1995年、収録された12曲中QUEENオリジナル新曲は01,03,04,05,09,10の6曲という異例のアルバムがリリースされた。
早速、巷の音楽評論家やマニアの間では評価が二分され、その殆どが「駄作」という烙印を押していた。
「駄作」…
一言で片付けるのは簡単である。
しかし、何故、この時期にこんな形でアルバムをリリースすることに決めたのか、改めて考えてみてほしい。
レコード会社との契約という冷ややかな考えもあろう。それで結論付けられるほど彼らはビジネスマンでは無い。
"INNUENDO"リリース後、フレディの強い希望により4人は再び集まり、レコーディングが開始された。
彼のお気に入りのスタジオで彼の体調に合わせて進められたレコーディング作業。
メンバー、スタッフ、皆毎日が葛藤の日々だったと思う。
それでも彼らを突き動かしたのは、紛れも無くフレディを中心とした強い絆だ。
そういう状況の中で製作されていた音楽を何らかの形で世に送り出したい…
このアルバムは熱く強く深いメッセージーが込められた、メンバー&フタッフの男気のあるアルバムだと私は思い続けている。
このアルバムの意義を本当に理解できるのは、もっと深い人生経験を積んだ後ではないだろうか…
平凡な人生、単純な生活、わずか数十年育ってきた程度で理解できるほど浅く甘いものでは無いだろう。
このアルバムを本当に理解でき受け入れることが出来た時
私は自分の人生に胸を張ることが出来る気がする。
2005/10/01