞれのパートがしっかりメロディを奏でている。そして、この曲で一番貢献しその存在感を示しているのは、誰よりもロジャーです。8ビートの激しいリズムを刻みながら、時にはフレディのボーカルをサポートし、時にはコーラスでボーカルを盛り上げています。この曲は、ロジャー無しでは成り立たない曲ですね。
そして、一番ライブ感を味わえるのは、ラストを飾るWE WILL ROCK YOU,WE ARE THE CHAMPIONS,GOD SAVE THE QUEENです。この曲構成ほど、ライブのエンディングを飾るのに相応しいものはありません。ライブ盤もステージやオーディエンスの雰囲気を最後まで十分に伝えています。
今となっては、その後のライブ映像によりクイーンのライブの素晴らしさは余すことなくファンは知ることが出来ますが、当時はライブ・アルバムでしか体験することが出来ませんでした。録音技術が格段に向上した今となっては、アルバムの音質は必ずしも良い状態ではありませんが、かえって臨場感が出せているように思えます。ライブ映像が出ている今、その役目は終えましたが、70年代の彼らのライブに触れることが出来る貴重な音源であることには変わりありません。
週末、大音量にして目を閉じてじっくり聞いてみてはいかがですか?
2003/03/02
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