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scene 2002

THE WORKS
1984/02/27(UK) / 1984/03/16(jp) Album UK Chart No.2 Produced Queen and Mack
 
Side-A
01.RADIO GA GA (Taylor)
02.TEAR IT UP (May)
03.IT'S A HARD LIFE / 永遠の誓い (Mercury)
04.MAN ON THE PROWL (Mercury)
Side-B
01.MACHINES (or Back To Humans) (May/Taylor)
02.I WANT TO BREAK FREE (Deacon)
03.KEEP PASSING THE OPEN WINDOWS (Mercury)
04.HAMMER TO FALL (May)
05.IS THIS THE WORLD WE CREATED? / 悲しい世界 (Mercury/May)
 
 
こぼ造が選んだBEST 3
1.RADIO GA GA:オーディエンスを巻き込んだパフォーマンスは唯一無二ですね。
2.IS THIS THE WORLD WE CREATED?:多くのメッセージソングとは一味も二味も違います。沁みますねぇ…
3.IT'S A HARD LIFE:プロモは行き過ぎですが(^^ゞさすが王道、ライブの方がずっとカッコイイです。

本作は、半年間の休養後"HOT SPACE"の商業的失敗を乗り越えて、心機一転製作したアルバムです。
セールス的には大ヒットしましたが、私には全アルバムの中で一番印象が薄いものとなっています。
私は、このアルバムはフレディが亡くなってから観ました。そう、「聞く」というよりもプロモのイメージが強く「観た」という言い方がこのアルバムは合います。それから、このアルバムは4人の共同作業というよりも、4人のアーティストによる競作という感じがしてならないのです。たしかに、曲の殆どをフレディやブライアンが制作していた旧作と違い、本作はヒットメーカーとなったロジャーやジョンも曲を提供しています。4人の個性も明確に曲に現れているため仕方ありませんが…それだけでは無い「何か」がひっかかるンですよ。微妙〜なニュアンスがネ。
結果論になりますが、前作の方が遥かにバンドらしいアルバムに聞こえます。とファンはいつも無いものねだりですね(^^ゞ
まぁ、そんな色々な理由から一番印象が薄いアルバムとなっています。

それはそれとして、いま聞き直してみると、このアルバムは見事なまでに新旧クイーンサウンドが混沌としており、結果的に、当時の彼らを取り巻く状況や脱皮への苦労を知ることが出来ます。
旧サウンドはフレディやブライアンが提供している曲であり、新サウンドはロジャーやジョンが提供している曲です。勿論、どちらの優劣を指しているのではなく、ここから新しいクイーンサウンドが確立されたんだなァ〜と実感してしまいます。
旧作を彷彿させる"IT'S A HARD LIFE"なんて、下手すれば時代錯誤でプロモは悪趣味だけど、ライブでは王道らしい懐かしいサウンドを聞かせてくれます。新しいサウンドとして生まれた"RADIO GA GA","I WANT TO BREAK FREE","HAMMER TO FALL"はコンサートで一番盛り上がる曲としてセットリストに組まれています。

という話題の影で全く目立たないのですが、"IS THIS THE WORLD WE CREATED?"を忘れないで頂きたい。
この曲はプロテスト・ソングでもメッセージ・ソングでもありません。そんな傲慢な歌では無い、謙虚な自戒の歌だと思います。

この歌を作り、ライブ・エイドの終盤で歌ってくれたフレディとブライアンを私は誇りに思います。

2003/06/01
 
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